「日に新たに」・・・・あくなき好奇心と探究心を持って、生かされていることに感謝し、日々精進・努力していきたい

「新しく生まれる」感謝の日々。「生きとし生きるものは永遠に生きている」実感の日々。「初心忘れず」を繰り返す日々。

「下流社会」(三浦展著)を読む。

2016年09月19日 11時10分19秒 | 2030年の日本を観てから現役引退
2005/12/25
階層意識が変わってきているのか??? 

「下流社会」を読んだ。階層意識の変化を、統計資料を用いて証明している。
下流社会の善悪・是非等については、読者の価値観にゆだねているのが、客観性を増している。
爺は改めて、いわゆる中流意識が減少し二極化が進んでいるのだなぁ・・・・・・と感じた。
階層意識の変化の分析が面白い。百貨店の売り上げを例に取り上げて
説明しているのには、爺はなるほどと思った。あまり書いてしまうと、著作権侵害???
になってもしまうかもしれないので、ちょっぴり述べてみよう。
当然、物足らないことになるが、それは、本を買ってのお楽しみと云うことにしよう。

百貨店の売り上げが3年続きで減少している。その原因はこれまでの「中流意識」を
前提とした売り方・経営戦略をしているからであると指摘している。数字を挙げて
より具体的に説明している。説得力があるねぇ・・・・・・。なるほど・・・・。
新宿伊勢丹の「メンズ館」には高級品が置いてあるらしい。「メンズ館」の売り上げが
伸びているらしい。なぜ、伸びているのかを、この著書は説明している。階層変化の
進展が理由であるとの結論付けである。納得!!した。著者の分析が素晴らしいところは
著者の独断と偏見が排除されていることである。爺とは逆である。爺は独断と偏見が
主流である。「下流社会」の住人になりそうである。でも、下流社会の住人は不幸である
とは著者も爺も考えていないので、客観視してほしいと思う。
しかし、爺のご意見板としては、「下流社会」の是非をあえて述べてみなければなるまい。
余計なお世話??かもしれないが、それが、爺の爺たるゆえんであるから、止められない。

年末まで、爺は超忙しい。まさに師走である。仕事がどういうわけか「山積み」である。
いわゆる「作業・肉体労働」なので、疲れてしまうから、仕事がはかどらない。
来年からは解放されたいものである。大学院で学んでいることを生かせる仕事で、
社会貢献をしていきたいというのが、爺の第二の人生のテーマなので、努力していきたい。
爺は「人生への意欲」が高いと自負しているので、「上流社会」の
範疇に入れてもらえるはずである。「人生への意欲」は高い方が良いだろう。
短い人生だから、精一杯生きた方が、人生意気に感ずることができよう。

爺は最近、「死の美学」というのを想い描くようになった。内容は大したことではない。
誰もが考えることである。爺の場合は、それが現実になると信じているので、
「誰もが考えること」とはちょっぴり違うのである。新春に発表????しよう。

                                                            
2006年5月に投稿した。滋は反省している。2006年よりも「退化」している。
「退化」は悪くはないけれど、滋の感性には合わない。「新生」が滋の感性に合う。


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