38歳からの百姓志願~実践編。

霊峰・石鎚を仰ぎ、瀬戸内の陽光を望む愛媛県西条市、「有機菜園 藤田家族」無農薬・無化学肥料の野菜と暮らし。

稲刈り、終了。

2006年10月21日 | 農と暮らしの日記

「終了」なのに、写真がない。
なぜかというと、稲刈りそのものは終了したけれど「はざ掛け」が途中までしか済んでいないから。バインダーで刈って束ねられた稲の一部がまだ田んぼに横たわったままなのだ。要するに、見た目にかっこ悪い状況。通りがかりに見た人は、「あれ、なんでこれぐらい掛けてしまわんのだろか。はよしたらええのに」と思うに違いない。でも、まあ時間切れなのだから仕方がない。続きは明日。

代わりに、上の写真は幼稚園近くの畑。
この畑は畝の長さ(東西。写真の手前から奥まで)が約40m。画面の右手、映っていない部分には夏作の茄子、ピーマンや里芋などがある。そして、画面の左端から、現在作付けられているものを列記すると(写真では小さくてよくわからないと思いますが)、京菜、チマサンチュ、ほうれん草、春菊、チンゲン菜、玉葱(育苗)、写真中央左の列が蕪で中央右の列が赤蕪と「みぶな」、さらに小松菜、大根。その右手にまだ収穫中の茄子が、もじゃもじゃっと見えている。

ご覧の通り、いろんなものが混在している畑である。
上に列記した野菜のうち、ここにしかないのはチマサンチュとみぶなだけで、あとはすべて他の畑(しかも複数)にも成育中。



今日は朝早いうちに出荷を済ませる。
そして家族総出(夫婦と子ども2人)で稲刈りに。あらかじめ稲木を架けておき、僕がバインダーで刈り、渚と真が稲の束を運び、それを薫が稲木に掛ける。……という連携作業がうまくいっていたのは最初だけで、子どもたちはすぐに遊び始めて、まあそのほうが都合がよかったりして、とにかく午前中にけっこう進んだ。

午後、再開まもなく松山に住む兄と姪2人が到着。
「珍しいカボチャをもらったから種を採ったら?」ということでわざわざやってきてくれたので、それならその手を借りない手はないというわけで、思いがけない助っ人たちを得て、作業はさらに順調に進んだのである。が、いいことがあれば悪いこともあるのが世の常、稲木の一部が強度不足のために崩れてやり直しをしたりして、結局、刈り取った稲をすべて掛け終わらないうちに時間不足のために撤退となった次第。

それにしても好天続きは本当に助かる。
明日もあれこれ忙しいが、時間を見つけてなんとか田んぼを片付けてしまいたい。
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