38歳からの百姓志願~実践編。

霊峰・石鎚を仰ぎ、瀬戸内の陽光を望む愛媛県西条市、「有機菜園 藤田家族」無農薬・無化学肥料の野菜と暮らし。

ひとり旅のお客さん。

2006年08月15日 | 農と暮らしの日記
この夏、三組目のお客さんが到着した。
といっても今回は、子どもひとり。

神奈川に暮らしていたときの、渚の同級生。
保育園時代からの仲良しで、小学校に入学しても同じクラスになった。

その彼女が、ひとりで愛媛にやってきた。
ANAのキッズらくのりサービスを利用してのひとり旅。松山空港へは渚と真、薫が迎えに行った。こういうとき、軽トラしかない我が家はちょっと不便だけれど、せっかくの四国旅行だから、海の見える予讃線に乗ってもらうのも、僕としてはうれしい気分だ(まあしかし、子どもは車窓の海なんて見やしない、きっと)。

それで今夜は早速、花火。
明日以降、残念ながら天気は下り坂なので、できるときにやっちゃおう、という次第。花火って、なんとなく最後の夜に、「もう帰っちゃうんだねー」と名残を惜しみながらやるイメージだが(僕だけ?)、ここは現実的にとっとと進行する。



さて、そんな一日も農作業はいつも通り。
5時過ぎから収穫し、野菜セットの出荷。そのあと午前中は畑のあちこちで刈り払い機を振り回す(ガソリンを燃やす)。

昼前にトラクタで秋の作付けのための耕耘。
途中、正午を迎えたところでエンジンを止め、静寂のなかで「終戦の日」であることにあらためて思いをはせる。

午後、人参の追加を播く。
トラクタで耕耘し、管理機で畝立てし、播種機を転がして種を播く。約2デシリットル。種の量を量る単位が「デシリットル」だったって、知ってました? 理科の授業以外で使ったことなかったこの単位にこんなところで出会って、ちょっと不思議な気分。

その後、ついでに隣の人参の除草。
約1か月前に播いて、こちらはまずまず順調に芽が出て成育中だが、ぽつぽつと枯れ始めているものもあり、この辺りで雨が降ってくれないと、今後が心配だ。

明日は午後から降り出すという予報。
ただ、それも台風の動き次第だろう。さて、何を優先するか。
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