38歳からの百姓志願~実践編。

霊峰・石鎚を仰ぎ、瀬戸内の陽光を望む愛媛県西条市、「有機菜園 藤田家族」無農薬・無化学肥料の野菜と暮らし。

高校野球、西条無念。

2012年07月26日 | 農と暮らしの日記
空芯菜の畑にも水を引いた。
昨日、薫が草刈りをしてくれたので心置きなく。手前はスーパーにも出荷中の大葉(青紫蘇)。水口に近いほうに空芯菜を作付け、遠いほう(写真手前)には青紫蘇。こうしておけば用水から水を引くときに便利なので。

空芯菜は水が好きなようだ。
産地では水田や用水池に筏を組んで水耕栽培のように作付けるやり方もあるそうで、あるいは水質浄化のために利用されたり(たとえば印旛沼の例)、ところが逆にこれがいわゆる「外来種」の繁茂による在来種の危機につながるという話もあり(たとえば東京・井の頭池の例)、ここにリンクしたのはいずれもちょっと古いページだから現状ではどういう評価になっているのかわからない。
何でもそうだけど、「絶対的に善!」というのは難しいらしい。
それはともかく、空芯菜は竹輪と炒めるのが僕は好き。豚肉となら尚可。



木曜、セットは宅配便のみの曜日。予報通り終日の晴天、高温。
渚は総体明けで部活動が休み。真はかかし作りの最終日。

朝:5時半頃から枝豆だけ先に収穫、6時半過ぎ、ラジオ体操から真が戻り、みんなで朝ごはん。
真たちのラジオ体操、帰ってくるのが早いと思ったら「第一」しかしないという。せっかく早起きして集まったのに「第二」までして帰っても何分も違わないのにと思ったけど、最近は運動会でも第二はしないようだし、もしかしたら第二までやっても、子どもたちは正しく体操できないのかもしれない。
地区運動会みたいに、N先生に指導に来てもらわなければ!

午前:7時前から収穫に出て、9時半戻り。
オクラのほか、冒頭の空芯菜など葉ものも始まって収穫に時間がかかる。とり急ぎスーパー出荷分を先に荷作りし、ようやく10時過ぎに市街へ。スーパー出荷。

戻ってセットの荷作り。
傍らの携帯ラジオは高校野球の準々決勝、西条―今治西は息詰まる投手戦。

正午前から昼ごはん。
野球は延長に入り、しかし西条の主戦、力投していた小川投手は足がつって降板。そしてその後はバッテリーの失策が続いて2失点し、力尽きた。炎天下の投げ合いの一方で延長に入っても味方の攻撃に決定打が出ず、こうなるとアクシデントとかミスとかではなく、やはりチーム力の差だったのだろう。ほころびがどこに出るか、それはたまたまのことのように思われる。
最後の試合も「守り」中心、西条らしい戦いだった。

午後:薫は小学校のプール当番で、僕はセット荷造り続き。
16時過ぎに宅配便が集荷に来てくれたけどまだ仕上がらず、薫が伝票を次々に書きあげては僕が箱に入れてガムテで封をし、運転手さんがそれらを順にピピッと登録してはトラックに運び込み、という綱渡りでなんとか16時半頃に出荷完了。

夕方:17時頃から畑に出て明日出荷分の人参収穫。
続いて南瓜を一気に収穫、その畑を刈り払い機で片付け30分ほど。最後に茄子の整枝を30分ほど。19時過ぎにバレーボールの真を迎えに行って、自転車も軽トラの荷台に載せて帰宅、20時過ぎから晩ごはん。



先日植えた葱の畑を見に行ったら。
何本か続けて苗が引き抜かれて干からびている。こんなことするのは畑をうろうろしているカラスに違いない。まったく困ったものだ。知能が高いと言われるカラスだが、こんなことで喜んでいるようじゃ、どうやら人間とたいして変わらないな。

<本日の野菜セット>例
じゃが芋、人参、茄子各種、ピーマン、唐辛子(伏見甘長か万願寺)、オクラ、枝豆。
セットによっては他に、赤玉葱、ズッキーニ、胡瓜、モロヘイヤ、空芯菜、から。
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