こちらは「定植」したほうれん草。
昨日写真を載せたのは一般的な「直播」だから生育不良は草に負けた部分もあるかと思うけれど、この定植ほうれん草はその心配がない。のだけれど、「肥え切れ」は共通していたようだ。黄色い。ただ、さすがに株間はたっぷりとってあるから大株に育っている。一方でその株間の大きさゆえに葉が開いて地面にはりつくようになっているから、収穫して束にするのがやりにくい。収穫直後のパリッとした状態だと葉が折れてしまう。株間を広くとればこうなるし、狭めれば大きく育ちにくい。それでも「定植」式は初めて試みてよい面もあることがわかったので、次の春作以降も試行錯誤してみようと思う。
*
金曜、ほとんど曇り。日差しがなく冷たい一日。
午前:7時前から野菜セットの仕上げをして、8時半過ぎに薫と二人で出発。
配達して回る予定の野菜セットを積んだまま市街は通過して一路、市西部の丹原町へ。
9時半から、今回主催のちろりん農園・西川さん宅「第二縁開(えんかい)場」で「佐藤幸子さんを囲む会」。
幸子さんは福島県川俣町で自然農(やまなみ農場)を営んでおられたところに原発事故が起き、現在は「子どもたちを放射能から守る福島ネットワーク」や「すべての原発いますぐなくそう!全国会議」(NAZEN)のお世話や、西日本中心の野菜を扱う「野菜カフェはもる」を運営されている。
こじんまりした部屋で約10人という贅沢な「囲む会」。
2時間近く幸子さんの話を聞いた。震災発生時から避難の時の様子、そうした中での行政の支援や、反対に怒りがこみあげる対応など。5月頃に支援物資をお送りする際に電話でお話ししたことはあったけれど、お会いするのは今回が初めて。その頃に例の「20ミリシーベルト(学校等の暫定基準値)」のことで文部科学省に抗議された時の様子をYoutubeで見ていたからその時の印象を持ったままお会いしたらちょっと違ってて、とても穏やかで明るくて温かい雰囲気の方でした。
話のなかで印象に残ったのは。
除染について疑問を呈し、その費用を避難(とくに子どもたち)に当てるべきと考えていること。放射能についての福島の方々の意識や行動の様子。つまり様々な制約の中で避難についても皆さんそれぞれに葛藤され、行動されていることなど。そして、やはり基本は日本の昔からの食・農・暮らしを大切にすることが求められていること、など。
幸子さん、西川さん、貴重な機会をありがとうございました。
午後は松山でも囲む会や講演会が予定されているとのこと。
囲む会の最後に幸子さんから以下の本や映像資料等の案内があった。
絵本『やっぺはぁ! 希望の光』文・絵=石山誠(SEEDS出版)
絵本『森の木』川端誠(BL出版)
「まねきねこカレンダー(いのちのうたNO!げんぱつ)」(ぷくぷくの会)
DVD「子どもたちを放射能から守れ~福島のたたかい」湯本雅典
*
囲む会が終わって帰り際、西川さんの畑へ。
にらの株を少し分けていただく。薫と二人でスコップで掘り上げ、コンテナに入れて配達車に積み込み。帰り道はニラの香りに包まれて餃子が食べたくなる。(今日の野菜セット、箱を開ける前に「今週はニラが入ってる!?」と思ってしまった方、ごめんなさい)。
午後:市街に戻って配達を済ませ、13時半頃に帰宅、昼ごはん。
畑に出てトラクタ耕耘作業を少し(秋の長雨による発芽不良で全然ダメだった秋じゃがの畑の片付け)。
終わってトラクタのエンジンを止めようとしたら、なんとキーがない。
鍵が摩耗して緩くなっているのだろう、たまに抜け落ちることがあって気を付けていたのだが。それにしても畑で耕耘作業中に落ちたのだから発見は容易ではない。しばらく歩きまわったけれど表面には見当たらず、とりあえずエンジンストップして農機屋さんにスペア発注を依頼。
さらに大問題なのは、軽トラのキーも一緒だったこと。
こちらはスペアが家にあるのをなんとか見つけて事なきを得たが、ばたばたして、18時過ぎに市街に出発。
今夜は青年農業者協議会の新年会。
会場のアサヒビール園は工場隣接なので臨海部にあり、遠い遠い。20分ほど全力で自転車こいで到着、ぎりぎり間に合い、会長のお務めで挨拶と乾杯の発声。たぶん、牛・豚・鶏・海鮮・野菜の鉄板焼き食べ放題&飲み放題。新しい会員も多数参加してくれていて、あれこれ話を聞くのに忙しくあっという間の2時間、2次会への動きもあったのだけれど、このくらいがちょうどよい、さっさと帰宅。21時過ぎ。
*
愛媛の伊方(いかた)原子力発電所は今夜、2号機が定期検査のため停止する。
これで同発電所は3機とも停止することになり、四国は「原発稼働ゼロ」状態に。わが家でもいっそうの節電に努めたい。
こちらもご参考まで。「伊方原発をとめる会」。
<本日の野菜セット>例
人参(B品&小込み)、大根(各種組み合わせ)、大根まびき、薄紅蕪、蕪まびき、ほうれん草、水菜、壬生菜、リーフレタス。
昨日写真を載せたのは一般的な「直播」だから生育不良は草に負けた部分もあるかと思うけれど、この定植ほうれん草はその心配がない。のだけれど、「肥え切れ」は共通していたようだ。黄色い。ただ、さすがに株間はたっぷりとってあるから大株に育っている。一方でその株間の大きさゆえに葉が開いて地面にはりつくようになっているから、収穫して束にするのがやりにくい。収穫直後のパリッとした状態だと葉が折れてしまう。株間を広くとればこうなるし、狭めれば大きく育ちにくい。それでも「定植」式は初めて試みてよい面もあることがわかったので、次の春作以降も試行錯誤してみようと思う。
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金曜、ほとんど曇り。日差しがなく冷たい一日。
午前:7時前から野菜セットの仕上げをして、8時半過ぎに薫と二人で出発。
配達して回る予定の野菜セットを積んだまま市街は通過して一路、市西部の丹原町へ。
9時半から、今回主催のちろりん農園・西川さん宅「第二縁開(えんかい)場」で「佐藤幸子さんを囲む会」。
幸子さんは福島県川俣町で自然農(やまなみ農場)を営んでおられたところに原発事故が起き、現在は「子どもたちを放射能から守る福島ネットワーク」や「すべての原発いますぐなくそう!全国会議」(NAZEN)のお世話や、西日本中心の野菜を扱う「野菜カフェはもる」を運営されている。
こじんまりした部屋で約10人という贅沢な「囲む会」。
2時間近く幸子さんの話を聞いた。震災発生時から避難の時の様子、そうした中での行政の支援や、反対に怒りがこみあげる対応など。5月頃に支援物資をお送りする際に電話でお話ししたことはあったけれど、お会いするのは今回が初めて。その頃に例の「20ミリシーベルト(学校等の暫定基準値)」のことで文部科学省に抗議された時の様子をYoutubeで見ていたからその時の印象を持ったままお会いしたらちょっと違ってて、とても穏やかで明るくて温かい雰囲気の方でした。
話のなかで印象に残ったのは。
除染について疑問を呈し、その費用を避難(とくに子どもたち)に当てるべきと考えていること。放射能についての福島の方々の意識や行動の様子。つまり様々な制約の中で避難についても皆さんそれぞれに葛藤され、行動されていることなど。そして、やはり基本は日本の昔からの食・農・暮らしを大切にすることが求められていること、など。
幸子さん、西川さん、貴重な機会をありがとうございました。
午後は松山でも囲む会や講演会が予定されているとのこと。
囲む会の最後に幸子さんから以下の本や映像資料等の案内があった。
絵本『やっぺはぁ! 希望の光』文・絵=石山誠(SEEDS出版)
絵本『森の木』川端誠(BL出版)
「まねきねこカレンダー(いのちのうたNO!げんぱつ)」(ぷくぷくの会)
DVD「子どもたちを放射能から守れ~福島のたたかい」湯本雅典
*
囲む会が終わって帰り際、西川さんの畑へ。
にらの株を少し分けていただく。薫と二人でスコップで掘り上げ、コンテナに入れて配達車に積み込み。帰り道はニラの香りに包まれて餃子が食べたくなる。(今日の野菜セット、箱を開ける前に「今週はニラが入ってる!?」と思ってしまった方、ごめんなさい)。
午後:市街に戻って配達を済ませ、13時半頃に帰宅、昼ごはん。
畑に出てトラクタ耕耘作業を少し(秋の長雨による発芽不良で全然ダメだった秋じゃがの畑の片付け)。
終わってトラクタのエンジンを止めようとしたら、なんとキーがない。
鍵が摩耗して緩くなっているのだろう、たまに抜け落ちることがあって気を付けていたのだが。それにしても畑で耕耘作業中に落ちたのだから発見は容易ではない。しばらく歩きまわったけれど表面には見当たらず、とりあえずエンジンストップして農機屋さんにスペア発注を依頼。
さらに大問題なのは、軽トラのキーも一緒だったこと。
こちらはスペアが家にあるのをなんとか見つけて事なきを得たが、ばたばたして、18時過ぎに市街に出発。
今夜は青年農業者協議会の新年会。
会場のアサヒビール園は工場隣接なので臨海部にあり、遠い遠い。20分ほど全力で自転車こいで到着、ぎりぎり間に合い、会長のお務めで挨拶と乾杯の発声。たぶん、牛・豚・鶏・海鮮・野菜の鉄板焼き食べ放題&飲み放題。新しい会員も多数参加してくれていて、あれこれ話を聞くのに忙しくあっという間の2時間、2次会への動きもあったのだけれど、このくらいがちょうどよい、さっさと帰宅。21時過ぎ。
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愛媛の伊方(いかた)原子力発電所は今夜、2号機が定期検査のため停止する。
これで同発電所は3機とも停止することになり、四国は「原発稼働ゼロ」状態に。わが家でもいっそうの節電に努めたい。
こちらもご参考まで。「伊方原発をとめる会」。
<本日の野菜セット>例
人参(B品&小込み)、大根(各種組み合わせ)、大根まびき、薄紅蕪、蕪まびき、ほうれん草、水菜、壬生菜、リーフレタス。
同じ四国に住む住人として、私も節電に努めます。
節電、ともにがんばりましょう。発電所については、まずは伊方のある愛媛県が他3県に対する責任もありますからいろいろとやらないといけないことがありますが、ご協力もお願いしないといけないと思ってます。
愛媛県民だけが「節電するから原発いらない」と言っても他県から「それじゃ困る、愛媛だけで勝手に決めるな、こっちは電気欲しい」と言われれば、そりゃそうですし。
いずれにしても、愛媛県民の責任は重いですね。
胡瓜、この季節なのにまだあったんですね、びっくりです!
新規就農初年度は、現金収入を得るため翌年の1月15日まで出荷しましたが、さつまいも苗の準備が忙しく2年目からは12月末には終了することにしました。
きゅうり苗を購入してる種苗会社の担当者の方は、「無加温の抑制きゅうりは、平均11月末で終了です。」と言ってましたが、収穫できる間はできるだけ収穫を続けるようにしておりす。
特に12月のきゅうりは、無加温と加温の切り替わり期で市場市況も高値、収穫量が少なくても金額はほどほどの売上額になります。
さつまいも苗の裏作でトマトも考えましたが、新規就農者には「きゅうりがよい」とその種苗会社の担当者の勧めもありましたので、そのアドバイスに従いました。
きゅうり苗1本で約10K(約100本)の収穫量です。