38歳からの百姓志願~実践編。

霊峰・石鎚を仰ぎ、瀬戸内の陽光を望む愛媛県西条市、「有機菜園 藤田家族」無農薬・無化学肥料の野菜と暮らし。

待望の雨、なのだけれど。

2011年05月10日 | 農と暮らしの日記
タイトルについてはさておき、まずは写真の説明から。
久しぶりに「最近の野菜セット」の例。前回載せたのは4/15のセットで、それと比べれば冬の根菜類(大根、人参、じゃが芋、里芋)が終わり、早春を彩った菜の花も終わり、あとの葉ものは同じような感じだけれど別の畑にもの、つまり前回のトンネル栽培のものではなく完全な露地ものに切り変わっている。

写真のは「隔週の大セット」を宅配便でお届けしているお客さん。
この内容で約1,800円、プラス送料(関東は850円、関西は640円など。西条・新居浜の直接配達は100円)。根菜は手前(右下)の「まびき大根」と「葉つき蕪」のみ。あとは大根の左にある「べか菜」(不結球型の白菜)から時計回りに、ほうれん草、小松菜、キャベツ、絹さや、ロメインレタスの小さいの。先週はまびき大根も絹さやもキャベツもなく、「葉ものだけ山盛り」のセットだった。春のほうれん草はこれでほぼ終わり。今週後半からは他のレタス類、空豆も入るようになるかも。



火曜、予報では昼前から雨で、水、木、金と続けての傘マーク。曇っているのに25℃以上の高温多湿。
朝:6時過ぎからごはん。7時過ぎに市街に出て久しぶりにスーパー出荷(小松菜)。
午前:8時前から収穫、キャベツの虫とり。いったん戻って荷降ろし、薫が荷作り。別の畑でまた収穫、戻って10時過ぎから荷造りに合流。
午後:昼ごはんのあと薫は新居浜方面に配達。僕はピーマン、豌豆類の誘引を1時間ほど。雨のなか、15時頃から、新しく借りた稲作用の田んぼを初めて耕耘、約2時間。普通ならこれほど降っていたら土をこねるようになるからやめるところだけれど、とにかく乾ききっているから多少降っているほうが土ぼこりも舞わず、ちょうどいい。畑でまたキャベツの虫とりなどして、17時半頃に帰宅。

夕方からかなりの本降りになってきた。
気象情報を聞いていると、どうやら「梅雨末期」みたいな降り方になる可能性もあるらしい。さんざん乾いているから多少の土砂降りは大歓迎なのだけれど、これが3日も4日も続くとなれば話はまた別。とくにうちの畑は豪雨になると用水路が溢れて浸水しやすいから心配だ。明日朝早めに見回りに行かなければ。



真はきょう、クラブ活動が決まったらしい。
4年生からなので楽しみにしていたのだ。クラブ活動は希望制で、だけれど6年生が優先だそうで、ゆうべは希望するクラブに入れるかどうか心配そうだった。そこで僕は、「せっかく初めてのクラブなんじゃけん、4年生から順に希望を聞いてくれたらええのになぁ。そのほうがやる気が出るのに」と言ったら、「卒業」した渚は「いや、6年生になったら入りたいクラブに入れるけん、みんな早く6年になりたい~って思うんよ。4年から希望がかなうんじゃつまらん」と。なるほど、動機づけというのは「ひと色」ではないらしい。

で、真は当初希望していたのとは違うクラブに入ったそうだ。
落ちた、のではなくあらかじめ「志望変更」したらしい。その辺りの心境の変化はいかんとも推測し難いが、真のことだから、落ち着いた先でそれなりに楽しみを見つけるだろう。「立体」「動画」または「物語」みたいなほうへ展開していくとおもしろそう、とは親の勝手な気分。

<本日の野菜セット>例
冒頭の通り。
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