38歳からの百姓志願~実践編。

霊峰・石鎚を仰ぎ、瀬戸内の陽光を望む愛媛県西条市、「有機菜園 藤田家族」無農薬・無化学肥料の野菜と暮らし。

農業高校生、実習。

2009年08月07日 | 農と暮らしの日記
人参の除草が、進む、進む。
さすがに4人、プラス僕1人で計5人いると速い。僕がひとりで約4時間かかったのと同じくらいのところを、1時間ほどでやってしまった。ま、単純に人数で割れば僕が5人いるより時間はかかっているけど、それは当り前、というか、それくらいの成長は就農4年目の僕にあってもいいだろう。

4人は地元、西条農業高校の2年生。
生産科学科(かつての農業科)の実習で、今日1日だけだけど、農家での体験を今後の学習に生かす、ということのようだ。



金曜、心配していた雨はなく、逆に晴天、高温、真夏の空。
朝:5時から収穫、ごはん、セットづくりも少し開始。
午前:9時に高校生到着。引率の先生は帰り、すぐに出荷作業の実習。大きさの異なるいくつもの野菜セットと市街スーパー出荷品の両方を同時並行でやるので、目方や包装が細かく違っていて、それを4人の手が休まらないように振り分けなければならないので、なかなかこれは指揮者(僕です)がたいへんだ。ピーマン、オクラ、空芯菜、ゴーヤなどを2人1組で次々に分別、計量、包装してもらい、最後は宅配便で送るぶんの野菜セットを、段ボール箱に僕が手速く詰める様子を見てもらって、出荷の実習は約2時間で終了。

昼まで、畑の見学。
小学校横の畑に歩いていき、うちの野菜づくりの特徴を目の前の畑の様子からつかんでもらう。定植後の葱の畑に大きな草が出ているのを10分ほどみんなでひいてもらってから、帰宅。昼の休憩。

午後:戻って、涼しい木陰で育苗の種播き。
昨日に続いて、キャベツとブロッコリィを少しだけ。そのあと、冒頭の人参除草を約1時間。しかしあまりに暑いので、ほんとはもう少し「数の力」でやってしまいたかったのだが汗だくになりながら撤退。いちおう「実習」なので、あまりへとへとになってしまってはいけないような気がしたので。

戻って、これで作業は終了。
先生が迎えに来てくださるのを待つあいだに、先日放映された「ズッキーニ@藤田家族」のテレビのDVDをせっかくなので見てもらう。16時ごろ実習終了。



16時すぎから、JA支所まつりの準備に真と出かける。
昨年までは家の前が会場(JA駐車場)だったので楽だったが、引っ越して遠くなったので自転車で。行くとすでにテントも椅子、テーブルも、そして昨年も熱かった焼き鳥コーナー(&イカ焼き、生ビール)も準備が整っている。17時ごろから焼き始め、なしくずし的に店も開店。真はエプロン姿で、次々にやってくるお客さんからチケットをもらい、焼き鳥やイカ焼きを袋に入れて渡す係。現金のやりとりがないから、ほいさほいさと小学2年生でもこれなら一人でできる。

真のお楽しみはあれこれ食べられる出店。
身内の焼き鳥に加えて、たこやきはチケットを買い、また、差し入れのラーメンも食べた。出店はほかに、唐揚げ、おでん、おいなりさん、など。去年、ぶどうを勝ち取ったビンゴは今年は残念ながら当たらず。20時半ごろ終了。真を連れて帰り、再び戻って会場の片付け。そのあと、残ったスタッフ20人ほどが、こちらも残ったあれこれの食べ物で反省会。23時ごろ帰宅。



渚が少年自然の家(2泊3日)から帰ってきた。
出発前夜に発熱があり、体調不良で現地でも先生方や施設の方々、友達のみなさんにいろいろお世話になりました。登山はできなかったけど、キャンプファイヤーや自炊、肝試しなどたっぷり楽しんだようだ。



<本日の野菜セット>例
茄子、長茄子、緑茄子、ピーマン、辛とうがらし、オクラ、ズッキーニ、胡瓜、ゴーヤ、トマト、つるむらさき、空芯菜、などから。
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