38歳からの百姓志願~実践編。

霊峰・石鎚を仰ぎ、瀬戸内の陽光を望む愛媛県西条市、「有機菜園 藤田家族」無農薬・無化学肥料の野菜と暮らし。

春の陽気、小麦の研究。

2012年03月29日 | 農と暮らしの日記
モノクロ写真は、愛媛県東予地方局の丹原庁舎内。
青年農業者の「西条地区連絡協議会」、その各実践班プロジェクト研究の発表会が15時からあった。僕は昨年に続いて「作物実践班」の発表者になっていて、今年は「加工で収益率を高める小規模経営の小麦栽培」をテーマに約10分の発表を行った。全粒粉、お菓子類、乾麺(うどん)それぞれの収益率などを分析し、次年度に生かすという観点で。

他の実践班の発表も興味深いものばかり。
野菜実践班はKさんが無農薬・無化学肥料での「媛かぐや」(たけのこ里芋)栽培について。花卉(かき)実践班はY園芸のS君がバラなどを用いて保育園や福祉施設でフラワーアレンジメントの出前体験をする「花育(はないく)」の実践について。畜産実践班は採卵養鶏のS君が「強制換羽」という方法で鶏の採卵寿命を延ばして収益率を高める工夫について。果樹実践班はY君がキウイの契約栽培におけるGAP(農業生産工程の適正な管理)導入の効果について。作物は違っても、勉強になることが多い。

雨予報の前に昼間出て行くのは正直なところつらい。
それでも明日の雨は夜からと予報が伸びたから少し気が楽になった。この時期に雨予報が出たら、その前の半日や1~2時間はとてつもなく貴重な時間になる。胃をキリキリさせながらの発表にならなくてよかった。



木曜、予報通り終日の快晴、そして高温。
朝は5℃前後だったが昼は15℃前後まで上がった。

朝:スーパー出荷は薫と真に行ってもらう。
午前:温室の管理などして、9時半頃からトラクタであちこち耕耘作業2時間半ほど。

薫は午前午後とも、トンネル内のほうれん草の中耕除草。

午後:13時前から、ほうれん草、小松菜、べか菜、わさび菜の種播き。
14時過ぎに家を出て、途中、里芋のことでS君ちに寄ってから冒頭の県地方局丹原庁舎へ。17時に発表会は終了、引き続いて役員会。来年度の人事のことが中心議題で、5月の総会に向けて大枠が決まり、18時頃に終了、帰り際に外で立ち話して18時半頃に解散。



明日の雨は夜からの予報。
昼間をフルに使えれば、いくつかの野菜の苗を植え付けることができそう。ただし、また風が強くなるそうだから、トンネルにしても不織布のべた掛けにしてもかっちりと仕上げなければならず、手間がかかりそうだ。
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