桜が咲く頃までには

家族と歩む、ちょっと病気の主婦の日記です

落胆の中に

2020-04-19 08:15:00 | 子ども
マスクを手作りしようとして、医療の職場の方にリサーチしました。

作ったら使う?って。

そしたら、医療現場ではサージカルマスクでないとと。
サージカルマスクを洗うよりは手作りガーゼマスクの方がマシでは?と思ったら。
スタッフさんも、なんか上手いこと買えてるみたいで。ちっとも困ってない。

主人も多少お金かかるし、時間もかかるけど、電車で感染するわけにいかないので車通勤に切り替えて。
現場ではサージカルマスク。

休日は家にこもりっきり。
だからマスクはほぼ使わない。


マスク、作ったら、、、、
まあ、もらえるなら欲しいです。
あれば家族にあげたりできるし。


というレベルでした。

医療に対して自分にできること、やれることなんてほんと無いんだなあ。
自宅保管のマスクを主人に提供できているだけ。



せっかくつくるなら、た立体マスクを作成しているので、1つ作るのも結構手間がかかる。
もらえるなら、という程度の作業量ではなく。
実家も1つずつあれば十分とのこと。
使ってみれば気持ちいいんだけどな。

ガーゼ、無理言って買ってしまって。
材料だけ揃えて何やってるんだろう。
揃えちゃったし、申し訳ないし、と重たい心のまま作り始めました。

今回は第2段。
ガーゼの量、大きさ、位置、全部前回のものさら我流で変更して試しながら。
存外立派にできました。
やっぱり試行錯誤した上での2回目だと違うなと。
考えながら作ると違うなと、どうせ用もないマスクだけど、虚しくも自画自賛。


そして大量に作るために流れ作業開始。
①型紙の大きさにガーゼを折る
②ガーゼを切る
③10枚ずつに分ける
④中心を縫う(鼻の部分)
⑤外側の布を、ガーゼと同じ手順で①から④まで。
 外側の布は、手拭いやガーゼハンカチなどの柄付きのものと、綿100の白い布と複数用意しました。
⑥中表にして上下をミシン
⑦余分な記事やゴツゴツがないかチェックandカット
⑧ひっくり返してゴム通し部分をミシン
⑨手元に用意できたゴムだけ、紐を通す。

⑥から⑨は流れ作業にできないので、そこが終わってないマスクがまだ残っています。
やる気なし。


でもとりあえずできたもののうち、自分のを確保。私は柄のものにしました。
主人には白。を一応2つ。

そして娘に、私と同じ柄のものを手渡しました。
ゴム紐の色で私のと区別して、ぱっと見はお揃いです。前回もそうでした

そしたら、とてもとても嬉しそうに大事そうに
「ありがとう」って言ってくれました。

ほんとにね、そんな代物じゃないんですが
これもらった人は絶対嬉しいよって家の中でつけてくれて。
ママはすごいって。

子どもとは何とありがたいんでしょう。


第一弾の柄もの手作りマスクは、実はお買い物先で楽しい会話のきっかけでした。

レジの短い時間。
スーパー、コンビニ、郵便局にドラッグストア。
ふだん絶対世間話しないドラッグストアのお兄さんまで、話しかけてくれて。
みんなで笑顔になって頑張りましょうねって、ご苦労様ですって、声かけあって。

殺伐とした雰囲気の中、マスクひとつで人をこんなに笑顔にできるんだって嬉しかったことも思い出しました。

もらえるなら、と言われて悲しさはあるけれど。
サージカルマスクより、よほどつけ心地も良くて、気持ちいいのです。オススメしたかった。

もう一度、私のマスクに優しさと希望を乗せて、丁寧に全部仕上げたいと思います。

コメントを投稿