最近、教育に関する報道の中で大きな話題となっている言葉の一つに「アクティブ・ラーニング」(課題の発見と解決に向けて主体的・協働的に学ぶ学習)というものがあります。このアクティブ・ラーニングに臨むに当たって重視されるべき視点の一つが「学習者がどれほど学習に能動的であるか」ということだと考えます。そして、そんな学習者の姿が、本日の4年生社会科の授業で見られました。
今度社会科「事故や事件からくらしを守る」の中で、里駐在所の富山巡査長に「警察の方々のお仕事についてどんなことを教えていただきたいか」という 担任からの問いかけに対して子供たちがじっくりと考えた後、次々に挙手をし、担任や友達との活発なやりとりが行われる中であっという間に質問事項がまとまっていきました。
教師が、授業のねらいをしっかりととらえ、子供たちにどのような働きかけを行えばよいか子供たちの思いに寄り添いながら授業を練っていけば、自然と「アクティブ・ラーニング」は行われていくのではないかと誠に手前味噌ではございますが、本校4年生の授業を参観しながら感じることでした。