「 結核 ~知って予防。早めの受診。~」
これは今年度の結核予防週間の標語です。9月24日から9月30日は結核予防週間でした。
さて,質問です。
1.結核とはどんな病気でしょうか?
2.日本で結核が原因で1日に亡くなる人数は何人でしょうか?
3.世界の中では日本では,結核は「低蔓延国?」「中蔓延国?」「高蔓延国?」
明治時代活躍した歌人の石川啄木は享年26歳,俳人の正岡子規は享年34歳,女性作家の樋口一葉は享年24歳,作曲家の瀧廉太郎は享年23歳…。すべて「結核」によって失われた命ということを御存知でしたか?50年前までは日本人の死亡原因の第1位でした。
医療や生活水準の向上により,薬を飲めば完治できる時代になりましたが,実は,日本は世界の中では「中蔓延国」。国としては,2020年の東京オリンピック,パラリンピックまでには,低蔓延国の仲間入りをするのが目標です。
ちなみに上の質問については,保護者の方向けの保健だよりで答えを紹介しています。ぜひ読んでください。子供さんに結核について話をするのは難しいかもしれませんが,結核が決して過去の病気ではないことをしっかりと意識し,注意したいですね!