但東町の子午線の塔

2017年06月08日 | ふるさと

豊岡市但東町中山・県道2号線(宮津八鹿線)東側には、子午線の塔と子午線観音が建っています。


 嬉(うれ)しさは   ふるさと但馬  南北に  走る子午線  観音見るとき



兵庫県は、
南は太平洋から、北は日本海まで広がる大きな県です。

また、
兵庫県は日本標準時の東経135°の子午線が、県内を南から北へ串刺しのように走っているところです。

東経135°の子午線の一番南は、
和歌山県は和歌山市沖ノ島西端の、友ケ島灯台からスタートして北上します。

淡路島、明石市、神戸市、三木市、加東市を北上して、西脇市の日本のヘソ公園を通過します。
ヘソ公園は、東経135°、北緯35°が交差する、日本のちょうど切りのいいヘソっていう訳のところです。

さらに北上します。
山南町、氷上町、青垣町を通過し、ほんのちょっと京都府福知山市夜久野町を縦に通過します。

夜久野町を山越えしますと、兵庫県豊岡市但東町に入るのです。
兵庫県はここまで、そのあとは京都府の丹後半島の久美浜町、網野町で日本海に抜けていきますね。

その但東町の子午線標識は、中山地区の県道沿いに建っています。
坂本勝知事の書で「子午線の塔」と銘板があり、東経135°、北緯35°30‶の大きな看板が建っています。

西脇市のヘソ公園は北緯35°ですから、
但東町は北に0.5°上がったところとなるわけです。

隣には、
およよ、珍しきかな子午線観音まであります。交通安全の観音様だと書いてありました。

今日は、ふるさと但馬にあります。
日本標準時の東経135°子午線を見て走ります。
この記事についてブログを書く
« 梅雨の入り | トップ | 井東医院物語 »