天気のラッキー

　楽（たの）しみは　　　外の雪見て　　ばあちゃんが　　ええまんだったと　　礼を言うとき



午前中で終えたエアコン工事の結果報告と、
請求書を届けに、Ｋさんちを訪ねます。

『こんばんわ～。ばあちゃんお一人ですか？。
まだ、お嫁さんお仕事からお帰りでないですか』、

『６時過ぎにはお帰りだろうと、
エアコンの説明に伺ったのです』とばあちゃんに伝えます。

ばあちゃんは、開けた玄関のドアから外を見て、
「まあ～大雪。よう降るわね～、道も真っ白に積もってきたわ」、

「よかったね～。今朝は小降りの雪の中を、エアコン工事してもらってありがとう。
アトムさんが昼で工事終わって、帰りんさったすぐ後から猛吹雪になったわね。よかったよかった」とばあちゃんは礼を言いながら、

「エアコン工事ええまんだった。ええまんだった」と喜ぶのです。

昨日も雨の中でエアコン工事でした。
今日は天気予報では９０％の降水確率、予報の通り、朝明ける頃からフワフワとボタン雪でした。

『えらいこっちゃ。雨かと思ったら雪だがな。無理して予定通り工事行くか。
今日行っておかんと、明日は明日でエコキュートの工事だろ。その後も週末まで予定あるしな』と、Ｋさんちのエアコン工事を敢行します。

それでも工事を進めている間、降ったり止んだりのまあまあの模様でした。
ばあちゃんが言ってた通りに、午後一番からはそりゃ物凄い吹雪だったのです。

仕事の段取りから言うとラッキーな空模様、
附いてる天気という事なのです。

ずっと昔もよくありました。
太陽熱温水器を屋根に持ち上げ、工事を済ましたそのあとにザーザー降りの雨になることありました。

本当は、太陽をいっぱいに浴びて温水が出来ることが嬉しいのですが、
付けた後、天気が崩れて雨模様になるのです。

よくありました。

でも、仕事する段取りにしてみると、
『良かったわ～、予定どうりに屋根の上の仕事済んで、よかったラッキー附いとるわ～」となるのです。

帰って商工会のアンケートを記入します。
３ヶ月おきに書き込む、景気動向調査のアンケートです。

パソコン叩いて報告します。

２９年１～３月調査分には、
「質問.今年の大雪の影響はありましたか？、１．業績向上に影響した。２．業績下降に影響した。３．変わらない４．なにか影響したことは」なんて質問がありました。

ありましたね～、久しぶりの大雪でアンテナの修理依頼が沢山ありました。
でも屋根の上です。下から見ているだけで、屋根に上がるのムリなお家もありました。

アンテナだけではありません。
エアコン工事の段取りが、雪だ雨だとそのつど順延順延たまりませんね。

少々無理して、雨の中でもエアコン工事はいたします。
でもでも、今日のような仕事済ませたその午後、ドシャ降りでない猛吹雪の大雪がやってきますと、お天気のラッキームチャクチャ儲けたように感じます。