楽(たの)しみは 丹後かにはん 甘酒を 飲んでカニさん 話聞くとき
「時間があるから、ちょっとドライブ行こうか。
美味しい甘酒タダで飲ませてくれる処あるんよ」と家内の妹が言います。
今日は良い天気です。
法事をすませて、皆で車を走らせ夕陽ヶ浦温泉の方へ向かいます。
「丹後のお土産 かにはん」の大きな看板です。
丹後の海産物、お土産を売ってる大きなお店です。そばにはコンビニも、それに大きなお菓子工房のお店もあるところでした。
確かに美味しい熱々の甘酒を「どうぞどうぞ」と、タダで振る舞ってくれるお土産店でした。
つい、パックに入った二袋10人前の甘酒を買ってしまいました。
お菓子工房でも、丹後に由来のネーミング「ガッチャマン」のお菓子、「静御前のクッキー」、「ガラシャ夫人のケーキ」の試食をポリポリパクパク、
ついついうっかり「このお菓子買います~」、「みんなお土産に持って帰って~」と妹さんは姉妹へ渡します。
松葉カニの水産コーナーに観光客の人だかりです。
水槽のタグをつけたカニを指さし「丹後は有名な間人(たいざ)ガニの獲れるとこなの。3月20日まで獲ってもいいのです。シーズンももうすぐ終わりになります」、
「隣のカニが津居山ガニ、これもブランドガニの素晴らしいカニですよ」と説明です。
「ブランドカニか知らんけど高いわ~、1匹23,000円は高くて手が出んわ~。こっちの5,000円のはどう」と観光客のおばちゃんは尋ねます。
「間人も津居山もだいたい同じ漁場なの。香住や浜坂はちょっとちがうところなの。
タグは特に立派なカニだけ、選ばれたカニだけについているので20,000円も越すんよ」、
「甲羅に黒いイボイボたくさん付いているでしょ。これは虫が生まれてくる貝みたいなもんよ。
たくさん付いているほど、脱皮してから日数経って良いカニなの」と話します。
「あっ、5,000円のこの大きなカニね。これは脱皮して間もないカニです。
甲羅も少し柔らかく、黒いツブツブ一つも付いてないでしょ。ほぼ同じくらいの美味しいカニでお買い得ですよ」、
おばちゃんたちは「今日、温泉泊まって明日に帰るとき寄るわ~。
その時も5,000円そのまましてね~」と言って説明聞きますね。