さくらの温泉日和

にごり湯&秘湯好きの温泉愛好家・温泉ソムリエです♪
心と体に沁み入る温泉を求めて今日も邁進していきます♪

高湯温泉 吾妻屋 1 (福島)

2011-10-10 | 温泉(福島)

高湯温泉1泊2日の旅。

今宵の宿は共同浴場「あったか湯」のすぐ目の前。
日本秘湯を守る会のお宿「吾妻屋」です ヽ(´▽`)ノ

震災前は予約の取れない人気のお宿だったようです。





▲外観



斎藤茂吉もかつて逗留したという歴史ある湯宿。

部屋数10に対してお風呂は8つ。
何より温泉が主役のお宿なのです。

そのため立ち寄り入浴は不可。
宿泊客に温泉を楽しんでいただくための配慮も充分です。



入口にはもちろん「日本秘湯を守る会」の提灯 (*^^)v



左側の大きな岩には温泉が滝のように流れています。





玄関の両脇にある和箪笥。
これ何に使われていると思いますか?



実はコレ、靴箱なのです。
白い紙が下げられていますが、ここにそれぞれお客様の名前が書かれているのです。
なんとも贅沢な和箪笥の使い方ですよね。



フロントとロビー。



天井が高くて明るい気持ちの良いスペースです。



予約時にチェックインの時間は2時ですが
早めにチェックインも可能と伺い20分位前の到着。

一番乗りかと思いきや駐車場にはすでに数台の車・・・
これでも3番手でした (^^ゞ

リピーターの方が多く
皆さま吾妻屋の温泉に入ることを一番の楽しみにいらっしゃっているのですからごもっともです。





女将が先客を部屋まで案内している間ロビーでお待ちくださいとのこと・・・



こんな時間でもなければ私きっと気付かなかったであろう
貴重なお宝の数々をロビーで観賞  w(°0°)w



伊東博文直筆の書。





勝海舟直筆の書。





そして斎藤茂吉が吾妻屋に逗留していた際に詠んだ詩の書かれた直質の扇子。
・・・などなど。
貴重な品々が展示されています。

斎藤茂吉以外にも吾妻屋に係わりのあった著名人は
たくさんいらっしゃるということなのでしょう。




ようやく女将が戻られお部屋へと案内されました。
こちらの女将・・・おもてなし上手の名物女将なのです。

誰でも思わず笑顔になってしまう愛嬌たっぷりのお人柄。
細かなところまでまで行き届いた気遣いも嬉しいおもてなしです (*´ー`)♪





お部屋は3号室。
一階ですが一番庭の眺めが良いお部屋で
3号室を指名されるお客様も多いそう。

ちなみにこちら一番お安いお部屋で1泊10650円と嬉しいお値段 (*^^)
露天風呂へも一番近いお部屋なので私にとっても好都合です(笑)





8畳の和室に床の間、縁側、洗面とトイレという間取り。





ふたりで利用するには充分の広さです。





チェックイン時に渡されるこちらのお手製のご案内には
館内の詳しい地図があり3か所に分かれたお風呂へ行くにも迷うことはありません。

裏には明治時代の高湯温泉の様子が書かれていて
古くから良泉として湯治利用されてきたことが伺えます。



鍵はふたつ。



お風呂に行くにもお互い時間を気にしなくても良いのは嬉しいかぎり。
湯上がりに待ちぼうけ・・・なんてこともありません (^^ゞ

思う存分湯を楽しめそう (^^♪



「温泉だけがとりえの宿です。
ゆっくりと温泉を楽しんでいらしてくださいね。」
と女将のお言葉。

温泉さえあればそれでいいんですよ。
他に何も望みませんから・・・(笑)
1泊2日思いっきり温泉を満喫します v(⌒o⌒)v



温泉編へとつづく (*^^)v

(訪問日:2011.8)

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所在地 : 福島県福島市町庭坂字高湯33
アクセス : 東北自動車道 福島西ICより国道115号線経由約16km

宿泊料金 : 平日1泊2食付き 10650円~15900円
客室 : 10室

源泉名 : 湯花沢3番
泉質 :  酸性‐含硫黄‐カルシウム・アルミニウムナトリウム‐硫酸塩温泉 (硫化水素型)
泉温 : 50.0℃
湧出量 : 不明 (自然湧出)
pH値 : 2.8
成分総計 : 1.643g/kg
加水 : なし
加温 : なし
循環濾過 : なし
消毒 : なし

公式HP : なし

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今日も「さくらの温泉日和」をご覧いただきましてありがとうございました。
なんだか硫黄泉つづきのわたし・・・
昨日もまた紅葉狩りをしながら硫黄泉に入ってきちゃいました。
今もまだ硫黄の香りがプンプンしちゃってます (^^ゞ

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10 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
吾妻屋 (琢)
2011-10-10 23:11:35
政治家や文人墨客の直筆の書があるなんて凄いですね。
秘湯でありながらも、多くの人々が好んだ温泉と言う事になりますね。
琢さんへ (さくら)
2011-10-11 15:55:41
琢さん、こんにちは

他にもまだまだたくさん展示されていて見応えあります。
ちょっとした博物館のようでしたよ。
高湯温泉は多くの作家や著名人も愛した温泉のようですね
昔はかなりの秘湯だったのでしょうが今は道が整備されているので
秘湯といいつつも苦労することなく行けちゃいます
Unknown (竹)
2011-10-11 18:26:37
なんか、著名人がたくさん来ているのですね。しかも、歴史上の人。
ちょっとした、博物館の様(笑)。
部屋も落ち着いていて、くつろげそうですね。
温泉と、そして何より食事も楽しみですね。
あ、でも今夕方の電車に乗ってておなかすいてきたからかな(笑)。
マタマタ ザ・温泉ですね~(^_-)-☆ (じゅうべい)
2011-10-11 22:15:32
蔵王に続き高湯に宿泊
そしてツルンツルン
くぅ~~~~羨ましい
硫黄プンプン
キャ~たまりませ~~~ん
お湯が自然湧出ってのがマタマタ素晴らしいです

竹さんへ (さくら)
2011-10-12 08:45:16
竹さん、おはようございます

私は歴史に詳しくないのであまり良く分かりませんでしたが、
相方は食い入るようにいつまでも見ていましたよ(笑)
歴史上の価値ある品々なのでしょうね。

電車の中でも見ていただいているのですか?
それはありがとうございます
スマホですか?良いなぁ~(笑)
じゅうべいさんへ (さくら)
2011-10-12 08:55:03
じゅうべいさん、おはようございます

とっても良い湯でしたよ
香りも強烈~。
私、もちろん硫黄泉は好きなのですが濁り湯が好きみたいです。
透明のスケルトンより濁り湯の方が落ち着くんですよね。
首から下は見えないから・・・(笑)
硫黄泉は傷の治りが自分にとっては一番良いみたいなので気に入って通ってます
Unknown (湯次)
2011-10-13 01:57:42
こんばんは~。。。

歴史に名を残す著名人が愛した宿は、何か雰囲気が違いますね。
「秘湯を守る会・リーズナブル」このキーワードには、胸躍ります
スタンプも折り返しで残すところ9か月、
もう少し近ければ、候補だったのですが・・・
湯次さんへ (さくら)
2011-10-13 14:30:26
湯次さん、こんにちは

スタンプいくつ貯まりましたか?
是非頑張って無料宿泊をゲットしてくださいね
私もこのお宿で初めてスタンプ帳をいただきました。
これが皆さんの集めてるスタンプかぁ~って思うと
少しだけお近づきになれたような気がして嬉しかったです(笑)
なかなか遠くの宿へは行かれませんよね。
私もそう・・・遠くの良い温泉は老後の楽しみにとっておくことにします(笑)
Unknown (湯次)
2011-10-15 00:48:50
こんばんは~。。。

スタンプ5で足ふみ状態です
初スタンプが21年8月だったので、楽勝と思ったのに、後9カ月とあいなりました・・・
湯次さんへ (さくら)
2011-10-15 16:02:13
湯次さん、こんにちは

あと5つってことですね
2か月に1つペースですから宿泊メインの湯次さんでしたら大丈夫そうですが・・・
秘湯限定となると難しいですかね。
東北方面にはたくさんあるのですが関西方面では・・・
となると岐阜を攻めてみるしかありませんね(笑)