教室・自然いろいろブログ

グループ彩雲の創作活動と身近な自然の観察記録

湖北ならでは

2014年11月04日 | その他

今回も宿を決めただけの計画なし旅、観光目的ではないので
名物が何かも知らずにいたのですが、見覚えのあるハート形の葉っぱが
つかわれている上あまりにも美味しそうなので買ってみました。


パックには「がらたて」と書いてありました。
小麦粉でつくられた皮は薄く粒あんがぎっしりで餡子好きにはたまらない
お菓子。ちょっと桜餅のような柏餅のような、よい香りがします。
葉っぱを噛んでみるとしょっぱい。この塩漬けになっている葉が
こちらの地方ではがらたてと呼ばれているのだそうです。


その植物はサンキライ。山の中でもたくさん見かけました。
初夏以降のお菓子だという「がらたて」。違うお店のものも食べてみたく
なりました。


湖北地方ならではの光景や植物や生き物に出会いたかったのですが
秋も深まり、多くのものが眠りについたようで森は静かでした。
ハッチョウトンボに会いたかったけれど今回会えたのはアキアカネ。


毛むくじゃらの大きなアブに


黄色いきのこを食べていたカタツムリ


とっても嬉しかったのはたくさんのニホンイモリに会えたこと。
ニホンイモリは非常に貪食、動物質のものなら何でも食べるそうで
森の水辺でそんな性質を垣間見ることができました。


カマキリが・・・。
はじめ3匹のイモリとこの大きな水生昆虫が争って食べていました。
拡大してみるとこの虫はクロゲンゴロウかガムシのように思えますが
貪食だというイモリと互角にわたりあい、とうとうひとり占めしてしまい
ました。このドラマを見ている間にもお腹の大きなカマキリが水辺に
来ていたのですが、ハリガネムシに寄生されているのでしょうか。

この光景だけでこの地方の森の豊かさが心に刻まれました。

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