宮川香山（みやがわこうざん）はすごかった

スガキヤでお昼を食べて、地下鉄に乗って新栄町へ。
ヤマザキマザック美術館は新栄町駅(北口)と直結だからアクセスが楽。
現在の展示は「世界に挑んだ明治の美　宮川香山とアール・ヌーヴォー」、宮川香山と言うは聞いたこと無い作家だけど、アール・ヌーヴォーのガラスはわかる。
そんで、宮川香山の作品を見てびっくりさ。
陶器なんだけど、細工がすごい。
先日、尾形乾山を見てすごいなぁと思ったけど、それに匹敵、或いはそれ以上だな。
イメージ用に常滑のカニさん付きぐいのみをアップしておくけど。

このカニさんをもっともっと細密にした細工が施してあるのだ。
その上それに彩色してあるのだ。
彩色だってシャレにならないほど細かい、老眼鏡で見ないと絵付けの線が見えない。
ろくろや細工、絵付け、どの技術をとってみても最高、おそらく今ではまねできないだろう。
横浜に宮川香山　眞葛（まくず）ミュージアムがあるから、それを見に行ってもいいだろう。
そうそう、ガレ、ラリックとドームのガラスも素敵でしたよ。

いや～、昨日の展示は二つともよかったな。
先々週の百段階段と横美もよかった。
8月は当たりの展示会へ行っているな