昨年は静岡県と浙江省の友好提携30周年記念の年でした。
去年の秋には浙江省総工会の訪日団20名(特別訪日団・青年女性訪日団)を受け入れる予定でしたが、急遽延期となってしまいました。(日中関係の問題により)
「当分、相互交流は難しいかなぁ」と正直思っていました。
6月初旬、「特別訪日団を7月に送りたい。よろしいか?」総工会陸(リク)国際部長からの国際電話が入り、もうびっくり!!
「どうぞ、どうぞ 歓迎します。」 民間交流は徐々に再開されている様です。
7月30日(火)~8月3火(土)まで第9次浙江省総工会特別訪日団6名を受け入れしました。訪日団の滞在中の様子を写真でご紹介していきます。
訪日団歓迎レセプション、陸(リク)秘書長から訪日団員の紹介。みなさん緊張・・・。右から2人目が程(テイ)訪日団団長。
福祉事業団体、連合静岡から30名のみなさんに訪日団を熱烈歓迎して頂きました。
訪日団のメンバーは、精力的に友好親善を行いました。静岡県庁を表敬訪問し、大須賀副知事の歓迎を受けました。「静岡県と浙江省は、同じお茶とみかんの産地で結ばれた。」(副知事)
連合静岡では吉岡会長、池冨事務局長と意見交換を行いました。静岡県の労働環境について矢継ぎ早の質問が出されていました。
静岡県労働金庫では加藤理事長、戸倉専務、大滝常務、松本常勤が歓迎して頂きました。戸倉専務より静岡労金についてレクチャーを受けました。こちらでも活発な意見交換が行われました。
静岡労金常勤役員との記念写真。
訪日団の目的に先進企業の視察があります。日立アプライアンス清水事業所を日立アプライアンス空調支部の望月執行委員長のお取り計らいにより視察見学する事が出来ました。望月委員長ありがとうございました。また、総務部の皆様も暑い中、ありがとうございました。
日立アプライアンス清水事業所の工場見学後の記念写真。
さて、特別訪日団は短い日程の中、日本の名所も訪問しました。その一部を紹介します。
皇居二重橋の前で。
京都清水寺にて。外国人が多いのにびっくりしました。
話題の東京スカイツリーは絶対外せません。あいにく富士山は見えませんでしたが、東京を一望する眺めは抜群です。
次の2枚は今回の訪日団で中国の様子が分かった事です。下の写真は浅草「浅草寺」伝法院通りにある骨董店での1枚。程(テイ)団長が手にしているのは南部鉄器です。
程団長は「南部鉄器」を4つ(新品2、骨董品2)購入しました。南部鉄器で入れたお茶は鉄分により味がまろやかになるということで、中国ではすごいブームとなっている様です。免税店でも高級な南部鉄器が売れて品薄状態とか。知らなかったなぁ。
「日本のラーメンはうまい!!」 団員からの希望で滞在中2回もラーメンを食べました。お刺身、てんぷらなど日本料理も中国では時々食べているのか、みなさん全然平気でした。
「あっ」という間の5日間。成田空港でのお別れの1枚。 「再見!」(また会いましょう!)
日中関係はまだまだ難しい状況にありますが、20年余続いている浙江省総工会との友好交流はこれからも末長く続いて行くと今回の訪日団を受け入れて確信しました。
今回浙江省総工会特別訪日団の受入れにご協力頂いた関係団体の皆様並びに静岡県日中友好協議会に感謝申し上げます。(金)