磯野鱧男Blog [平和・読書日記・創作・etc.]

鱧男の小説などをUP。環境問題に戦争・原発を!環境問題解決に民主主義は不可欠!

高校生の原水爆等に関する意識および知識の調査

2007年07月31日 | 読書日記など
『高校生の原水爆等に関する意識および知識の調査-その推移と平和教育-1971、74、76、広島等』
    平和推進研究調査小委員会(編)/
      広島県高等学校教職員組合s52年

時代は確かに流れています。古い本を読めば確実にそう思います。



広島県下の下記(公立)高校生徒、1975名('71年)、1749名('74年)、1597名('76年)…回収数。

被爆者でないと「被爆体験はわからない」
それについて、本当の苦しみはわからないだろう。
しかし、「それだけでは、歴史や教育の意味はなくなるし、進歩がない。」という意見。
--渋い意見ですね。

まだ浅い朝鮮人等被爆者への理解。
「どう考えていいのかよくわからない」が実状のよう。
--現在もそのように思えます。

被爆二世の手帳について。



いわゆる原子力の平和利用について。



ボクの子供時代は原子力というのは明るい豊かな未来をつくるためのもののように、捉えられていました。たとえば、鉄腕アトム。でも、鉄腕アトムは最終回には、太陽の中に身を捨てます……。

ベトナム戦についても書かれありました。

高校の平和教育についても書かれてありました。

この何年後かに、ボクも京都で高校生でしたが、中学よりも平和教育はなかったです。

あっても、聞いてなかったかもしれませんが……。

文庫本ばかり読んでました……。

授業はつまらなかったです……。


ボクが高校生だったら、こんなこと質問されてもわからない。先生はご存知ですか? 先生でもわからんことを質問しないで下さい。原子力が安全かどうかはアンケートでは決められるものではなく、科学の問題ですと、書いていただろうと思います。

--今も東大の偉い学者さんが、原発と地震で非科学的な思考をされていますね。

活断層がなくたって、大地震は起きるそうです。

それに、地震で被害をうけた柏崎刈羽原発だけ問題にするなんて、どこを根拠にされているのでしょうか?

気休めにもならないと思います……。







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山村児童と広島原爆病院の交流 咲け!山ユリの心

2007年07月31日 | 読書日記など
『山村児童と広島原爆病院の交流 咲け!山ユリの心』
     神田三亀男・著/日本経済評論社1988年

山村児童と広島原爆病院の方との交流。被爆された方たちのそれに対する気持ちをもっと知りたかったです。



この小学校は、広島市から60キロ離れているという。
広島県西北の山間部、山県郡戸河内町上殿にあるという。
高速バスで1時間10分のところにあるという。


上殿小学校は、いち早く日本青少年赤十字団に加わる。
そこで、平和について考えたという。

昭和26年初夏、広島市で開かれる「広島スポーツ博覧会」見学。
その時に、慰問をするために、山ゆりを売って、お見舞いしようと決める。
小学生たちは、山ゆりを採取します。
山ゆりを扱うの大変そうです……。
山ゆりを喜ばれる被爆された方たち……。

日赤病院院長・重藤文夫さんから、お礼の手紙。
巻き紙に墨書きした長文。

昭和31年、日赤病院敷地内に、日本赤十字社広島原爆病院が開院。

山ゆりをもって行くだけでなく、文集もつくろうと……。

そして長く続けられる。下「」引用。

「山ユリ慰問三十五周年
 六○年六月一七日の山ユリ慰問は、回を重ねること三五回。二六年以来、一回の欠落もなく続けられた原爆病院患者の慰問。児童と教師、地域の平和を求める、ひたむきな実践であった。」

国際平和年、『平和を祈る山ゆりの像』が建立。
「平和を祈る山ゆりの像」除幕式。
上殿小学校児童65人、上殿幼稚園児34人による平和風船が放たれた。
風船を飛ばす。
山口県や、島根県方面から返事がきたという。




児童がやまゆり慰問 ~戸河内町立上殿小学校~
被爆患者さんにやまゆり届く ~安芸太田町立上殿小学校~
町花になった「ヤマユリ」【中国新聞】'05/11/14












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本当の愛国心とは! 人類愛が基本

2007年07月31日 | 読書日記など
NHK BS1 2007年7月30日 22:15~

本当の愛国心とは!
人類愛が基本


平和の強い味方がまた一人いることを私は知った。

平和の強い味方がこれほどいるのに、平和がこないわけがない。

--そう思える日も近いかもしれない。

その人の名前はスティーブン・リーパーさん。

この方は広島平和文化センター理事長

この方の母国は、アメリカ。

アメリカは『原爆神話』の人たちがほとんど。

--「しょがない」発言の人たちばかりである。

その母国101個所で、原爆展を計画されている……。

その『原爆神話』の人たちから見れば、この方も『反米』なのだろうか?

無茶な論理を展開させる、二元論の人たちなら、こんな論理は成立することだろう……。

しかし、私がいいたいのは、核兵器では人類滅亡さえもあるという。

ならば、この方はアメリカを救う行為をされている。

愛国者はこの方でもあるというわけだ。

無茶な二元論を基本にしている人たちの言説には気をつけよう。

その場かぎりの快楽的論理を展開されることに気をつけられたし……。

アメリカはイラク戦争でボロボロであり、日本もその影響をまともに受けてもいる……。

それを平気で続けようとするアメリカ人もいる。

そのアメリカ人こそ、反米ではないか?









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113 ソーリィーは……

2007年07月31日 | ライト小説
総理がコジキでコジキがソーリィー

五章、深く深く“闇”教育




113 ソーリィーは……


「この生徒会長は過激ですが、なかなかやります」
二組の生徒は冗談をいい笑った。

「でも、学校の臭い物にはフタをしろという姿勢にはあきれるわねえー。だから、あんな先生を生んだのよ。わたしね、一応のことは言っておくつもりよ」

「う~ん、さすが……。大人になったら、ぜひ国会議員になってください」
「あら、そんなこと言わないでよ」
と、美智子は少しすねていた。

女子が美智子の肩をたたいた。
「美智子、勉強で教えてほしいとこあんのよ」
「わかった」
「急いでよ……」
二人は駆け出していった。

「勉強もできるし、運動もできるし、彼女すごいなあー。スーパーウーマンだ」

「でも、音痴なんだよ」

「えっ、歌、下手なの。よく知っているね」

「幼稚園のときからいっしょだもからね、よく知っているよ。一つくらい下手なものがあったほうがいいよ。人間だから……」

ぼくはそう思うと、またソーリィーのことを思い出した。

ソーリィーはボクの命の恩人。そして人生を教えてくれる。いや、生命を教えてくれた……。

学校につくと、やはりいつもと感じが違って見えた。

本当はいつもと何の変わりもないだろうに、気持ちっていうもので、こんなに世界がちがって見えるのかと、ぼくは驚きでいっばいだった。

クラスもいつもと雰囲気がちがった。

ひそひそ話なんてしている奴はいなかった。

「おはよう!」
と、挨拶をしてくる者がいた。








閑話休題

政治の地図も、ころっと変わりましたね。

今までは第一党ではないので、

国政調査権を使えなかったが、

参議院で第一党になったので、

それが使えるという。

さて、そうすれば、民主党の

古参議員も困るのでは?

しかし、前をむいて、

努力していただきたい。









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