『世紀の黒い霧 原爆投下への道程』
L.ギオワニティ、F.リード(著)/
堀江芳孝(訳)/原書房s47年
この本が出版されたころには、フレッシュなことでしょうが、このような本はいくつも出版されているので、読んでみてさほど驚きはありませんでした。
表紙の裏に書かれてあります。下「」引用。
「▲戦争に勝つためには、米国が日本に原爆を落とす必要はなかった。」
これは、多くの人たちが書かれていることですね。
もはや、日本には戦う力はなかったとも……。
--この本ではありませんが。
しかし、原爆投下された後にもきれいな服をきて、戦意高揚する輩がいたそうです。
どうして、今まで戦ってなかったのか……。
戦意高揚するだけで内地にいた人たち。
『右翼はいつも安全なところで、戦意高揚するのみで危険な目にあうようなことしない』という方もいますが、それも合っている場面でもあるだろうと、このことでは想いました。
--被爆者の助けもしないで、(他者には命をかけて)戦え!
あきれたものですね……。
そして、多くの本で書かれてある『フランク報告書』。下「」引用。
「科学者たちは『フランク報告書』においてその“実演”に反対した。」
海に投下して、デモンストレーションすればいいという。
その威力をみれば、実際に投下されればどうなるか、理解できるというもの……。
B29につめない場合は、英国機ランカスターの使用を考えていたという。
戦争をやめようとするが、無条件降伏をせまる米国。
天皇制維持を狙う日本。
それに対して、アメリカは。下「」引用。
「「この種の声は敗北する敵の、『やりがちな心理戦争の武器』であると警告した。彼は、『わが政府の政策は大統領の示した無条件降伏主義を続けて来たが今後も変わらないものである』と言明した」。」
文化のホロコーストでもある東京大空襲、そしてヒロシマ・ナガサキ……。
そこには、戦後、統治しやすいように、とことん叩いておこうという姿勢も感じられるのではないでしょうか?
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L.ギオワニティ、F.リード(著)/
堀江芳孝(訳)/原書房s47年
この本が出版されたころには、フレッシュなことでしょうが、このような本はいくつも出版されているので、読んでみてさほど驚きはありませんでした。
表紙の裏に書かれてあります。下「」引用。
「▲戦争に勝つためには、米国が日本に原爆を落とす必要はなかった。」
これは、多くの人たちが書かれていることですね。
もはや、日本には戦う力はなかったとも……。
--この本ではありませんが。
しかし、原爆投下された後にもきれいな服をきて、戦意高揚する輩がいたそうです。
どうして、今まで戦ってなかったのか……。
戦意高揚するだけで内地にいた人たち。
『右翼はいつも安全なところで、戦意高揚するのみで危険な目にあうようなことしない』という方もいますが、それも合っている場面でもあるだろうと、このことでは想いました。
--被爆者の助けもしないで、(他者には命をかけて)戦え!
あきれたものですね……。
そして、多くの本で書かれてある『フランク報告書』。下「」引用。
「科学者たちは『フランク報告書』においてその“実演”に反対した。」
海に投下して、デモンストレーションすればいいという。
その威力をみれば、実際に投下されればどうなるか、理解できるというもの……。
B29につめない場合は、英国機ランカスターの使用を考えていたという。
戦争をやめようとするが、無条件降伏をせまる米国。
天皇制維持を狙う日本。
それに対して、アメリカは。下「」引用。
「「この種の声は敗北する敵の、『やりがちな心理戦争の武器』であると警告した。彼は、『わが政府の政策は大統領の示した無条件降伏主義を続けて来たが今後も変わらないものである』と言明した」。」
文化のホロコーストでもある東京大空襲、そしてヒロシマ・ナガサキ……。
そこには、戦後、統治しやすいように、とことん叩いておこうという姿勢も感じられるのではないでしょうか?
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