イーハトーブ国王の巡回

国王自ら王国内の野草や動物などの健全性を調べた記録である。度々記録に出てくるテニスは王国の国技であることを申し添える。

ブラシのような形の白い花穂が印象的 ウワミズザクラ

2015-07-18 11:50:04 | 趣味・特技
バラ科(Rosaceae); ウワミズザクラ属(Padus); ウワミズザクラ(Padus grayana)
学名: Padus grayana
和名: ウワミズザクラ(上溝桜)、ハハカ(波波迦)、コンゴウザクラ(金剛桜)、ナタヅカ
英名: Japanese Bird Cherry

 いつも散歩する桜台小学校の裏で白い花をブラシのような形にたくさんつけた木を見つけた。注意してみると花巻では5月のはじめから中旬にかけて、あちこちに普通に生えていて、特に珍しい木では無い。植えたような木もあるが、自然に生えたと思われる木も多い。調べてみてウワミズザクラだと分かった。
 名前の由来は、鹿の肩甲骨のひび割れで占う方法があり、溝をつけた鹿の肩甲骨を焼く時に使用するのがウワミズザクラであることに関係しているらしい。その記載は万葉集にあるそうだ。
 新潟県では若い果実を塩漬けにしたものをアンニンゴ(杏仁子)とよび酒の肴や料理のアクセントに使われているそうだ。良い香りがするらしい。


小学校裏で見つけたウワミズザクラ。(花巻市浅沢、2013年5月19日)



同上



花をアップ。(同上)



円万寺でも見つけた。(花巻市円万寺、2015年5月5日)



花穂をアップ。(同上)



さらにアップ。(同上)



5月の末になると青い実がなった。(花巻市浅沢、2015年5月31日)



実をアップ。(同上)



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