ガールスカウト福井県第1団 

活動報告とお知らせ

2020年度 泊ったつもりでお別れ会!

2021年03月31日 | ガールスカウト活動報告

3月28日

今日は2020年度最後の活動。

 

昨年はお別れ会ができませんでした。

 

今年度は日帰りではあるけど、こうして全員で締めくくりの活動ができたこと、本当にうれしく思います。

 

大好きなキャンプも舎営もできなかった1年。

 

今日は、泊まったつもりのお別れ会をすることにしました。

 

 

「外は真っ暗。お月様も顔をのぞかせています。寝袋を広げて、眠る準備をしましょう!」

 

始めて寝袋を使うスカウトには、シニア・レンジャー(中高生)のお姉さんがお手伝い。

 

準備ができたら、タップスです。「日は 落ちぬ… 」タップスの歌、覚えてたかな。

みんなが眠りについたころ、リーダーは夜の点検に出かけます。

 

起きている子はいないかな、泣いている子はいないかな、布団をはねのけている子はいないかな。

 

リーダーたちも、夜中にこうして見守っていたことを思い出しました。

 

 

 

「さあ、朝です!」起床の笛の音が聞こえたら、静かに並んでスカウツオウン(祈り)へ。

 

自然の音に耳を澄ませ、今日ここに来れたことに感謝します。

 

寝袋を片付けて、少し休憩。

 

その間にお別れ会で披露するスタンツを考えます。

 

 

 

いよいよみんなが楽しみにしていた、お別れ会の始まり!

 

司会は5年生スカウトが担当します。

 

最初はシニア・レンジャーによるジェスチャーゲーム。

楽しいゲームで盛り上げてくれました。

 

そのあと、ブラウニーやジュニアが順にスタンツを披露。

 

司会のスカウトが、1つ終わるごとに感想を言いながら進めていて感心しました。

 

 

最後に、3年生、6年生のスカウトへ、みんなで手作りのプレゼントを贈りました。

フライアップする人、退団する人、それぞれの場所で力を発揮して頑張ってください。

 

 

入団式ができなかったスカウトに、入団証書の授与式もしました。

入団ありがとう。これからいっしょにスカウト活動を楽しもうね!

 

 

 

試行錯誤の中で進めてきた2020年。

 

2021年度はその経験をもとに、

 

「今となってはコロナ前より、今の方がいいね、充実しているね、楽しいね!」と

 

言えるスカウティングをしていきたいと思っています。

 

スカウトだけでなく、リーダーも楽しいと思う活動を。

 

辛かった、寂しかった、大変だった2020年の思い出を上書きできるよう

 

みんなで学んで、考え続けていきます。

 

支えてくださったすべての皆さま、ありがとうございました。

これからもよろしくお願いします。

 

 


2021 KIZUNA Day

2021年03月18日 | ガールスカウト活動報告

3月11日

東日本大震災から10年が経ちました。

日本連盟ではこの日を「KIZUNA Day」と制定し、防災意識や技術を高めるためのアクションを毎年行っています。

1団でも3月14日(日)に「防災スキルを学ぼう」という活動を行いました。

 

1団ではこれまで毎年、色々な取り組みを行ってきました。

10年が経ち、震災時には生まれていないスカウトが出てきたのをきっかけに

あらためて、過去の取り組みを見直し

身近なものを使って防災スキルを学んでみよう、ということになりました。

今回もコロナ対策として、午前と午後、部門を分けての活動です。

 

 

新聞紙やチラシで作る食器やスリッパを作ってみました。

 

 

 

震災を忘れないという意味のサムシングレッドの折鶴。

 

 

団委員長から、保存食として「休缶鳥」というパンの缶詰めを教えてもらいました。

 

被災した方にとっては、何年経とうが苦しみが癒えることはないのだろうと思います。

私たちは常に忘れず、寄り添い、

いつでも駆けつけられるよう、そなえていこう、

と気を引き締めた1日でした。