ガールスカウト福井県第1団 

活動報告とお知らせ

「親子で散策!昔の街並み~今庄宿の旅 2019~」

2019年10月12日 | ガールスカウト活動報告

10月6日(日)

今年の保護者参加の活動は、南越前町今庄の、今庄宿を旅してきました。

たくさんの保護者の方が参加してくれて、70名近くでの列車の旅です。

 

そして、下見の時にお会いした今庄の方が、私たちが到着するのを待っていてくださいました。

今から案内してくれます!

 

 

 

今庄宿は、3つの険しい峠を背にした、越前南端に位置します。

北陸から、京や江戸に向かう旅人が必ず通るのがこの地です。

旅人が疲れた体を休めるため、ここには茶店や宿屋がたくさんできて、繁栄しました。

 

国登録有形文化財の「旅籠 若狭屋」

旅籠とは、一般旅行者を泊める宿のことです。

 

国登録有形文化財「明治殿と公徳園」

今庄の経済発展に尽力した偉人、田中和吉さんが建設。

明治天皇が宿泊された本殿の居室を移築しました。

 

お昼ご飯は、その田中和吉さんが私財を投じて建設した「昭和会館」をお借りしました。

 

 

県指定有形文化財「京藤甚五郎家」

県内最古級の町屋。屋根には卯健(うだつ)があがっています。

室内の柱には、幕末 “水戸天狗党”の刀傷が残っています。

 

初代福井藩主・結城秀康は北陸道を整備するとき、まちの防御に配慮して

街道を矩折(かねおり)にしました。

矩折とは、道を急に屈折して遠くを見通せないようにした作りのことです。

 

町指定遺跡「燧ケ城(ひうちがじょう)跡」

標高270mの愛宕山山頂にある燧ケ城は、木曽義仲が平家を迎え撃つために建てられました。

今回は、ふもとにある新羅(しんら)神社までお参りに行きました。

 

「高野由平商店」さん

一子相伝、梅一筋にこだわり、江戸時代から評判の甘露梅肉屋さん。

全員に梅肉と梅ジュースを試飲させてくれました。

とっても美味しい!また買いに来ます!

 

駅の裏側にはD51も展示されていました。

 

 

今庄駅の前にある井戸。

 

お休みの店の中をのぞいていたら…お店の方が特別に入れてくれました。

懐かしい昭和のおもちゃがいっぱい!

 

 親子で、クイズに答えながら、今庄の歴史を学びました。

全問正解者には、リーダー手作りの特別ビーズを進呈。

 

地元の方に、元気にごあいさつする!というミッションも守りながら、

1日活動を楽しみました。

ご参加いただいた皆さま、ありがとうございました。

今庄で出会った皆さま、また帰ってきます!