私魚人(あいうおんちゅ)~定年親父の魚三昧:タナゴ仕掛けとガサで出会った魚たち~

50年続けた魚遊び。胴長ガサガサもしんどい。ならば釣りだ!野遊びだ!タナゴから珍魚・駄魚釣りへ!地元の生き物探しへ!

ワタカ・タビラ日和 ③ : 大喜びはぬか喜びの巻

2017-12-06 18:09:11 | 淡水釣り
デスクワークは目・肩・腰につらい・・・
年をとったなあ・・・

2017年12月2日(土)の続き

採れたてじいさんが帰るとすぐにシロヒレタビラが釣れた。


「おお~っ! まだおったんや! よかったよかった!」
「どれ? 見せてみ? ワッ! ほんまやあ!」


「ワシがウソ言うたことがあるか?」
「いっつもや。あんたからハッタリとチョッカイと魚とったら何にも残らん」
「・・・・・・」

ま、何にせよ、ここにはまだいる。
宅地開発や水路の圃場整備などでお目にかかるポイントがすっかり減った絶滅危惧種なのである。

撮影してたとき、観察ケースの接着部分がピキッとはずれた。
疲労骨折かもしれない。
水がだだもれになってしまうので、予備のボロいケースを引っ張り出すはめに。

婚姻色が少し出ているのも釣れた。


明らかに今年生まれのものも釣った。


今年生まれのワタカまで釣れた。




まるで小春日和のような陽気に魚たちの活性も高くなったのだろう。

この日和は、命のバトンがつながっていることを教えてくれたみたいだ。

と、シロヒレタビラのメスも釣れた。


来春、二枚貝に産卵するための管がちょっぴり見える。

少し大きめのヤリタナゴのメスも釣れた。


「ん? おかしいやんけ? 背ビレがかなり赤いけえ、てっきりヤリタナゴと思うたケド」
観察ケースに入れて、じっくり見てみるとタビラとヤリの両方の特徴があるように見えた。

「わ~い! ハイブリッドや! シロヤリとでも呼ぶべ」 
「ワシの勝ちじゃっ! ワシの勝ちじゃっ!」 大喜びしたのである。

ルンルン気分で帰路に着く。

さっそく何枚も何枚も撮った画像で確かめてみる。
何のことはない。
スリム系の赤みの強いシロヒレタビラだった。 ぬか喜びだったのである。

この日の釣果








コメント (2)
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