ほぼ日刊、土と炎、猫と煙突

白く燃え尽きた灰の奥深く、ダイアモンドは横たわる。

明治の人

2007年07月20日 23時26分17秒 | フィクション
怨念により、「霊障」という現象が起きる。(らしい)
ある霊能者にいきなりこう言われた。

「家に人を斬った刀がありますね。
 それが今の貴方を不運に、いや『乞食』にしているのです」
「へへへ。そりゃおかしいや」
「はあ?」
「心当りが多すぎてワカンネ」
「な、なんと?」
「アンタは『試し書き』をしたペンの数を憶えているか?」
「……」

そういう人が俺の先祖にいた……かどうかはわからぬが、
じいさんの家は奇妙だった。

着物を掛けておく「物干し竿」みたいな棒の先を
よく見ると「槍の穂先」が付いているし(タダの槍だろ?)
「杖かな?」と思ったら座頭市が使うような「仕込み杖」だったし。

この写真を見たら納得したけど。

しかし、美術品になるような「刀剣」はほとんど残っていなかった。

戦後、武装解除の名の下に進駐軍(アメリカ軍)
に供出させられた。(ようだ)

供出(?)と言っても自己申告制である。
「出さなきゃ良かったじゃん」
と思うが「ハムやソーセージ」などの珍しい食料品欲しさに
「武士の魂」を全て差し出した。(と伝え聞く)

いや、米国側にも露骨に「食べ物で釣った」という記録は無い。(と思う)

が、「模範的日本人」(米軍にとっての)になれば、
そういう駄賃の一つも頂けた事は、想像に難くない。

ちなみにこの写真、妙に西洋人に評判が良い。

自業自得か?

2007年07月19日 23時58分12秒 | 時事メモ
ダンボール肉まん「やらせ」発覚。
その報道もまた「やらせ」ではないか?

「中国でインテリたる第一条件は『自国の報道を信じない事』です」

某中華人民○氏の言葉を思い出すと、そんな気がしてくる。

さて。

Duty-Freeとか、Tax-Freeとか「無農薬、安心」
の看板は良くみかけるが。

「無中国、安心」というのは……



英語だけど→ここをクリック

金歯伝説Ⅰ

2007年07月18日 23時35分07秒 | 古い日記
漁業組合という組織にも胡散臭い物を感じるが……
彼等が管理する海で魚介類を勝手に獲ってはいけない。
「俺は昔からそうしていたから」
「海は皆のものだ。おまえらが放流した稚魚には印でも付いているのか?」
という理屈をこねても「窃盗」になる。

以下の話は「それ以前の問題」という気がするが、
ほとんど実話である。

―鉄槌―

「今年もやられたぞ」
「T県の『例のやつら』か?」
「ああ」
彼等の間では「例のやつら」のマナーの悪さは有名だった。
以前、警告文を書いた看板を出しておいたが、全く効果が無い。
もっとも「例のやつら」は「説明書、注意書き」等の「文字を読む習慣」が
無いのだから、当然だったが。

「悪質過ぎるぞ!物には限度ってモンがある」
「今日という今日は堪忍袋の緒が切れた!」
こんな芝居がかった台詞を言う筈も無かったが……
N県○市△村の住民はついに「例の連中」に
「怒りの鉄槌」を下す事を決意した。

その一時間前。

「ちぇ。今回は誰かに先を越されたな」
「手ぶらじゃ帰れねえぞ」
「お、見ろ。あそこに大根が生えているぞ」
「仕方ねえ。あれでも持って帰るか」

何故、そこに大根が生えているのか?
「例のやつら」はあまり深く考えない。
行きがけの駄賃とばかりにそれを引っこ抜き、トランクに納める。
「しゃあねえ。今日はこれで解散だ」
彼らは、高速道路を飛ばして帰路に付いた。

―その数時間後―

陽も高いうちに家に付く。
と、彼の目に予想外の光景が飛び込んできた。
何故か? 自分の母親が「若い警察官」と縁側でお茶を飲んでいる。
何が起こったのか? 彼にはまだ事情が飲み込めない。
「良夫。お客さんだに」
「ああ?」
「こんにちは。旦那さん」
「ど、どうも……」
「今日は獲れましたか?」
この警官、世間話をしながらウラを取っていたらしい。
毎年、複数回に渡って、N県で「キノコ狩」をしている様子を全て知られていた。
「マイタケがお好きなんですってねえ?」
「あ、いえ。それは」
「大根も好きなんでしょ?」
「その。何て言うか」
「ちょっとその車のトランクの中、見せてもらえます?」
「……」
「N県警から連絡が入りましてね」
「……」
「どうしますか? 今すぐ帰って、謝罪すれば告訴は取り下げるそうです」

―さらに数時間後―



××良夫(仮名) ○○才 職業(オサーン)

彼はN県の地元民が「他県ナンバーの車」を全部記録しており、
長年に渡って「その持ち主の素行」を監視している事など、知る由も無かった。

<終わり>

○歯無き戦い

2007年07月17日 23時23分36秒 | 古い日記
G県O市の市長は偉い。と言うより……

「根性者だ!」 そう讃える人は多い。

しかし、その前に……

「お前はもう死んでいる」状態の市町村はもっと多い。

夕張市など「早めにゲロっただけ上等」という気がする。

例を挙げよう。某市の老人福祉施設、幸○荘。

一箇所だと不公平だ、という理由で「東西南北」全部作った。

なお、余談ではあるが……
頭に方角が付く駅名で「東西南北」全てあるのは浦和駅だけである。
以上、余談終わり。

さて。1つだけでも赤字なのに×4じゃ、たまったもんじゃない。

年間赤字額 = ○億円也

その多くは市役所の天下り野郎職員の給料にあてられる。



一方。

某市の体質は依然として変わらないのを尻目に、
改革を断行し、本当の意味で市民の福祉を充実させた
O市長の度胸業績を某市の市民も讃えた。

しかし……そんな話をした3月頃だったな。

「O市、市長の自宅にトラックとダンプが突っ込む」
というニュースが入ってくる。
(怪我は無かったけど)

「ざまあみろ!」
と某市の○○オヤジは喜んでいた。

特に誰とは言わないが……
その系は「そんなに良いならO市へ引っ越せ!」
が口癖である。



もちろん、偶然、トラックやダンプが突っ込んでくる筈が無いよ。

明日更新が止まったら、「そういう事だ」と思ってくれ。

野獣、暁に死す!

2007年07月16日 23時21分07秒 | フィクション
マカロニ・ウエスタンとは「イタリア製の西部劇」
であり、言ってみれば「台湾で制作された時代劇」
みたいなものである。

本来、ロクなモンじゃない筈だが「本物以上の輝き」
を持つ作品も多い。

いや、マカロニが無かったら、クリント・イーストウッドも
世間から忘れさられていたかも知れない。

さて。何だか忘れたが、そのイーストウッドが主役だった映画から。

―西部の田舎町―

一人のヒゲ面の男がガンショップに入る。

「いらっしゃいませ」
慇懃な態度の店員。
「……こいつは幾らだ?」
「最新式の6連発で、格安の○$でございます」
「良さそうだな。試し撃ちをさせてくれないか?」
「はい。裏に射撃場があります」

大人、女、子供、乳飲み子を抱えた少女……etc

その射撃場の的は「人型」だった。

いや、もっと正確に言うと、「インディアンの人型」である。

それを見た瞬間、ヒゲ面はためらいも無く、片っ端から全部撃つ。

「……いや。全く見事なお手前でございます」
店員はあくまで慇懃で無表情。

ユーモアなんだか、「何か訴えたい」のか?
判断が付かぬ程、極、自然にこういうシーンが入る。

こういう脚本はアメリカ人には書けないだろう。
(いや、書けない理由は別だろうな)

―以下、本文―

マカロニ・ウエスタンは後に衰退し、
暴力シーンだけが売りの映画に成り下がる。

見れば判るけど……
「スパゲティの中にうどんが一本混ざっている!」
と話題にはなったが、実に内容の無い映画だった。

野獣暁に死す

キノコの帝國

2007年07月15日 22時22分48秒 | フィクション
この看板がどこにあるのか?はさておき。

長い話を簡単に言うと、「ドクター○リ」とは
シイタケなどのキノコの人工栽培可能にした森喜作先生の事である。

さて。最近知った。

かの「国際き○こ会館」は「ホテルきの○の森」と改名したらしい。

(↑上記のドクターモ○の写真は、全く別の場所です)

北関東の「ディープなキノコ文化」。その片鱗を味わいたい方はどうぞ。

隅々まで行き届いた「キノコ尽くし」です。

デ○ズニーランドのホテル(泊まった事無いけど多分)みたいです。

興味のある方はここをクリック→ホテルきのこ○森

ここで結婚式を挙げるカップルも大勢いますが……

余程の「キノコ好き」でなければちょっとキツイかも知れない。

いや、ハッキリ言えばここで○○を向かえるセンスに疑問を覚えます。
(泊まらない……と思う)

余談:
タイル屋の俺もデ○ズニーには納品したが、このホテルには潜り込めなかった。
(A○exにもムリヤリ押し込んだなあ)
○ばっかりで読みづらくて御免。

スシポリス

2007年07月14日 22時57分50秒 | 古い日記
海外の日本食店に推奨制度…基準作りの組織、18日に発足
2007年7月14日(土)19:38

海外の日本食レストランのうち、
「日本食」として一定の基準を満たした店を推奨する取り組みが、
18日に始まる。

国内の食品、外食企業などが
「日本食レストラン海外普及推進機構」(JRO)を発足させ、
推奨マークを店に掲げてもらうことなどを検討する。

JROは、日本食を作る際に欠かせない食材や調理方法などについて
基準を作り、推奨マークを決める。
各国・地域に支部を設けて、現地で調達できる食材など各地の実情に
合わせた基準作りに取り組む。

また、調理方法などを教える講習会も開く予定で、
来年春にも推奨第1号が誕生する。

海外での日本食ブームの高まりを受け、昨年9月末に農水省が発案したが、
この時は、国が統一基準を定めて「正しい日本食」に「お墨付き」
を与える認証制度を作る構想だった。
「政府の判断の押しつけ」「すしポリス」などの批判を浴び、
民間組織に委ねることにしていた。

確かに
「カルボナーラがホワイト・ソース・スパゲティーなのは許せん!」
と怒るイタリア人はいるな。

さて。↓以下の人達。

うーん。笑えん。

日本軍に捕まり、「刺青」の虐待を受けた連合軍兵士に見える。



「キリシタン」って顔に刺青して、追放する江戸時代の刑罰を思い出した。

刺青ポリスも作るか?

ゴミは語る

2007年07月13日 22時38分30秒 | フィクション
「落ちてる物はゴミでも拾え!」
俺達環境保護協会乞食組合の合言葉である。

しかし、タダでは拾わん!

せめてリサイクルネタにしてやらねば気がすまない。

しかし、この100円ライター……

「ごっつあんP○B DEBU屋」

って、どんなPUBか? 想像できますか?

ちゃんこ料理屋?

それとも全員がマワシ姿の相撲パブ?

イギリスには「相撲パブ」ってのがある、って聞いた事あるけど。

(でっかいゴムまりのような相撲用の衣装を着てマジで戦う)

わ……わからねえ。

ググッてみた結果↓

○○南一番街に新名所として、
ウエイト90kg以上のボリューム満点
で明るくキュートな女の子のパブが誕生!

イメージ写真→自己責任でクリック

G県か。わざわざ行かなくても国道沿いの
「3000円で食い放題」の焼肉屋に行けば
そういうコ、いると思うけど。

……残念ながら(色々な意味で)火は付かなかった。

商売だもの

2007年07月12日 23時32分44秒 | 古い日記
前書き:
オサーンとは誰か?については
右記を参照して下さい。→オサーンって誰?

―本文―

「捨てればゴミ。分ければ資源」である。
ペットボトルは周囲のビニールを剥がし、
蓋を外して「リサイクル」に出す、という「再資源活用」
の精神がようやくオサーン達にも浸透してきた。

(本当にペットボトルが再利用されているのか?疑問を持つ方もあろうが、ここではパス)

「しかし、何だよなあ」
一人のオサーンが言う。
「出始めの頃のペットボトルはこんなのじゃなかったよ。飲み口が500円玉以上の大きさだった」
「そうだっけ?」
そうだったかも知れない。
いや、正確に言うと色々なサイズがあって、一律じゃなかったと思うけど。

しかし、大口のペットボトル。確かにあったよ。思い出した。

あれは良かった。再利用が効く。

中に「ティー・バック」(麦茶とか)と「水」を入れれば何度も使えた。

つまり、漏斗などの特殊な道具なしで、
「詰め替え」に使えるので色々と用途があった。

それで一夏くらいは一本でもつ。

それが何故か?「ペットボトルの再資源化」が社会問題になる頃、
忽然と姿を消した。

「なんで、あんな使える物、無くなったんだろ?」
「うーん。そう言えば、どうして口を小さくしたのかな?」
「広口だと――『色々使えて便利だから』じゃないか?」

結局、
「リサイクルされると困るから、口を狭くしたんじゃないか?」
という結論に達した。

頼む。難しい事はいらない。

本当に地球環境を考えるなら大口ボトル復刻してくれ。

特に2リットルのヤツ。

昭和の人

2007年07月11日 22時11分46秒 | フィクション
元、旧ソ連軍によるシベリア抑留者。故人です。
(当時、兵隊では無かったのですが、色々と訳ありで)

……痩せてるねえ。
まあ、当時の日本人はこんな感じの人が多かった、
と思う。

ちなみに。
ロシア人に対する悪口は一切無かった。
むしろ、その国民性を高く評価していた。
(ただし、国家としてはソ連を批判していた)

一番のトラウマは「ジャガイモの奪い合い」とかの
「日本人同士のセコイ争い」
らしいが、それについては語った事は無いですね。
(下士官は立派な人が多かった、と言ってたな)

さらに。
妙に長い前髪が気になる所です。

これと関係あるのかどうか?は不明→コサックの歌

そのままの自分

2007年07月11日 20時18分31秒 | 古い日記
「全国に広く流通」「全国の書店から注文できる」
などとうたった自費出版ビジネスをめぐり、
著者と出版社の間でトラブルが持ち上がっている。
著者のなかには「ほとんど店頭に並んでいない」と不満を訴える人もいる。
4日午前、3人の著者らが、「本が店頭に並ぶと誤解させられて契約した」
として、大手自費出版社を相手取り、出版代金計約800万円の賠償などを求めて東京地裁に提訴した。

自費出版した作品を広げる徳島県の男性。全国のはずが地元の書店などにしか並ばなかった。
流通する自費出版をめぐっては、約10年前に年間数百点規模だった出版点数が、
06年に年間4000点を超えるなど、市場は拡大している。
インターネットの普及や「団塊の世代」の大量定年で、
自己表現の場を求める人が増えているためだが、
出版が増えるに連れ、営業や勧誘手法に疑問の声が上がるようになった。

自費出版は、自分史や小説、画集などを自費製作し、身近な人に配ることが多い。
一方、流通版では、著者が出版費用を負担するのは同じだが、
取次業者を通して書店の注文に応じて配本されたり、
書店に置かれた専用棚に並んだりする。

流通する自費出版を担う出版社は出版相談会や、
賞を受賞すると無料で出版できるコンテストを開いて出版作品を募っている。
書店への営業や広告宣伝をする分、やや割高で、
500部製作で、100万~200万円が相場だ。

原告の一人、徳島県の30歳代の男性は05年夏、
この自費出版社のコンテストに応募。
落選後の同年末に勧誘を受け、約150万円で500部を出版する契約を結んだ。
翌夏、写真とイラストを組み合わせたアート集を出版したが、
都内などの出版社の直営店のほか、
地元百貨店内の書店など3店に並んだだけだった。

男性は
「東京や大阪など大都市圏の書店に並ぶと思ったからこそ出版契約を結んだ。
そうでなければ契約はしていない」
と不満を訴える。

同社はコンテストの落選者にも自費出版を持ちかけることがある
と明示しているが、
落選作品に褒め言葉を並べる営業手法に疑問の声もある。

滋賀県に住む別の男性は昨夏、写真コンテストに応募。
落選した後に出版の勧誘を受けた。
「営業担当者から『こんないい写真は手放したくない』とおだてられ、舞い上がってしまった」
男性は昨年末に500部製作の出版契約を結び、
手付金の100万円を支払ったが、
出版社側の流通方法への説明に不信感を抱き、契約取り消しを求めている。

元社員も
「コンテストの応募者には、『表現がすばらしい』『発想がユニーク』などと褒め言葉を並べて出版を持ちかけた」と打ち明ける。

一方、この自費出版社の社長は
「著者の舞台を広げることがうちのテーマで、ベストセラー作家になった人もいる。作品ごとに全国の書店に営業をしているが、全国の書店に並べるとは約束していない。コンテストは本を出したい人のための賞で、
うちの本は自信を持って流通できるものばかりと思っている」
と説明する。

流通する自費出版をめぐっては、同じように書店に並ぶことを売り物にしていた業界大手の碧天舎(へきてんしゃ)が昨年春に多額の出版費用を集めて倒産。約250人の出版が頓挫するなどのトラブルも起きている。

以上、コピペでした。(元ネタ忘れた)

で、これがその訴えを起こした人(の内の一人)の本……らしいです。
(*原告は複数います)

ページの両脇に見える三角(>)をクリックすると内容が少し読める。

世界けんか独り旅

格闘家の自叙伝か?と思ったけど「元大学教授」らしいです。(未確認)

一言で言って「甘い!」です。

表紙を見ただけでわかりますが、自己満足の塊。

ホントに「トイレの落書き」または「チラシの裏」です。

「そのままの自分」をさらけ出して、万人が受け入れてくれる程、
世の中、都合よくありません。

社会悪と戦い、ヤクザから暴行を受ける経験を持ち、
(まあ、それとは関係無いけど)
後に、筆一本で身を立てる事を決意。

全国の本屋に足を運び、頭を下げ下げ、徹底的に自分を売り込んだ、
○○先生を見習った方が良い、と思いました。



そのままじゃないじゃん、って気はするけど。