ほぼ日刊、土と炎、猫と煙突

白く燃え尽きた灰の奥深く、ダイアモンドは横たわる。

エビ野朗

2007年07月31日 23時13分06秒 | 時事メモ
2007/07/31-11:22 エビ養殖投資会社を捜索=詐欺容疑、
配当を中止-4万人から6百億集金か・警視庁

 東京都台東区の投資会社「ワールドオーシャンファーム」(黒岩勇会長)が
「フィリピンのエビ養殖事業に投資すれば2倍になる」と偽り、
全国の出資者から多額の金をだまし取ったとして、
警視庁生活経済課は31日、詐欺容疑で関係先の家宅捜索を始めた。

捜索対象は黒岩会長宅など10都府県の30カ所近くに上り、同課は捜査員約70人を動員。関係者の事情聴取も進め、実態解明を進める。

調べなどによると、同社は2001年に設立。匿名組合を受け皿として、
1口10万円から出資を募り、マルチ商法の手法で拡大。
全国の約4万人から約6百億円を集めたとされるが、
配当は昨年秋ごろから滞り、今年5月、完全に中止した。

―――――――――――――600億円!―――――――――――――――

キタ━━━━━━(゜∀゜)━━━━━━ !!!!!

ところで、誰か私の「ザリガニ養殖」に投資しませんか?
一口30円からです。
なお、配当はすべて現物(ザリガニ)で支給されます。

SUKIYAKI

2007年07月26日 19時31分20秒 | 古い日記
Youtubeを見ていると……日本の曲で海外でも「スタンダードナンバー」
になっているのは、やっぱりこの曲しか無いなあ。

元祖、坂本九

上を向いて歩こう

TASTE OF HONY

’80年代に見た。確か全米ベスト5入りしたよ。
当時は「耐え難い程の違和感」を感じたが、
マダム・バタフライみたいなモンだと思えば。

SUKIYAKI

アマチュアの歌唱。後ろの襖が泣かせる。いい味出してる。

SUKIYAKI

坂本九の歌唱法を真似たヴォーカルの芸も見事だが。
「ハイテンション・木琴ヤロー」
の妙な動きに全部もっていかれた。勘違いエンディングも笑える。

SUKIYAKI

C級情報

2007年07月25日 21時39分37秒 | 古い日記
「ついに……カブトムシの餌を食べるようになったか」
そう誤解される事が多いけど、あれはもっと高いですから。

マンナンライフの「蒟蒻畑」のパクリとしか思えないが、
「G県下仁田村特産のコンニャク」を使ったローカル・フードである。

もっとも、「蒟蒻畑」も原材料はG県産コンニャクを謳っているけど。

下仁田村と言えばコンニャクと下仁田ネギと……


知85年のホリプロスカウトキャラバンでグランプリを獲得し、
アイドル歌手としてデビューしたが、さっぱり売れなかった。
「同期は中山美穂、南野陽子らそうそうたる顔触れだった」
やがてバラエティータレントへ転身し、
1度も単独コンサートを開いたことがなかった。

知らねーか。

「蒟蒻のおかげ」

○インズ・ホーム(ホーム・センター)のワゴンで山積みされてます。
一個、98円。

余談ではあるが……
買い溜めしたけど、ほとんどひょうちゃん達に取られた。

無薬品安心

2007年07月24日 22時47分01秒 | 古い日記
オサーンに訊く。
「アメリカ・ザリガニを食べた事はありますか?」
「あるよ。子供の頃は普通に食べていた」
噂には聞いていたがやっぱり。そういう世代だ。
「おいしいですか?」
「そりゃあ、美味いよ。試しに天麩羅にして、誰かに食わせてみな」

ブラックタイガー(売ってるエビ)と偽っても、
「絶対にわからない」とオサーンは言う。

「かえってプリプリしていて、本物より上かもよ」
鮮度の差もあるかも知れないが、
ザリガニの方が若干「身が固い」らしい。

「ところで何で?」
「いや、俺。事業を起こそうか? と思いまして」
「どんな?」
「ザリガニの養殖です」

「売れますかね?」
「うーん。俺たちの世代にはザリガニは、『わびしくて辛い』思い出だしな」
「ダメですか?」
「それに、ザリガニは『汚い所に棲んでいる』っていう先入観があるからなあ」
「しかし、輸入食品への不信感が広がった今日……」
何も俺は「私利私欲でやろう」って訳じゃない。
やがて訪れるであろう「食料自給化」の時代に対する実験でもある。
「国内産、養殖ザリガニの方がマシだと思いませんか?」
「それもそうだな」
「しかし……一つ、ネックになっている点が」
「なんだ?」
「ザリガニって共食いをするらしいんですよ」
甲殻類は脱皮をした直後は柔らかく、仲間の餌食になる。
それじゃあ、密集飼育は出来ない。
かといって「個別飼育」になるとコストがかさむ。

「あのデカい前のハサミを取っちゃえばいい。どうせそこは喰えねえし」
とオサーンは言うが……それでコイツら生きていけるのか?

行き先

2007年07月23日 23時37分27秒 | 古い日記
ある場所に……
ガードレールに挟まれた幅1mちょっとの用水路がある。
いや、むしろ「どぶ川」と言った方が近いかもしれない。

川底には水草がどっさり生えているから、「死の川」
ではないのだろうけど、ザリガニ程度の生物しかいない。

……と思っていた。

ところが、先週の金曜日。魚が登って来る来る。

金魚、と言うより赤い鮒みたいな魚。10cmくらいの丸々した小鯉。
メダカサイズの小魚。
そんなのが、上流めがけてワンサカ泳いでいく。

「何が起きたんだ?」

と、下流の方を見ると……オサーン達が「ドブさらい」をやっていた。
ユンボ(パワーショベル)で川の中をさらい、水草やゴミやらを
すくい上げて、トラックに載せていく。

凄い量の水草(写真、トラックの上参照)が撤去された後、
川を覗いてみると、流れが良くなったのか?
水流が速くなり、深さが1/5くらいになっていた。

さて。週が開けて月曜日。つまり今日見ると水量が元に戻っていた。

魚達の行き先(つまりさらに上流)はどこに繋がっているのか? 

この先、用水路は車道の下にもぐってしまうのでわからない。

が、上流からは「浮き草」がポツリ、ポツリと流れてくる。



米粒程度の葉の大きさ。「アオウキクサ」と言うヤツだ。

今の時期、水田に大量発生しているから、源流は推して知るべしだな。

身を隠す所が無くなったからか? 魚の姿は見えない。

田んぼに集団疎開をして帰ってこないのだろうか?

と思ったら、ドジョウ(?)みたいなヤツが水面に上がってきて、
泡を残して消えた。

終わり無き恐怖

2007年07月22日 14時04分47秒 | 古い日記
その現場写真は割愛するが、「ヤスデ」が大量発生した。
雨で地中が濡れると壁に這い上がってくるようだ。

「ヤスデ」は不快なだけで害はない。むしろ益虫らしい。



しかし……「塀にビッシリ」も困りモノなので、
そのほとんどを駆除した。

さて。そんな訳で「害虫駆除」について調べていたら、
以下のニュースに気付く。

揚子江が溢れ、洞庭湖(約3000km²)の水位が上昇。
ネズミが巣穴から追い出され、推定20億匹のネズネズ大行進。

スケールがデカイから被害もハンパじゃない。
33km²の「渡良瀬遊水地」とは訳が違う。

20億匹で8万トン。
食べるエサの量が体重の1割としても、一日に8千トンを消費。

「悲惨」としか言い様が無い。

しかし……

ここまで説明されても事の重大性が「わからんヤツ」がいた。

仮にA君としよう。

「一人暮らしで『20匹のハムスターを飼っている人』を想像すればいいんだよ」
「はあ?」
「いいからしろよ」
「……しました」
「どうだ?」
「ちょっと――キモいですねえ」
「じゃあ、次に『日本国民全員がそうなった』と想像してみろ」
「……しました」
「どうだ?」
「かなりイヤです」
「そうだろう。それが四国くらいの広さの会場に集まって、大集会を開くんだ」
コミケみたいな?」
「そう。どれくらい恐ろしいか――わかったか?」

「やっぱり……良くわかりません」

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5%

2007年07月21日 13時26分18秒 | フィクション
タイトル:
5%(五パーセント)
書いた理由:
ゴミのポイ捨て。
株のインサーダー取引。
公務員の公金横領。
偽装食品の横行。
やらせ報道。
果は「国家間の戦争」まで。
「この世に悪の種が尽きないのは何故か?」
を世に問う。

―以下、本文―

悲しいことに……地震や台風。人が弱って困っている時
をあえて狙って「火事場泥棒」みたいな事をするヤツが現れる。

そこでオサーンが言う。

「しかし、何だよなあ。100人の内、5人、悪いヤツがいる為に
 世の中、不自由しなきゃならない事が多すぎるよな」

「その通りですね」

泥棒をする人がいなけりゃ、警察はいらない。
攻めて来る国がなけりゃ、自衛隊もいらない。

「悪人」の「悪行」によって、どれだけ余計な税金が使われるか。

逆に言えば……
それが無くなる事によって、どれだけ社会全体が豊かになるか?

5%の人間は分かっていない。

「そうだよなあ。全く。実にバカげた話だよなあ」

しかし、そこはオサーン。こんな真面目な話が長続きする筈も無い。

「……ところで最近、『1円パチンコ』ってのが流行り始めてさあ」

また、いつもの話題になった。

「等価交換の店と違って、長く遊べるんだよね」

等価交換とは、
「1玉4円で 換金する時も 1玉4円」
つまり、ハイリスク・ハイリターンなシステムである。

だが、オサーンの行く「1円パチンコ」は、
「1玉1円で 換金する時は 0.6円」らしい。
出玉は良いが、あまり金にはならない。
昔ながらの「娯楽の殿堂:パチンコ」に回帰したシステムである。

「玉が景気よく出るのはいいけど。1万発から出して6000円だぜ」
「……」
んな事、俺に言われても。
そういう趣旨のパチンコなんだから仕方が無い。

1円の玉で遊んで、最後に換金する段になったら、
「金にならん!」と嘆かれても困る。

最初から納得してやってるんだろうが。

「ところで」
ふと、ある疑惑が俺の頭に浮かんだ。
「1円パチンコって、スロットのメダルも1枚、1円なんですか?」
「うん」
「それを等価交換の店で換金すると?」
「スロットはメダル1枚で20円だよ」

「じゃあ、1円パチンコでメダル買って、等価交換の店で換金したら、どういう事になりますかね?」
「……」
「単純に20倍。千円が2万円ですよ」
「……」
「店の名前が入っている訳じゃない。どの店のメダルも同じなんだし」
「……」
「パチンコ玉は重くて無理。でも、スロットのメダルならポケットに入りますね?」
「……」
「その内、どーせ誰かがやりますよ
「……」
「やるんなら、店が対策する前。今の内じゃないっすか?」
「……」

俺がやらなくても、誰かがやる!

俺がやらなくても、誰かがやる!
ポイ捨て、インサーダー、公金横領、偽装食品、戦争
俺がやらなくても、どーせ、誰かが「必ず」先にやる!

まとめ:
「95%の人間」の95%は「潜在的5%の人間」である。

エピローグ:

以上の悪知恵で金を儲けた人は全額赤十字に送って下さい。
魂が浄化されます。

「義援金? 俺がやらなくても、誰かがやるからいいや」
オサーン談: