Garnetの部屋

たそがれGarnet の 独り言
(つれづれ日記より)

名言特集  9   (神の玉手箱)サントリー美術館

2017年07月16日 | 鑑賞 贈り物

「我以外、皆 我の師也」    吉川栄治

わたし以外、人、物、大自然のすべてが師である。人生は教訓に満ちている。


7月11日
可なり暑い日であったが、約束通り サントリー美術館 に行く。
「神の玉手箱」と称する 漆器の(螺鈿、蒔絵)展示会。(7/17日終了)

** 国宝 浮線綾螺鈿蒔絵手箱 (ふせんりょうらでんまきえてばこ)
北条政子愛用とされる。
手箱(玉なる箱)昔物語に出てくる浦島太郎が小脇に抱えて亀に乗っている
あの、当時からの謂れがあるのです。大切な品を入れるものでありながら、
秘密の品を入れておく 物(小箱)。 うっかり開けると大変なことに?

普段は主に女性の化粧品が収められていた。これらの箱は半世紀ぶりに
修復されたもの。


** 上の写真の表側の模様  細かく螺鈿で花を切り取り細工されている。


** 中を開けて蓋の内側の模様


因みに 
** 螺鈿(ラデン)  夜光貝、アワビ貝等を各模様に切り、貼ったり埋めこんだりする技法。
** 蒔絵(マキエ)  漆器の表面に漆を塗り乾かないうちに金、銀を蒔く技法。

** 図録から概ねこんな種類の大小の箱、化粧道具、鏡台等の展示。




** 千代紙 
友達の M ちゃんとランチの後別れ、日比谷線で銀座に出て、久しぶりの 
「伊東屋」に立ち寄る。 今はその伊東屋も「Itoya] と横文字に代わっていた。
(封筒にこだわる京都の姉が欲しがっていた千代紙をさがしに)


** 真夏の残り花
真夏の暑さに庭に出るのも拒否反応。 目を楽しませてくれるのは 3~4日と
思いつつテーブルの花瓶に入れてみる。


** 一人お点前
食器の整理中に隠れていた お茶道具 すり減った茶筅ですが、冷たいお茶で
自分に お点前 します。 甘味は 手製のバラチョコとオレンジピールで。
器は 織部 です。 クリックしてネ


コメント (2)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする