住職の独り言

~ご縁に触れて~

救いの法

2024年03月21日 | 独り言

快楽から憂いが生じ、
快楽から恐れが生じる。
快楽を離れた者には憂いがない。
まして恐れなどどこにもあり得ない。

(法句経第214)

快楽や愛慕の情など、人は無意識のうちにたくさんの煩悩を心を抱えています。
それらが人をあやまちの道へ誘うのです。
お釈迦さまは、それらの煩悩から離れることが永遠の平安を手 に入れる唯一の方法とみなされました。
しかし、阿弥陀さまの法に出遇う時、私は、いのちの終わる刹那まで煩悩から脱することの出来ない存在であり、その煩悩だらけの私を、本願のはたらきのより、お念仏一つで私の救いが成就されると知らされました。
共に阿弥陀さまの救いの法を聞信し、安らかな浄土への人生とさせて頂きましょう。南無阿弥陀仏




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