住職の独り言

~ご縁に触れて~

願い

2018年09月30日 | 独り言

願いを成就する為にお寺に参る人は多いいが

私にかけられている願いを聞くために

お寺に参る人まれなり

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心にしみた作文

2018年09月29日 | 独り言

https://www.youtube.com/watch?v=8GTUze6sDKw

小学生の時、僕はイジメられていた。

無視されたり、叩かれたり…、

死にたいとは思わなかったけど、

学校に行くのはとても辛かった。

イジメをするのは一部のクラスメートだけだったけど、

他の子たちは自分もイジメられるのが怖くって、誰も助けてくれなかった。

ある日の授業で、「自分のお父さん」の事を作文に書く授業があった。

先生は何でもいいんだよ・・・。

遊びに行った事とか、お父さんの仕事の事とかでいいと言っていた。

けど、僕はなかなか書く事が出来なかった。

クラスの子たちは、みんな楽しそうに書いている中、僕一人教室の中でひとりぼっちだった。

結果から言うと作文は書いた。

書いたのだが「自分のお父さん」と言うテーマと違う事を書いた。

あとで先生に怒られるかも・・・と思っていた。

また、これがきっかけでイジメられるのかなと、子供心にとても不安だった。

でも、それしか書けなかった。

作文は授業の終わりと同時に集められ、先生は、「来週、発表会をします」と言った。

先生はそのまま教室を後にした。

その後、頭を叩かれてイジメられている普段の僕がいた。

先生は「じゃあ、今日は発表会をしてもらいます」と言った。

今日は作文の発表会の日。

ただひたすら

「僕の作文は選ばれませんように」と ただ祈って下を向いているだけだった。

発表会は順調に進み、あと10分で授業が終わるところまで来ていた。

僕は少し安心していたのだが、その期待は無駄だった。

「では、最後に○○君に読んで貰います」

僕は頭の中が真っ白だった。

「あの、先生・・・僕はお父さんの事を書いてないです。」と言ったら、

クラス中から非難の声が上がった。

「バカじゃねえの?廊下に立っていろよ、オマエ

いろいろな声が飛び交ったが、非難の意見はみんな一緒だった。

もうどこにも逃げられなかった。

「静かにしなさいっ!」

先生の突然の大声に教室は静まり返った。

「先生は○○君の作文を読んでもらいたいの、だからみんな聞いて下さい!」

「○○君、さあ読んでください。」

いわれるままに僕は作文を読んだ。

「僕のお父さん。

僕のお父さんはいません。

幼稚園の時に車にはねられて死んだからです。

だから、お父さんと遊んだのも、どこかへ行った事も、あまりありません。

それにお父さんの事もあまり覚えていないです。

写真があるので見ましたが覚えていないです。

だから、お婆ちゃんとお母さんの事を書きます。

お母さんは昼間仕事に行ってお父さんの代わりに働いています。

朝早くから夜遅くまでいつも働いています。

いつも疲れたと言ってますが、甘いお菓子やたい焼きを買って来てくれるのでとても大好きです。

お婆ちゃんは元気で通学路の途中までいつも一緒に歩いて来てくれます。

ご飯はみんなお婆ちゃんが作ってくれて、とてもおいしいです。

お母さんが働いているので父兄参観の時にはお婆ちゃんが来てくれます。

みんなは

「おまえの母ちゃんババァなんだ?」と

からかって来るので恥ずかしかったけど、

でも、とても優しいいいお婆ちゃんです。

だから、お父さんがいなくても

僕はあまりさびしくありません。

お母さんとお婆ちゃんがいてくれるからです。

お母さんは、「お父さんがいなくてゴメンね!」と、言ったりするので、

早く僕が大人になって仕事をして、うちの家族のお父さん代わりになって、

お母さんとお婆ちゃんの生活を楽にしてあげたいと思います。

だからお婆ちゃんには

長生きしてねって、いつも言っていて、

お母さんにはいつも肩をもんであげています。

二人とも泣いたりするので少し困るけど、

そんなお母さんとお婆ちゃんが僕は大好きです。」

一気に僕はしゃべった。

先生には死んだお父さんのことを

書けばいいのにと言われると思ったし、

「クラスの子供達からは、おまえお父さんがいないのか?」

「もしかして捨て子だったんじゃねえか?」

と、またイジメられるのかなと思ったりしていた。

顔を上げる事も出来なかった僕は

救いを求めるように先生の顔を見てみた。

すると、先生は立ったまま泣いていた・・・。

そしたら、ほかの子たちもみんな泣いていた。

僕が初めて好きになった初恋の子は、机にうつぶして泣いていた。

僕をいじめていた子たちも泣いていた。

でも、僕には、なぜみんなが泣いているのか分からずにいた。

 「どうして・・・?

 お父さんがいないから・・・?

 お母さんとお婆ちゃんの事を 仕方なく書いたのに・・・?

 どうしてみんなが泣いているのだろう・・・・」

 「○○君・・・」

 「はい・・・」

 「先生は人の心を分からないダメな先生でした、ゴメンなさい。

 世の中には親御さんのいない子もいるのにね!

 そういう子たちの事も頭になくて、

 お父さんの事を書いてだなんて、

 あなたの事も知らなかったとはいえ、

 ○○君!本当にゴメンなさいっ!」

 先生は顔を覆ったまま泣き崩れていた。

 それがその日に起こった出来事だった。

 次の日から、なぜかイジメられなくなった。

 相変わらず口悪くからかったりは

 されたけど、殴られる事はなくなった。

 イジメのリーダー格の子に、 遊びに連れていってもらえるようになった。

 先生はその後の家庭訪問で、 その日の出来事をお婆ちゃんに話して謝っていた。

 作文の事を僕は誰にも話していなかったので、少し怒られたけど、話を聞いた母も、

 今は亡くなった婆ちゃんも、うれし泣きみたいな、くちゃくちゃ顔で叱ってくれた。

 僕も立派な、人に誇れるような 仕事はしていないけど、

家族のおかげで一人前の大人の男になれたとは思う。

 大人になった今でも、その時の事はなぜか覚えているし、

 ふと、思い出したりもする。

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グルメ

2018年09月28日 | 独り言

先日、彼岸法要を前にして天真寺合葬墓「やすらぎ堂」を掃除に行った帰り道

娘と二男・孫二人を連れて5人でスパゲティー屋さんに寄り道。

この店、一見気難しそうなマスターと奥さんの二人でやっており、

子供達は小さい頃から行っているお気に入りのお店。

パスタ・サラダ・ピザを注文したけど

3歳と5歳の孫も美味しい美味しいと言ってよく食べる。

親のDNAが子供の中でも生きているんですね(笑)

店名「クローバー」(イタリアン)松戸市松飛台155-4

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第22回公開仏教文化講演会

2018年09月27日 | 独り言

と き 9月29日(土)13時開場 14時開始

ところ アミュゼ柏クリスタルホール

   柏市柏6-2-22 ℡04-7164-4552 

講師 川村妙慶師

講題「私が 私でよかったと 思える生き方」

参加費 無料(先着400名)

 

〈講師紹介〉川村 妙慶(かわむら みょうけい)

浄土真宗僧侶。福岡県北九州市門司港出身。

1999年、日替わり法話の WEB サイトを立ち上げて「心の問題」に取り組む。

サイトには悩み相談が殺到し、2007年にはヤフー人名検索1位となる。

また、現代人の心を軽くするヒントを綴った著書多数。

京都新聞「暖流」、産経新聞「日曜相談」などコラムも連載中。

やさしい語りにのせて、命の尊さを説く法話も人気。

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秋彼岸(後記)

2018年09月26日 | 独り言

天真寺彼岸法要に次男(仙台恩慶寺住職)が子ども二人を連れてお手伝いに来てくれた。

今年の23日は日曜日で日曜礼拝がある

3才の孫は私の隣で参加したが、

何とか20分はジッとお勤め。しかし20分が限界だった。

その後はキョロキョロ・ウロウロだっけど少しは成長したかも… (笑)

お寺の彼岸法要には長男(5才)が出勤。…ちゃんとできました

お寺の子は御門徒さんによって育てられていくんですね。

 (天真寺永代合葬墓前にて)

 

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ボラン寺

2018年09月25日 | 独り言

お寺の彼岸法要が終わると

彼岸が終わったような気になっている私(笑)

本当は9月26日迄なのに…

今日はボラン寺(寺報発送)です。

作業が終わると今月(9月)誕生日を迎えた方の誕生会。

 

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もう秋ですね。

2018年09月24日 | 独り言

9月23日の「秋の彼岸法要」

12時から役員さんと打ち合わせ・開場設定

13時30分より法要・ご法話

役員さん・ご講師・参拝者…皆さんのお陰で彼岸法要をご縁に聴聞させて頂きましたこと感謝申し上げます。合掌

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秋彼岸法要

2018年09月23日 | 独り言

ひと雨ごとに 秋深まりゆくように

我が老い深まりて 彼岸に至る

 

【秋の彼岸法要】

 

平成30年9月23日(日)午後1時30分~

 

講師 福間義朝師(広島県)

 

※どなたでもご自由に聴聞下さい。

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彼岸

2018年09月22日 | 独り言

彼岸会の太陽は真西に沈む

天真寺のご本尊に向けば背中の方向。

「この道を行け」と私の背中を押して下さる光あり…。

【秋の彼岸法要】

平成30年9月23日(日)午後1時30分~

講師 福間義朝師(広島県)

※どなたでもご自由に聴聞下さい。

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彼岸花

2018年09月21日 | 独り言

只今、終活中

フェイスブックを止め、洋服の着ないものの処分。

生活用品不要品処分…等々

身を軽くしているんです。

今年も暑い暑いと言っていたけど、ここの所涼しい日が続いています。

今年は暑い日が多かったから彼岸花も終わったかと思いきや

きっちり彼岸には咲き出しました。

【秋の彼岸法要】

平成30年9月23日(日)午後1時30分~

講師 福間義朝師(広島県)

※どなたでもご自由に聴聞下さい。

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