住職の独り言

~ご縁に触れて~

いのちのつながり

2013年07月14日 | Weblog

ベトナム出身の禅僧ティク・ナット・ハン師は

仏教の縁起の法を

「この一枚の紙のなかに雲が浮かんでいる」と表現される

チョット考えると意味不明ですが…

ようは

雲なしに水はなく

水なしに樹木は育たず

樹木なしには紙は出来ない。

さらに

木を切り出す人

森や人間が育つには太陽の光が必要であり…

その他一切のものが一枚の紙の中に凝縮されている。

私たち自身もこの紙の中にある。

「風が吹けば桶屋が儲かる」

じゃないけど壮大なる縁起の法

いのちのつながりを

「この一枚の紙のなかに雲が浮かんでいる」

と表現される。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする