ラックストーン・レコード雑記帳 - アート・和菓子・音楽

ラックストーン・レコード主人、山口'Gucci'佳宏がアート、和菓子、音楽などなど、徒然なるまま書き綴る、まさに雑記帳。

今日の美術展 [平成二十二年一月十九日]

2010年01月19日 | fine arts
久しぶりに温かく穏やかな陽気でした。

写真は本日、訪れたワタリウム美術館にあるアート・ショップ、オン・サンデーズで購入した昭和の建築家を代表するひとり、村野藤吾氏の設計による建物を紹介した本です。氏が設計した目黒区総合庁舎日本橋島屋の建築見学に参加したことのある自分とって村野藤吾氏は思い入れのある好きな建築家ですね。この本を見て氏の作品を訪れてみたいと思います。だけど、ルイス・バラガン氏の展示を見に行って、違う建築家の本を買ってしまった自分です?!

0017) 江戸の彩 珠玉の浮世絵コレクション (前) 於: 太田記念美術館
自己期待度 – 乙
自己満足度 – 乙
自己不満度 - 戊
自己関心度 – 乙
自己推薦度 – 乙
自己趣味性度 – 甲
まさに珠玉の作品ばかりが並ぶ、見応えのある展示でした。今回、特に肉筆浮世絵の秀作が数多く出品されていたのが興味深かったです。浮世絵の歴史を系統立てて解説されていて、展示カテゴリーも的確、そして貴重な作品ばかり、充実した内容でした。後期展も楽しみです。

太田記念浮世絵美術館 → http://www.ukiyoe-ota-muse.jp/index.html

0018) ルイス・バラガン邸をたずねる 於: ワタリウム美術館
自己期待度 – 乙
自己満足度 – 丙
自己不満度 - 丙
自己関心度 – 丙
自己推薦度 – 丙
自己趣味性度 – 丙
20世紀の巨匠建築家のひとり、メキシコのルイス・バラガン氏が1948年から40年間暮らした、自らの設計による私邸の内部を再現しています。バラガン氏の功績や交友関係が紹介され、まぁ、興味深い内容でしたが、部屋の再現がイマイチの様に感じました。それはバラガン氏のシンプルなものを好むセンスだったからかもしれませんが....。

ワタリウム美術館 → http://www.watarium.co.jp/

0019) 松井冬子「骨のデッサン」展示 於: 成山画廊
自己期待度 – 乙
自己満足度 – 乙
自己不満度 - 戊
自己関心度 – 乙
自己推薦度 – 乙
自己趣味性度 – 乙
去年の年末、下図展に訪れましたが、それに引き続いて松井冬子女史が日本美術解剖学会創立記念大会に向けて人体の骨格を描いたデッサンの展示でした。出品は一点のみでしたが、松井冬子女史の高い描写力と筆致に込められた鬼気迫る迫力を感じました。凄いです。

成山画廊 → http://www.gallery-naruyama.com/exhibition.html

展示に対するレポート方式の詳細・説明はコチラで。

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