ラックストーン・レコード雑記帳 - アート・和菓子・音楽

ラックストーン・レコード主人、山口'Gucci'佳宏がアート、和菓子、音楽などなど、徒然なるまま書き綴る、まさに雑記帳。

今日の美術展 [平成二十一年六月十一日]

2009年06月11日 | fine arts
朝方に雨も上がり、梅雨入りして、いきなりの梅雨の中休みとなりましたね。早い時間帯の打ち合わせを終えて、雨は上がりましたが電車移動にて、いろいろな展示を見て廻りました。

532) 板谷波山をめぐる近代陶器 於: 泉屋博古館分館
自己期待度 – 乙
自己満足度 - 乙
自己不満度 - 戊
自己関心度 - 乙
自己推薦度 – 乙
自己趣味性度 - 乙
板谷波山氏を中心に初代宮川香山氏等、大正・明治期に於ける名陶工の方々による作品の展示です。まぁ、とにかく目を見張る様な素晴らしい陶磁器の数々、魅せられましたね。圧巻の思わず溜め息が出るほど美しく、手の込んだ絵付け・細工が施された作品ばかりでした。

泉屋博古館 → http://www.sen-oku.or.jp/

533) 万華鏡の視覚 ティッセン・ボルネミッサ現代美術財団コレクションより 於: 森美術館
自己期待度 – 乙
自己満足度 - 丙
自己不満度 - 丙
自己関心度 - 丙
自己推薦度 – 乙
自己趣味性度 - 丙
視覚を刺激される現代アートの数々、面白い展示でありました。そこで、自分には各作品に込められた意味を考察することが、煩わしく感じましたね。視覚に楽しい作品は、素直にその見た目の楽しさを味わえばいいとも思います。そして興味を持てば、その作品の意味を考えればよいのでは?!

森美術館 → http://www.mori.art.museum/jp/index.html

534) 三好るり展 於: Gallery-58
自己期待度 – 丙
自己満足度 - 乙
自己不満度 - 丁
自己関心度 - 丙
自己推薦度 – 乙
自己趣味性度 - 丙
独特の質感と色彩を持ったペインティング、現代アート作品。特に円形のテンペラを用いて描いた作品に惹かれました。全体的に色使いの印象が美しいと思いましたね。

Gallery-58 → http://www.gallery-58.com/

535) 光と影 森山大道写真展 於: BLD GALLERY
自己期待度 – 丙
自己満足度 - 乙
自己不満度 - 丙
自己関心度 - 丙
自己推薦度 – 丙
自己趣味性度 - 丙
まさに光と影にイムパクトのある写真ばかりでした。森山大道氏の写真、その画面が持つ力にいつもハッとさせられます。

BLD GALLERY → http://bld-gallery.jp/

536) 「風と夜は遠くから、砂と歌は海に届くまで」新見岳史展 於: Gallery Q
自己期待度 – 丙
自己満足度 - 丙
自己不満度 - 丁
自己関心度 - 丙
自己推薦度 – 乙
自己趣味性度 - 丙
メキシコの色彩豊かな絵画を思わせるペインティング作品。今っぽい絵画で、パワーを感じました。

Gallery Q → http://www.galleryq.info/

537) 宗岡さと子展 FPMS サイズ考~P~ 於: ギャラリー山口
自己期待度 – 丙
自己満足度 - 乙
自己不満度 - 丁
自己関心度 - 丙
自己推薦度 – 丙
自己趣味性度 - 丙
キャンバスの規格サイズから考察して描かれたシリーズ絵画作品。今回は「P (paysage) = 風景用キャンバス」なので風景画とのこと。自分は他の作品を見ていないし、キャンバスの規格サイズのことはよく分からないので、作品自体を見て感じたのはとても明るく色彩がきれいで開放的な良い絵画だなぁ、と言うことでした。

ギャラリー山口 → http://www.galleryyamaguchi.net/

538) open! Architecture 2009 於: 日本橋島屋
自己期待度 – 甲
自己満足度 - 甲
自己不満度 - 戊
自己関心度 - 甲
自己推薦度 – 乙
自己趣味性度 - 甲
去年は惜しくも逃してしまった建築に関するイヴェント “open! Architecture”、今年はその中のひとつ、今春、百貨店の建物で初めて重要文化財の指定を受けた日本橋島屋の建築見学に参加出来ました。高橋貞太郎氏の設計により昭和8年に竣工した当初の建物と村野藤吾氏による設計の昭和29~40年にかけて増築部分、全てを合わせて重要文化財となることは異例のことだそうです。今までに幾度となく訪れている日本橋島屋をまた違った角度から見ることが出来、気づかなかったことや知らなかったエピソードなども分かり、とても有意義な催しでした。他にも参加したかった建築見学が多々あったのですが....、また来年に期待です。写真は日本橋島屋、向かって右側、増築部分壁面に据えられたモニュメント。普通に下を通るだけでは気付かない村野藤吾氏の洒落心ですね。

open! Architecture → http://open-a.org/

539) la marionette de paris 細江英公写真展 於: 森岡書店
自己期待度 – 乙
自己満足度 - 乙
自己不満度 - 丁
自己関心度 - 乙
自己推薦度 – 乙
自己趣味性度 - 乙
細江英公氏が1990年11月、パリで謎の女性を撮影した「パリ操り人形」シリーズの展示です。白人女性と黒人男性が織り成すコントラストの緊張感、エロティシズム、そしてミステリアスさが醸し出された、とても興味をそそる作品でした。

森岡書店 → http://moriokashoten.com

540) yoshinobu nakagawa “ridges on the table”「卓上の畝」 於: タグチファインアート
自己期待度 – 丙
自己満足度 - 丙
自己不満度 - 丁
自己関心度 - 丙
自己推薦度 – 乙
自己趣味性度 - 丙
紙や皮、布で作られた不思議なオブジェ。最中状の形態と解説されていましたが、その作品に内包されているものは何なのでしょうか?! そして作品上の畝みたいな筋は?! 自分は見ていてナチュラル (自然) な思いがしました。

タグチファインアート → http://www.taguchifineart.com/top.html

541) 第2回アーティクル賞入賞記念展示 第1回 鈴木信吾 於: アトランティコギャラリーSHIBUYA
自己期待度 – 乙
自己満足度 - 乙
自己不満度 - 丁
自己関心度 - 乙
自己推薦度 – 乙
自己趣味性度 - 甲
フリー・アート誌 “art_icle” 主催の公募展グランプリを受賞した鈴木信吾氏の作品展。鈴木信吾氏の作風は自身で精巧に作った風景の模型を撮影したプリント作品です。それもその題材がかなり意表を付いていて面白く、かなり興味を惹かれますね。そのマニアック度は驚嘆であり、共感が持てます。自分はとても好きですね、こんなこだわり。

アトランティコギャラリー → http://artlantico.exblog.jp/

展示に対するレポート方式の詳細・説明はコチラで。


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