ら族の歳時記

「道が分かれていても人は幸せになる道を選ぶ能力がある。」
能力を信じ、心の安らぎの場を求めて、一歩一歩。

交通事故

2017-10-19 21:29:00 | Weblog
月曜日の朝、
やばい時間がない。
と慌てて朝食を食べようとしていると

ドーンと音が。

交通事故か。

家の窓からのぞくと
車と自転車の事故だった。

車と車ならほかっておくが、
自転車となるとケガもしているだろう。

慌てて家を飛び出す私。


男の人が高校生の女の子を抱えていた。

「大丈夫ですか?
 救急車を呼びましょうか?」
と声をかける。

「お願いします。
 頭を打っています。
 すみませんが、玄関先で休ませてもらえませんか?」

と運転手と思われる男性。


外は雨。

承諾する。



119番に電話する。(固定電話からです)

「火事ですか救急ですか?」と
聞かれる。

「交通事故でけがをしています。」
と答える。

すると、
「お電話されているのはら族さんですね。
」といわれる。

さすが。。消防署のシステム。。。。


「事故の場所はどこですか?」

「(ある店舗名)の南側の交差点です」

「事故はどんな感じですか?」

「車と自転車です。」

「ケガしているのは自転車の人ですね。
 どんな状態ですか」

「頭を打ったといっています。」

「意識はありますか?」

「話はできます。」

「他にけがは?出血は?」

「してないようです」

「今、けがをしている人はどこに?」

「私の家の玄関先で休んでいます」

「いくつぐらいの人?」

「高校生です」

「男性?女性?」

「女の子です」

「今から救急車出動しますから、
 救急車の音が聞こえたら
 家から出て手を振ってください」


今時って。。
住所も聞かないのね。

多分、電話番号で地図も出るんだろうね。

これが携帯電話からの通報だったら
逆に場所の特定が大変というのが
よくわかった。



女の子に
「おうちに電話しなくちゃ。
 携帯電話持っている?」
と聞いてみる。

もっていないとのこと。

「私が連絡するから
 お名前とおうちの電話番号を教えて」
といってみる。

すると
「連絡はいらないです」
という。


車の男性が
「連絡しなくちゃだめだ」
とたしなめてくれて
女の子はしぶしぶ電話番号と名前を教えてくれた。


電話したら養護施設の子だった。

だから、嫌がったのかも。。



後で思うと、車の人が逃げる可能性があったから、
電話の応対よりも
車の番号を控えておくべきだったかもしれない。

そんな余裕はなかったけれど。。。




そろそろ救急車が来てもよいころを
家を出るが来ない。。。


表通りまで出る。


救急車はなかなか来ない。


来たと思ったら変な方向からくる。

これは、こっちに来る救急車か?
別の人を搬送中の救急車かと迷う。


救急車が徐行したので手を振ってみる。

『右に曲がります』と聞こえたので
こっちに来たものと確信し、
家の近くの交差点へ走る。

救急車がついて来たので、
家の前で待つ。



雨の渋滞で通れないと思ったのか
救急車は迂回してきたようだった。



救急車が止まった。

救急隊の人に
「どんな感じで事故になったんですか?」
と聞かれた。

「私はぶつかる音がして
 窓から見て事故とわかったので
 事故の瞬間は見ていません」
と答えた。

で。。車の男性に
「警察に電話しましたか?」と聞いていた。

一目で車の運転手と分かったんだろう。


焦っていて電話していなかったらしい。
慌てて電話をしていた。



救急隊の人が応急処置をしているうちに
施設の職員の人が到着した。

また、車の人の同僚も駆けつけていた。

(いかに救急車の到着が遅かったということか)



「ら族さん、
 事故に全く関係ないのにありがとうございました」

救急隊の人は家を出て行った。


後で思うと私が加害者で
家から通報したと思ったんでしょう。。。。。。


救急隊は、病院は決まっていたけれど、
すぐに発進しないで
事故現場の写真を撮っていた。
自転車の写真も。

「あまり壊れていないから大丈夫か」とかいって。



私は慌てて朝の薬を飲み、
お化粧をして、
会社に行った。

私が家を出るころには、
警察も着た。



慌て過ぎて足元がスニーカーの私。

道中気が付いたけれど
戻る時間はなかったので、
車の中のカジュアルの靴に履き替えた。

会社ではサンダルに履き替えた。




朝ご飯を食べていなかったので
ウイダーinゼリーをちゅるちゅるするけれど
空腹感は消えず。

幸いにも手土産の分配があったので
そのお菓子で空腹をしのいだ。。




人の事故を見て思う。

人や自転車が飛び出してくるかもしれないという
気持ちで車の運転をしなくちゃと。

優先道路を走っていても
見通しの悪い交差点では徐行や
一旦停止が必要だとも。

一度ひやりとした場所は
特に注意しなくてはと思った。




おって、車の人、自転車の女の子から
御礼のお菓子をもらった。

女の子は足を3針ほど縫っただけで済んだようだ。
コメント
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