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2021東京五輪最終日

2021年08月08日 | サーキットダイエット
2021東京五輪からリレーゾーンが20mから30mに伸びていた!

(改正)第170条
18. 4×100mリレーと4×200mリレーでは第1走者以外のチームの走者、メドレーリレーでは第2・第3走者はテイク・オーバー・ゾーンの前10m以内のところから走り始めてもよい
この条項で加速ゾーン(通称「ブルーゾーン」)の使用を規定していましたが、この条項の内容自体が2018年度ルールでは削除されました
(この部分が、テイク・オーバー・ゾーンの20mに+10m=30m)

さて、ではなぜ30mになったのか・・・

まずバトンパスが正しく行われたかの判定をより正確にするため。
バトンの受け渡しの際、今まで競技役員は加速ゾーンとテイク・オーバー・ゾーンそれぞれの入口を見なければなりませんでした。
加速ゾーンの入口では、次走者が走りだすときに加速ゾーンの入口の助走ライン(ブルーライン)よりスタート方向のトラック上に足がでていないかなどを、テイク・オーバー・ゾーンの入口ではテイク・オーバー・ゾーンに入る前にバトンパスの行為が開始されていないかなどを見ています。
30mにすることで、競技役員がこれまで2か所を見なければならかった部分が1か所になりますのでより正確な判定が行われることが期待できます。


テイク・オーバー・ゾーンに入る前にバトンパスの行為が開始されて失格になることは小中高校生などではよく起きています。
前回の2016年のリオデジャネイロオリンピックでも起きています。
この失格があったアメリカからこのルール改正(20m→30m)の要求があったと思われるかもしれませんが、
実はこのルール改正を要求したのはオーストラリアでした。

テイク・オーバー・ゾーンが30m、選手の走力差があるときなどは戦略(走順)にも影響します。
例えば前走者より次走者の方がかなり走力があるときには、すぐ受け取ることができ次走者を長く走らせることができるなど・・・
戦略的に展開できるパステクニックから、日本により有利になる可能性大でしたが・・・
結果を見たら無策日本?

今回のバトンゾーンが20mから30mに延長され、戦略的にも有利なはず?のバトンパスゾーンでバトンがつながらなかった『日本』
明らかに敗因は『精神的プレッシャー』です。
今回アメリカは、下手なバトンパスで予選落ちですが・・・バトンはつながりました

今回の日本チームのバトンミスは、攻めてからの失敗とほとんどの専門家?が適当なコメントしていますが、
『山縣選手のスタートが早すぎた』ことにつきます。

なぜ?早すぎなのか?一番の理由は、日本選手団主将の重責です。
あの、柔道の大躍進を支えた井上監督も、主将の時、予選落ちでした。

日本代表にさらに注目度が高まり、主将・副主将・旗手らの個人に多くの目が向けられました。
山縣『主将』は、結果として競技に集中できませんでした・・・


一方『旗手』の須崎さんは、国内選考で、1%の可能性から最終的に代表を勝ち取り、
本当に楽しんで、(中学生時代から自宅から離れ、ナショナルトレーニングセンターのアカデミーに所属。いつも気持ちのいい挨拶をされます)
全試合テクニカルフォールでの金メダル獲得、見事でしたね!
(吉村コーチの指導とサポートが凄い)

スポーツでは、最後『集中力』が、勝敗を分けます
金メダル候補が予選敗退するのは、体調より、最後の集中力です


表彰式で伊調さんから『次やその次も・・・』
う~ん3年後が、楽しみだ!




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