【写真:郡長正の墓】
※ 郡長正は現在の福岡県豊津町にあった小笠原藩藩校「育徳館」へ留学中に自刃しました
今日は東山町にある曹洞宗萬松山「天寧寺」に来ています。毎年5月18日に開催されている、会津士魂会(五十嵐光雄会長)主催の供養会ですが、主催者側と会員、それに来賓を含めて約50人が参加して行われました。(^O^)
田中城代家老は、保科正之公が会津に封された際に正之公に随行して来ています。代々家老職を勤め、戊辰戦争には城代家老の要職にて会津を護って戦いました。
【写真:天寧寺本堂で開かれた供養祭の様子です】
一方、萱野家も代々家老職を勤め、会津落城の際には戦いの責を一身に受け見事切腹し果てた萱野権兵衛、そして、少年ながら会津の士魂を九州の地に残した亡くなった権兵衛の次男郡長正の霊を慰め、会津の士魂を後世に語り継いでいくことを念願し開催されています。
供養会は、茶道宗偏流の献茶、五十嵐光雄会長が祭文を読み上げ、天寧寺住職の読経に続いて参列者の焼香に移りました。
【写真:同じ天寧寺に眠る作家早乙女貢先生の墓】
その後、来賓祝辞、澤田光陽氏の剣舞奉納、会津詩吟会による詩吟奉納、高橋旭陽氏・根本絹陽氏・寺島蒼陽氏の詩舞奉納があり、閉会後は直会(なおらい)も行われました。