【写真:屋根の茅が全てなくなった今日の旧馬場家住宅】
※ しばらくはこの状態がご覧になれます
今朝一番に市役所に向かって、9月定例会の一般質問通告を済ませました。
今回の質問内容は、大項目が3つありまして、①国の耐震改修促進法改正について、②市民の墓地環境の現状認識と課題について、③観光立市への取組みと観光振興策についてを通告しました。
【写真:議会事務局に通告した質問内容と議会日程です】
①の質問主旨は、今年11月に施行される改正法の内容を見ますと、5000平方メートル以上の大型施設(不特定多数の利用がある建物)で、1981年6月1日以前に建設された商業施設や宿泊施設に、耐震診断と耐震改修を義務付けることになるため、市内の対象となる事業者に与える影響があまりにも大きいと考えています。
国・県からの補助金に市が上乗せ義務もありますが、所有者負担も相当な額になると思われます。 そこで、新たな支援策を講じないと、廃業や閉鎖になる施設が出る可能性があります。そんな観点で質問するつもりです。
②の質問は、市民からの要望が多い市営墓地の整備についてです。これは、家督を継いでいない団塊の世代、つまりお墓を新しく求める世代向けの墓地需要が近い将来見込まれることから、現在の整備状況を確認した上で、今後(仮称)市営墓地整備計画の策定が必要ではないかという提案型の質問をするつもりです。 市営墓地の抽選会は倍率も高く、何度抽選しても当たらないという市民の声を聞きます。また、最近は寺院の檀家にならず「無宗教」の方もいらっしゃいますから、市営墓地整備はますます重要視されると思います。
最後の③は、来年4月に統合を予定している、「鶴ヶ城観光公社」と「会津若松観光物産協会」の両団体ですが、現在までの進捗状況や統合後の職員給与の問題、臨時職員(緊急雇用創出事業を含む)の継続雇用についての考え方、あわせて、市観光課との役割分担についても突っ込んだ質問をする予定です。また、観光立市を目指すための施策の次年度以降の観光予算と事業計画についても当局の考え方を質します。
一般質問は9月9日(月)からになります。質問順番や日にちが確定しましたらブログでお知らせしたいと思います。(^0_0^)
なお、今回の一般質問に対して、ご意見ご要望がありましたら、遠慮なくコメントをお寄せくださいませ。お待ちしています。
【写真:旧馬場家住宅の内部に太陽が差し込んでいます】
午前中の内に猪苗代に着いて、旧馬場家住宅の工事現場を確認していると、職員から「館長!!留守中に水車小屋の水車が壊れました」とのこと。急いで確認してみますと、間違いなく4分の1(90度分)が外れています。実は、出張中に写メールで送信してもらっていたので壊れたことは知っていたのですが、今回は、少し厄介な修理になりそうです。
【写真:壊れた部分を後ろ側から撮影しました】
【写真:水車の外れてしまった部分です】
水車は羽根の部分を含めて水に強い「栗材」を使っています。建物の土台近くの材料も栗の木が多く使われますが、その栗材がなかなか手に入りません。専門家に修理をお願いするしかないかも知れません。
【写真:水車の軸がずれて回っていたようで今にも心棒が取れそうです】
※ 震災の時に多少傾いたのが原因かもしれません
水車そのものは私が就職してから2回造り直していますから、図面も依頼した工務店に残っていますが、職人さんが現役を引退してしまって、仕事をしてもらえるかが問題です。しかし、民家の修理に塀の修理、その上水車の修理とは出費が嵩みます。