おかえり

忽然と姿を消してしまった　猫の安寿が帰って来た

諦めかけながらも，外に向かって名前からを呼び続け

体調が安定して来たティファ姉さんとの散歩時でも「安寿〜安寿〜」と

名前を呼んでみたりして過ごしていたんだ

姿が見えなくなった　あの日の夜には激しい雨が降り

低温と冷たい雨の中を…どうして過ごしているのか？

狐に見つかり逃げ隠れしているのか？

などなど…マイナス思考に陥っていた

ニヤリさんからは「もう諦めなさい！安寿が選んだ道なのだから」

…そうワタシには言っておきながら，明け方前になると

向かいの林まで行ってみたりしていた事をワタシは知っている

そんなこんなの，日々を過ごしていた土曜日

習慣となっていた「ニヤ〜ニヤ〜ン」と猫撫で声で外に

向かって猫語を呟いていると…【ニャャ〜】か細い声が聞こえたような気がした

振り向くと…安寿が居た❗️

全身ずぶ濡れでズタボロでコケていた

ワタシと目と目が合うと再び【ニャャニャャ〜】と言って

水飲み場の水を飲み干した

絶食も心配だけど脱水の方が深刻だったから　ほっと一安心

自分のハウスで用を足し

何かから隠れるかの様に，じーっとしたり

コケてガリガリ＆野生化？した顔つき

野を彷徨うと…人相も変わるのね

一緒に探して，気に掛けて下さった　ご近所さん達に

帰って来た事を伝え　心配かけた事のお詫びをして回った

元々自己主張の弱い　おとなしめの安寿なのに

この数日間　どうやって過ごしていたのか？

大冒険話しを是非聞きたいものだ。

ある日 突然

どんな別れ方であっても…お別れは嫌だよ

出会いがあれば別れもある，どんなに望まなくたって

いつかは…別れの時が必ずやってくる

それを　もう数十回も体験しているけれど

それに慣れる事など無い

夏がやってきて　庭や畑で咲き誇る

ドライフラワー向きの花達

特別な加工等しなくたって，この状態でずーっといてくれる

見たいと思えば…視界から消えることは無い

何度も，何十回も…勿体ないなぁ　

もうピクリとも動かなくたってイイから　このまま

ずーっと置いておきたい　視界いっぱいに

ワタシの瞳からはみ出たってイイ　見つめ続けていたかった

なのに治療の甲斐もなく

あの日から　フタリの姿は視界から消えてしまった

そして…一昨日　突如として　安寿までも

ワタシの視界から消えた

君は１２年前の夏の暑い暑い日

片目を怪我で失ったと言う理由だけで　手放され

ただ犬達のフードを買いに行っただけだったワタシに

「売れなくなったから，育てて欲しい」と，突飛なお願いをされ

そして…その日から突然我が家の里子となった　あの日

生後1月半の小さな小さな　子猫だった【安寿】と命名

先住犬達が居る中で皆んなに可愛がられ育ち

毛色が同じ寿限無兄さんと1番仲が良かったね

寒い冬の日は，モフモフ兄さんの神龍にくっついて暖をとり

つい最近では，今まで以上に甘えっ子になって

ワタシとティファ姉さんの僅かな隙間に無理矢理

入り込んで寝ていたのに…

なのに　安寿何処に消えたの

君は，君は温室育ちなんだよ！野良猫暮らしは

君には出来っこない　我が家地方は狐も熊も直ぐ近くにいるんだよ

家も庭も畑だって，周囲をぐるーっと囲んであるのに

何処へ消えたの？ねぇ~何処に消えたの？

ある日突然我が家の子になって

ある日突然……

こんな別れ方は嫌だよ。

停滞期？

奇跡のように　ジャストミートしていた神龍のお宝🎾

梅花ウツギ（空木）が満開となり　🎾を包み込んでいる

この夏の日に神龍が居たなら…鼻のイイ神龍なら

きっと見つけ出して満面の笑みを浮かべただろうね

元々🎾に興味は無いが，神龍から無理矢理に奪い取る

事が楽しかったティファ姉さんだったから

奪い取る相手が居なくなったので…

🎾には見向きもしない…って言うか

失禁が気になって気になって　今はそれどころじゃないらしい

弟犬フタリを次々と🌈に見送って　一気に老けた

あはは，ワタシもだけど

居るんだか？居ないんだか？ある意味

存在感の薄ーいチビ兄犬フタリと遊ぶ事は全く無く

存在感たっぷりだった弟犬フタリの存在を改めて実感してる

どーもワタシもティファも，ヤル気モードにスイッチが入らない

まぁ　2人してこうして老いて行くのも悪くないか

2階の住人って揶揄しているニヤリさんと愛人は17才

内実は…後期高齢者と後期高齢犬なのだけど，このフタリはお元気だ

ニヤリさんはほぼ毎日何らかの仕事をしていて出かけている

後期高齢者の運転免許更新時の［認知度テスト］でつい最近

💯を取った❗️試験官も驚いていたらしいよ

記憶力には自信のあるワタシは「その時が来たらワタシも💯取る自信あるわ」

と，言ってやったけど…今のワタシは　もうその自信を消失してる

歳をとって行くと，昔の事は覚えているが，最近の事を忘れる

いやいや…歳のせいだけではないよ

ワタシは，もっと若い頃から繰り返し昔を思い出しては

あの時は　あーだったな　こうしておけば良かったなと

自己反省しながら生きてきた　それは沢山　失敗してきた経験からくる

今更　昔を反省したって過去には戻りはしないけれど

失敗した経験のベクトルを変えて生きたいな

時々，ヤル気スイッチを失くしてしまうけどねw

相棒が居なくなって…ヤル気スイッチ入らなくなってる

お顔がなーんと無く暗い

このフタリ…おとなし過ぎて　

ティファのヤル気モードを誘引出来ないんだよね

若い頃のティファに似ているビアンカちゃんの元気Power

浴びに行こうね！

静止画像を撮れたの…これだけ😅

ビアちゃん　それでイイんだよ❣️

ドックトレーナーの話によると…アイリッシュは8才過ぎれば

2.3才位のゴールデン並みに　おとなしくなりますよ〜

ん，んっ？…嘘つけ〜ティファ姉さんは8才頃だって絶頂期

つい，こないだまでもピチピチやったでーＷ

急にしおらしくなったのは１３才手前までやー

人間と同様に個体差あるんだよー

ドライブ好きなティファだから，涼しくなったら

Power浴びに行きますよ〜。

おはよう〜

ドッキリ！ハラハラ…そんな2週間が過ぎ

本日　めでたく１３才のお誕生を迎えられた

先月の２０日の夕方４時過ぎに…異変

立てない！立とうとするが，転倒するを繰り返し

大量に失禁，嘔吐そして脱糞

お顔を見ると…眼振　　嫌な予感が頭をよぎる

【前庭疾患】だろう　下の始末を急いで　病院へ緊急搬送した

病院は自宅から車で１０分圏内　後部座席に寝かせたが

ティファは何度も必死にもがいて立ち上がろうとした

ワタシは，なだめながら「神龍ー！お姉ちゃんを助けてあげてー」と

声に出して　お願いしてしまった

病院に到着し診察台から落下せぬ様に　ワタシは必死に押さえた

先生の適切な処置の後　　この様子から【突発性前庭疾患】であろうと言われた

まだまだ若い！と思いたいけれど…老犬と言われる年齢になっているティファ

今年の２月，そう２月の１８日　まだ４ヶ月前の事だ

記録的な大雪が続いていた　あの日　神龍の体調が急変

ぐったりして動けなくなり　往診して貰えそうな病院に

片っ端から電話して，やっと快く往診に来て下さった

ある意味恩人，そして神龍の最後を診てくれた最後の先生

ティファの処置が終わると先生が

「神龍ちゃんを助けてあげられなくて　ごめんなさいね」

先生の言葉を聞いたワタシは

ティファの事，神龍の事，メディアの事が一気に込み上がり

また涙で顔がクシャクシャになってしまった

翌日も来院する約束をして　帰宅した

神龍のお里さんから　頂いていたオムツ

神龍の母犬リールちゃんからのプレゼント

この勝ち気なティファ姉さんも、遂にオシメ様

でもイイのイイのよ　生きててくれたら

そんな日々を過ごしていた

やっと花の季節になったのだけど，庭の草花，畑の作物達の成長に

手を貸してあげられなかったのに

自然の力で育っていたよ

そんな，２週間が過ぎ　有難い事に今のところ

発作は起きていないし，後遺症も無い…いや有る　失禁

イイのイイのよ

今日こうして　【おはよう〜ティファ】そして

お誕生日　おめでとう　ありがとうね

アタイ　今日はまだ　オシメ様じゃあないからね

おはよう〜♪さぁ〜目覚めよ〜♪

新しい朝だ　僕と（ママ）と君（ティファ）とで作る

洗い立ての朝〜おはよう♪ 

byザ・マスミサイル【おはよう】

これからも　まだまだ　ずーっと「おはよう〜♪」しよね。