Tiny Happy Days

タイニー・ハッピー・デイズ。ささやかだけど幸せな日々。
そして日々を彩ってくれる音楽や文具などなど。

【映】【音】 ジギー・スターダスト

2022-02-18 19:23:45 | 映画
デヴィッド・ボウイが最初に世界的な人気を獲得したのは、ジギー・スターダストというキャラクターをまとってスペイシーなロックンロールを演奏した1972年半ばからですが、わずか1年後の1973年7月3日のロンドンはハマースミス・オデオンでのライブで突如バンドの解散を宣言し、自らジギー・スターダストを葬ってしまいます。

映画『ジギー・スターダスト』(原題 : Ziggy Stardust and The Spiders From The Mars)は、そのジギーとしてのラストライブの模様を収めた映画です。

画質はかなり粗い。演奏も荒々しい。しかし、映画館で爆音で聴くと最高です。
そして、なにより、ボウイが美しい…

ボウイのバンド解散宣言に動揺する観客をなだめるように始まった最終曲"Rock'n'Roll Suicide"。大好きなバラードですが、これは泣いてしまうなあ。

映画を観ている人、若い人が多くてちょっと意外でした。
近々もう1本音楽系の映画を観に行く予定です。映像ももちろんですが、こだわりの音響装置で大きな音に包まれる快感は格別のものですね。 


【文】 ちょこっとバレットジャーナル

2022-02-12 13:20:52 | 文具(ノート・紙類)
バレットジャーナルというノート術については、なにはともあれ創始者であるライダー・キャロル氏の著書「バレットジャーナル ~ 人生を変えるノート術」を読んでいただくしかないわけですが、ごくごく簡単にいえば、ラピッドロギング(迅速効率的なな記述法)に基づき、日々のタスク、出来事などを記述していくノート術。バレットジャーナルのバレットとは弾丸(bullet)ですか、ここでは箇条書き「・〜」を意味します。


デイリーログ、マンスリーログ、フューチャーログ、コレクションといったページを設けるので重層的なイメージがありますが、大切な情報はノートのページ番号をインデックスというページに集めることでアクセスを容易にするという工夫がなされています。

そう言われてもなかなかわからないかもしれません。私の場合は、本を4冊読み、youtubeでユーザーの投稿動画を観て、バレットジャーナルの仕組みと魅力を理解したつもり。
しかしここではたと気付くのです。リタイアした高齢者には目ぼしいタスクや後ろから常に追いかけられるようなTo Doの山はないのでした。

そこでちょうど月替りのタイミングでもあったので、マンスリーログのページだけを設けてみました。見開きでその月のカレンダーとスケジュールを左ページに、そしてタスクを右ページに書いていきます。次のページからはいつもどおり日々のライフログのページが続きます。タスクのページには観たい映画のリストも書いておきました。タスクとはいえませんが、枯れ木も山の賑わいです。

バレットジャーナルを少しかじってみた、という段階です。

【日】モデルナ、モデルナ、ファイザー

2022-02-09 08:57:12 | 日々のことなど
東京都の新規感染者が毎日2万人台を記録するなか、3回目のコロナワクチンを打ってきました。

1、2回目は大手町の大規模接種会場でモデルナのワクチンを打ちましたが、3回目は近所のクリニックの予約があっさり取れたのでファイザー製を打ち、結果的にですが交差接種ということになりました。

腕に痛みはありますが、発熱などの副反応は無し、と思っていたら翌日発熱。結局自分の場合はモデルナでもファイザーでも軽度ですが副反応があったことになります。
ワクチンを打てば万事安心、という訳にはいきませんが、やれることはやっとかないと、ですね。


【映】 ドライブ・マイ・カー

2022-02-05 13:14:12 | 映画
話題の映画『ドライブ・マイ・カー』を今週ようやく観てきました。

私達は、どう転んでも亡くなってしまった人たちとともに生きていかなければならない、などなど色々思うところはあるんですが、主人公の赤いサーブが走るシーンが強く印象に残りました。灰色の都内の街や首都高、広島の景勝地、雪景色の北海道、どこを走ってもサーブの真っ赤なボディと独特のエンジン音が鮮烈な印象を残します。
村上春樹の原作では黄色のサーブだったそう。

「僕は、正しく傷つくべきだったんだ」という終盤の主人公の台詞、あゝ村上春樹の世界だなぁと、妙に反応してしまいました。





【文】 Galen Leatherの40本差しケース

2022-02-03 20:05:21 | 文具(ペンケース)
トルコからの荷物は、イスタンブールの革製品工房ガレンレザー(Galen Leather)からのものでした。
購入したのは40本差しのペンケース。この大きさになるとコレクション・ケースといったほうがいいかもしれないですね。
商品名はLeather Zippered 40 Slots Pen Case。色はCrazy Horse Forest Green。horseとありますが、素材はベジタブルタンニンなめしの牛革です。
強めにワックスがかけられているようで、見た目と違いつるつるすべすべの感触です。

増え続ける万年筆は、こちらも少しずつ増えているペンケースに入れて保管していますが、一覧で見られないという欠点があり、大容量のペンケース(コレクションケース)を探していました。

しかし、革製で大容量のケースとなると数万円はします。ところがこのガレンレザーのケースは95ドル。送料を負担してもかなりリーズナブル。youtubeなどで見ていても品質は良さそうだったので購入してみました。

荷物を開けてちょっと驚きました。ロゴ入りの布製のジッパーケースにお礼のカードやらインスタントのトルココーヒーや紅茶のパックが入っていました。いたれりつくせりのセレクトショップのようです。

ケースの内側両面に10個ずつのスロットがあり、さらに間の仕切板の両面にそれぞれ10個ずつスロットがあり、合計4面で40本のペンが収納できます。
ペン同士がぶつからないように仕切りの布がついています。シンプルだけどこれ以上必要なものはないでしょう。スロットがエラスティックゴム素材というのがペンの軸に悪さしないか気になりますが、満足感の高いケースです。
ただ、1個じゃ足りないかな。