ゆったり山登り

北海道で暮らす自然が好きで、山登りやカヌーを楽しんでいるのんびり者です。
日々の自然や人との触合いを書いて行きます。

定山渓天狗岳

2012-07-28 11:46:45 | 
2012.7.16 定山渓天狗岳(天狗山)アイヌ名はキトウシヌプリ(ギョウジャニンニクが多くある山) この名前も小樽にもあるし北大雪にもある。 標高1144m

名前の通りに険しい崖になっている山です。
昨日の人はもう出発したようでテントにはいなかった。早速、入山届けを書いて歩き始める。ここも林道歩きが続く。


漸く登山口に辿り着く、そこにはもう一人の歩き登山者がいたらしくテントがあった。


処世術
早めに出たらしい昨日の人がもう一人のテント泊らしい若者と下山してくるのに出会った。
実は昨日、余市岳の話をしていたので今日会ったら一緒に余市側から登らないかと誘うつもりでいた。会って挨拶をしたのだがその後が昨日とは打って変わって愛想が悪い。話をしてみると昨日、既に登ったそうで私の話は必要のないものになった。
なんでと考えたら昨日は次の日の為に足を確保する必要があったのだろう。それが今日は予定が立ったから私に愛想をする必要が無くなったのだろう。昨日は感心して見習おうと思ったが歩き旅には愛想を振る技術が必要ならば私は諦めることにする。

珍しく昆虫シリーズで。青虫は最初ビニールと間違った位に綺麗に艶のある白緑色だった。帰り親の蝶が死んでいるのを見たが綺麗な羽だった。写真に取り忘れたのが残念だった。黄色のも艶があって綺麗な色をしていた。最後のオニヤンマは凄いでしょう。初めてのベスト映像です。
    

次々と沢の徒渉とロープ場が続く。



沢が枯れてくといよいよ最後の岩場を攻めます。


そして山頂に。何故か頂上標識が二つ。
  

山頂からの眺めです。
   

下山し始めて見えた風景。あそこは登れません。
   

下山しだしてまもなく登ってくる若者に会います。話をすると札幌の方でこの山が好きで今までに19回も登ったそうです。沢ありロープ場ありの変化が気入っているそうです。途中で女性二人を追い抜いてきたことを聞いたのでその内に逢うと思っていると遠くから話し声が聞こえます。だけれど中々近づいてきません。どうしたのかと思っていたらいきなり小柄わんちゃんが現れました。先頭を切って歩いていたようです。この所達は声が大きいので遠くからも聞こえていたのでしょう。一人は初めてだそうだが元気そうなので心配はないだろうがわんちゃんが可哀想だ。ロープ場をどうやって越えてきたのか、この後もまだ傾斜のきついロープ場がある。わんちゃんの無事を祈って別れる。

最後に私流の風流を味わい下さい。
「月は東に日は西に」ゆっくりと登ってきた白く霞む月はすでに山峰の上まで来ていた。
    






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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
雲の (あっけ)
2012-07-29 18:57:07
うっすらと雲の向こうに見えるのは羊蹄山?でしょうか。あれはダム湖?景色がいいですね。癒されます。
雲の (スー)
2012-07-29 20:18:14
あっけさん
そうです。羊蹄山です。札幌ダムです。定山渓から朝里川温泉に抜ける途中にあります。

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