ゆったり山登り

北海道で暮らす自然が好きで、山登りやカヌーを楽しんでいるのんびり者です。
日々の自然や人との触合いを書いて行きます。

無視されたので

2012-09-30 16:12:17 | 日記
昨日、姉から電話がありスイカいらないかと言う、何で今頃スイカなんだろうとは思ったが食べたかったので貰う事にした。わざわざ持ってきて貰うのも悪いので食後の腹ごなしにこちらから行くと伝えたら夕飯がお好み焼きだから夕食も食べに来ないかと誘われた。序でなので了承する。旦那さんがグランドゴルフの大会で蘭越町に行っているそうだが電話あって室内で競技することになった旨を伝えてきたそうだ。わざわざ蘭越町に行ってなんで室内でしなきゃならないんだと聞くと雨天だからだとの話、納得はしたが交通費を掛けて室内とは残念な話だと思った。あの競技の良さの一つは何と言っても景色を見ながら出来ることが醍醐味なのに…

姪っ子が一緒に住んでいるのだけれど彼女が何年か前から道の駅のスタンプラリーをしているのは聞いていた。それに姉も同行することも聞いていた。今年は遠方はだいたい終っていて後は札幌周辺だけが残っているだけと聞いていた。私もどれくらい知っているか見てみたかったので帳面を見せて貰った。やはり、通ってはいるけれども記憶にない駅がかなりあった。スタンプを押すつもりならばきちんと覚えていたのであろうが。素通りのところも多く完全に記憶から消え去ったのもあった。
姉の話を聞いても少ない休日の間で沢山の駅を回るので忙しくて観光などはしている暇がないようだ。それだけではなんだかガソリン代が勿体ない気がする。ラリー人口もかなりいるようで良くスタンプを押す人を見かけるがこれも証明書だけでは飽きてくるのではないかと思い姪になんか推理旅のようなものを提案してみてはと進言したら無視されたのでブログで愚痴を言うことにした。
良く分からないが他県には無いような話も聞くので何軒かの駅で推理通りに行けば商品を貰えるとか推理を聞かせてその土地の観光が自然と出来るとか、夏場に時間に余裕のたっぷりある内地の旅行者向きには彼方此方を推理しながら歩かせて見るのも面白いと思うのだが。
しかし、旅のスタイルは色々あって楽しいので私が勿体ないからといって他人の旅にまで口出しすることもないとは思うのだが。

こうでなくては

2012-09-29 11:49:19 | 日記
先ほど向かいの方からひまわりを沢山頂戴しました。中に幾つか大きなのがありましたので聞いてみるとロシア種だと言います。やはり丈は人よりも大きかったそうです。
ああ、やはりソフィアローレンが映画「ひまわり」で彷徨ったひまわり畑はこうでなくてはいけないと思いました。先日もつのだひろがあまりにひまわりが小さいのでがっかりした話をしていたので納得していました。


家の近所には学校がありましてそこには間違いなくカラが住んでいます。私のひまわりを表で干していたら食べた形跡がありましたのでこれだけの量の種があれば冬の間楽しめると種を解しながら考えたらじっとしていられなくなり早速ホームセンターに餌台を買いに行きました。
こんな感じです。

永山岳

2012-09-29 05:11:49 | 
永山岳 標高2046m

一月以上も山登りをサボっていたので体力に自信がなく今回はリハビリィのつもりで行きました。
あまり有名ではない山ですが高さはあります。周りがそれ以上に高い山でそこえの通過点になっていますのでこの山だけを目指すのは少しばかり気が引けます。ですから今回は体力が許せば安足間岳から沼の平に降りてくるつもりでした。

こここが登り口の愛山渓温泉です。


こちらは登山者用に安く泊まれる山小屋です。


こんな感じです。


登り口です。丁度、美人(?)の二人組が登る準備をしていましたので挨拶をして先に行きました。後から追いついてくるの思って楽しみしていたのですが遂に会うことはなかったので沼の平の方に行ったのでしょう。

途中に滝が二つ在ります。最初のが昇天の滝と言います。
もう一つは分かりませんがこちらのほうが立派です。

この後、降りてくる女性と会いましたので早いですねと言うと「永山岳だから」なんだか遠慮してます。そんなつもりで言ったのではないのですが足が速いですねと他の山も登る余裕があったのではとの気持ちで言ったのですが。
ここまではまだ余裕があったのですがこの山の難所と言いますか粘土の窪みが道になっていて歩き難い道が続きます。この辺から私の体力は怪しくなります。その後のハイマツ帯の岩場になるともう完全に体力が消耗していて息絶え絶えに登りました。
天気の良いのに元気づけられてやっとの思いで登り続けました。


予定よりも一時間くらい遅れて登頂、体力も尽きていたのでここが今日の山頂です。


休憩しているとまたまた女性が降りてきました。疲れているのかちらっと私を見ただけで挨拶無しで行ってしまいました。それにしてもなんと女性の活躍には驚かされます。
あの頂きが私の予定していた安足間岳です。7人のグループが歩いているのが見えています。
愛別岳の山頂です。あの山まで歩く元気が以前にはあったのに…

浦島ツツジ紅葉にはもう少し寒さが必要か。
狂い咲きでしょうか。岩桔梗です。他にもコメバツガザクラやイワヒゲ等が咲いていました。

なんとか登山口迄1km位まで来て急に腰が痛くなりやっとの思いで辿り着きました。やはり腰は治っていた訳ではないようです。
そして、温泉。湯から上がった後にアイスを頼むと奥から一種類だけ持ってきたおばさんの表におけない事情で苦労しているかの説明を聞いてあげてから山を見ながら食べれとかもう一人のお客と色々な会話に花が咲き挙げ句に簡易トイレを頂戴しました。

「マルセル」 樹のぶ子

2012-09-25 16:43:33 | 感想
実は私は氏のことを知りませんでした。普段如何に文学作品を読んでいないかを再認識しました。
「マルセル」を読んで何故今なのだろうかと疑問に思い氏の経歴を調べてみるとなんと芥川賞等の純文学の賞を沢山取られている方と知りました。
たまたまロートレックの「マルセル」の盗難を題材にした推理小説と思い読んでみました。
氏の年代が私より少しだけ上でして正にこの事件が起きた年は青春のただ中にありました。ですから氏に取っても特別な事件であったのでしょう。それにこの年、1968年は3億円の事件があり年明けには東大の安田講堂の攻防がありました。ですからこの盗難事件は私の記憶から忘れ去られていました。
この事件を振り返りますと改めて不思議な事件だったことを知りました。氏はずっと暖めていた題材だったのではないかと思いました。
この年の12月27日に京都国立美術館からロートレック作「マルセル」一枚だけが盗まれます。そして近くの駐車場から額だけが見つかり事件は犯人が分からないまま1975年に時効となります。この時に価格的にはまだ高い作品もある中で「マルセル」だけを盗んだのは熱狂的な愛好者であろうと思われていました。そして1976年会社員の方が預かっていたとして新聞社に「マルセル」を持ってきました。警察が預けた人物を訊ねたが答えないままで犯人の特定は出来ずに終った事件でした。

物語はこの犯人を贋作製作の結社が仕組んだ盗難事件として主人公の女性新聞記者に絡めて物語が進行していきます。物語が次々と意外な展開で読者を引きつけていく筆力には流石と思わされた。作中、主人公が独身女性の複雑な心理を丁寧に説明しているところなどは女性作家の面目躍如と言った感じで私は大いに参考にしたいと思った。

以前に「モナリザ」も盗難にあって返って来たことがあったと思います。題名は忘れましたがこの事を題材にした映画でやはり犯人は贋作を売り捌く為に盗みその間に何点も売り捌いたというストーリーだったと思います。

「岳」-ガク-

2012-09-24 07:38:20 | 映画
一味足りない気が…
見る前から予感がありましたので公開の時も敢えて見に行きませんでした。
原作が漫画なそうですからそちらを先に読んでいれば違った感想になっていたかも知れませんが。
気になったのでブログで映画評論家の評価を確かめましたら満点で5星の4星位の良い評価でした。不足分の1をどう評価しているか読んで見ると何も書いてありませんでした。所詮、ご用評論家には無理なのでしょう。

山岳作品ですから期待が大きいだけに現実と比較して厳しい見方をするのは仕方たありません。
事故の設定などに無理があったり、主人公が超人的な活躍をするのは「クリフハンガー」でもそうでしたからこの映画の主人公がどれ程の活躍をしても気にはしません。
不思議なのは配役が善人ばかりなので物足りない感じがどうしてしてしまいます。「クリフハンガー」のように企業の事情が見え隠れしたり個人の名誉等が複雑に交差することがありません。
原作が漫画だからかとも考えましたが「寅さん」も同じ様な作風です。これを考えると日本人的に一番安心できる手法なのかも知れません。
話は飛躍しますが世界平和の為には日本のちょとお人好し的な作風の映画や文化を広めると案外効果を発揮するかも知れません。