此処のところ、りんごや干し柿、ひまわりの種などが餌台に置いてある。
それに気づいたシジュウカラの夫婦がやってきた。
夫「めずらいいな、餌があるなんて」
妻「窓から見ているよ」
夫「どうやら、病気になったようだ」
妻「私元気つけて来るね」
そう言って妻は主が見ているガラス窓の前で幾度もホバリングして見せた。
そうとは知らぬ主
主「あれ!餌の請求をしてるな」
そのうち、シジュウカラの夫婦を追い払ったヒヨドリの夫婦が珍しそうに干し柿を見つめている。やがて、その美味さに夫婦は無心で啄ばみだした。
夫「な、来て良かっただろう」
自慢する夫を尻目に
妻「あら、主がベットで寝ているよ」
夫「それじゃ、静かに帰ろうか」
夫婦は小さくピィーと鳴いて去っていった。
主「何時も、ギャー、ギャー鳴いて帰るのにどうしたんだろう?」
鳥たちの気遣を知らない主は暖かくなった日差しに誘われてやがてうとうと船を漕ぎ出した。
それに気づいたシジュウカラの夫婦がやってきた。
夫「めずらいいな、餌があるなんて」
妻「窓から見ているよ」
夫「どうやら、病気になったようだ」
妻「私元気つけて来るね」
そう言って妻は主が見ているガラス窓の前で幾度もホバリングして見せた。
そうとは知らぬ主
主「あれ!餌の請求をしてるな」
そのうち、シジュウカラの夫婦を追い払ったヒヨドリの夫婦が珍しそうに干し柿を見つめている。やがて、その美味さに夫婦は無心で啄ばみだした。
夫「な、来て良かっただろう」
自慢する夫を尻目に
妻「あら、主がベットで寝ているよ」
夫「それじゃ、静かに帰ろうか」
夫婦は小さくピィーと鳴いて去っていった。
主「何時も、ギャー、ギャー鳴いて帰るのにどうしたんだろう?」
鳥たちの気遣を知らない主は暖かくなった日差しに誘われてやがてうとうと船を漕ぎ出した。