ずっと押し黙っていた
このまま、黙ったままでいたかった
知らない振りしていると楽だと思った
言葉にするとかえって虚しくなるかと思った
現実を直視することから
画像中の不幸を見ることから
これは見るべきではないと心は伝えてくる
不幸を伝えてくる者達への怒りが増す
心の不調を体が感じ取る
見るな、心は伝えてくる
ああ、私の心は正常と少し、安心する
しかし、また見てしまう私がいる
自己嫌悪に陥る私がいる
平常の生活に戻ればいい
少し前までしていたことが不思議に出来ない
出来る事から少しづつ元に戻せばいい
私の心はこんなにも脆かったのかと
私は何かを発信することで
自分自身を救おうとしている
卑怯なことかも知れないが
小さな声でも伝えたい
希望を持って下さい
どんなに厳しい冬でも
季節が来れば柳のように
逞しく暖かい芽を出します