ゆったり山登り

北海道で暮らす自然が好きで、山登りやカヌーを楽しんでいるのんびり者です。
日々の自然や人との触合いを書いて行きます。

希望

2011-03-31 08:32:24 | 感想

ずっと押し黙っていた

このまま、黙ったままでいたかった

知らない振りしていると楽だと思った

言葉にするとかえって虚しくなるかと思った


現実を直視することから

画像中の不幸を見ることから

これは見るべきではないと心は伝えてくる

不幸を伝えてくる者達への怒りが増す

心の不調を体が感じ取る

見るな、心は伝えてくる

ああ、私の心は正常と少し、安心する

しかし、また見てしまう私がいる

自己嫌悪に陥る私がいる


平常の生活に戻ればいい

少し前までしていたことが不思議に出来ない

出来る事から少しづつ元に戻せばいい

私の心はこんなにも脆かったのかと


私は何かを発信することで

自分自身を救おうとしている

卑怯なことかも知れないが

小さな声でも伝えたい


希望を持って下さい

どんなに厳しい冬でも

季節が来れば柳のように

逞しく暖かい芽を出します


松山湿原

2011-03-29 08:15:58 | 自作
2005.6.23 松山湿原

湿原続きになります。美深町からオホーツク海に抜ける道の途中に登り口があります。ピヤシリ山とも繋がっていて冬にはスノーモービルで往復する人もいます。

春先には美深町でバスを出しての登山会があり、1000円でジンギスカンと飲み物が出て毎年盛況のようです。
登り時間、30分の説明に皆さん軽く考えて参加するようですがいきなりの登りですから平地での散歩のようには行きません。義姉が参加すると聞いて私がいつも携帯している急速冷却スプレーを持たせました。案の定、途中で筋肉膠着を起こしたそうです。
平地での散歩するのと少しでも傾斜のあるところを歩くのが全然違うことを改めて感じました。

途中に仁宇布(ニウプ)村がありまして、ここから1km位の鉄道が残っていて観光客を乗せています。トロッコみたいな小さいものですが。この鉄道は美深町から枝幸町までの予定で施工していました。鉄道の名前は「美幸線」と言っていましたが、車の普及で廃線になりました。当時の名物町長の長谷部町長は江差しまで繋がっていないのに「美幸線」と言えないだろうと頑張っていました。

私が登ったの時期には花があまり見られませんでしたが、此処の売りは蝦夷松の古木が彼方此方に点在する風景にあります。

浮島湿原

2011-03-28 08:41:16 | 自作
2005.8.8 浮島湿原

名前の通りに湿原の中に浮ている島があったようです。昔、その話を聞いたとに私は南米のチチカカ湖の浮島みたいに湖の中を彼方此方動いている様子を想像していました。

近年何処の湿原も涸れてきているのでここも昔から見ると水が少なくなっています。
誰もいないので、ゆっくり出来ました。ついでに天塩岳に続く道を少し歩いてみました。湿原の一番奥に笹にかくれるように細い道が下っています。そこを10分くらい歩くと道のまん中に真新しい熊の糞がありましたので即、退却しました。

一昨年、天塩岳の山小屋に一泊して翌日登る積もりでいましたが途中で雨に降られて下山しました。下山してきた方と話していて、山中の小屋で泊まっていた人がいたと言っていました。車が無いので不思議に思ったので入山届けを見てみると、浮島に下山と書いてありました。本州からの人であったので足をどうするのか聞いて見たい気がしました。
何せ浮島湿原からは何処の町もかなり遠いですからタクシーを頼んでいたにしてもかなりの入れ込み様だと思いました。

イワオヌプリ

2011-03-27 09:17:59 | 自作
2009.6.28 イワオヌプリ

何で、昔の絵を出してくるの?と思うでしょうがこのブログは私の都合で好きなようにして良いのです。(^_^;)

でも一応、言い訳をしますと。絵を描くのが疲れてしまいそれでもブログを書きたいので昔のものを出して載せてしまいました。

五色温泉のキャンプ場から描いたもので後にはニセコアンヌプリがあります。知名度はアンヌプリの方がありますが、登る途中の面白さは断然、イワオヌプリの方が上です。山頂からの眺めは全然違います。アンヌプリは正面に羊蹄山があり、良さはそれに付きます。

この時期に知名度の高い山に登ったことがなかったので、それも土日に、最初、道路脇に駐車している車の意味が判りませんでした。キャンプ場も家族のキャンプと違う雰囲気のテントが多数ありました。それらのことを次の日の朝に理解しました。なんと彼らはタケノコ狩りに来ていたのです。中には大きな鍋に湯を沸かしてその場で茹でていました。何日も泊まっている様子なので業者の人なのでしょう。
日曜日にはほとんど人はいなくなって登山者らしき人だけが残りました。ちらちらと情報交換などをして後はこの絵を描いていました。

カムイヌプリ岳

2011-03-26 11:47:56 | 自作
2010.7.28 カムイヌプリ岳(摩周岳)
font>

晴天の中、汗をかきかき、なだらかなアプローチを進みました。
山頂に到達して青々と輝く、摩周湖を眺めながら昼食を終えました。そろそろ、下山しようとリックを背負ったとき、先ほど追い抜いた五人組の内の三人だけが登って来ました。
そして、私は後の二人が来るまで待って写真を撮って欲しいと頼まれました。いやと言えない私は少し待って、全員の写真を撮ってあげました。女性三人を含んだ70歳代のメンバーでしたがやはり図々しい年代だからでしょうね。

そこで私はちっとだけの嫌みを添えたお話をして山頂を降りました。
「アイヌの民話に晴れた日の摩周湖を見ると婚期が遅れるという物語がありますから気を付けて下さい」
解ってくれただろうか。それとも、未婚の方がいて、心配していたりして…