ゆったり山登り

北海道で暮らす自然が好きで、山登りやカヌーを楽しんでいるのんびり者です。
日々の自然や人との触合いを書いて行きます。

旭川に行ってきました(4)

2013-06-26 07:14:53 | 旅行
16:35~18:50

シンポジュウム
「カムイミンタラ(神々が遊ぶ庭)からの贈り物」

私はこのシンポジュウムに出なければ良かったと思いました。
その理由は幾つかあります。

その一つは題名に関する内容ではなかった事。
司会者を含め演出者が4人後はアイヌ協会会長の方と旭川大学の学長でした。
ですから内容は自然と演劇に関するもので司会者は「地域と演劇の関係」との方向で話を進めていました。
私が期待していた内容からずれている事でした。

それと久々のシンポジュウムでしたから違った期待をしていたようです。
それはもっと意見交換等があって問題を焙り出していくものと思っていましたら
それぞれに敬意を表しているのか唯々各先生方のご意見や経験を拝聴する様なヌルイ内容でした。
外国の何処何処でどんな経験をしたとか誰それの有名な人を知っているとか
その話が悪いというのじゃないのですが何故か自慢話にしか聞こえなくて私の僻み根性のせいかと思いました。

そして、苛々した一番の原因が後で分かりました。
この日の日程ではお昼の休憩が30分しかありませんでしたので大学は日曜日ですから食堂も営業してないと考えてコンビニでおにぎりを買っておきました。それを中庭のベンチで食べて済ませました。
実はここの所、幸いと言いますか体重が減ってきていて血糖値も下がる事が増えていました。
ですから18;00過ぎたころから苛々して落ち着きが無くっていました。それに気付いたのがこの時間でしたからそれまでは理由も分からずにいました。血糖値が低下する可能性を考えていませんでしたから何も持参していませんでした。
ですから、気付いた後はただひたすら終わるのを待っていました。

そう言う情況の中での不満を聞いて下さい(これは病気が言わせるので決して私が言うのではありません)
司会者が終了予定の時間になってから質問を受け付けた事。
これは質問も含めて予定時間内に終わらせるのが司会者の役目と思います。それまでのパネラーに対する質問は省いて問題ないもでしたから幾らでも調節出来たはずです。
これは私にもありそうなので以後気を付けますが
質問者が前振りで話す内容が自慢に聞こえたのです。内容はこうです。
「私は幸恵さんを知る同好会を開催していて毎月、幸恵さんが専門学校まで歩いた道を彼女の苦労を知る為にみんなで歩いています」
別に彼ら何をしようと構わないのですが心臓の悪い彼女と健康なあなた達が歩いて苦労を知るなどと安易な発想をここで言う事はないと思うのですが。
もう一人、これはパネラーにも不満がありました。
若い女性の方がアイヌ協会の川村さんにした質問です。
その前の会話の中でアイヌが行っていたチャランケに関して川村さんはアイヌは戦いを好まない民族だから話し合いで解決して負けた方が宝物を提出したと話していました。
それに関しての質問で「オーストラリアのアボリジニはそれを続けて財産を無くし、最後は戦いになったと聞いたのですがアイヌの場合はどうなのでしょうか」
これも別にアボリジニの話を出す必要も無いと思うですがやはり、自慢に聞こえました。
それと川村氏の答えがアイヌは人がよいから戦いはしなかったと答えました。それも少し、考えた後にです。
それは嘘です。その証拠に道内にはチャシと呼ばれる砦跡が何千カ所もあります。
それに民話の中には沢山の戦いの話が出て来ます。それは明らかにアイヌ同士の戦いです。
川村氏は若い子に事実を話すべきではなかったのではないかと不満に思いました。綺麗事で済ます所を見ると現在の日本人と全く変わり在りません。違った期待をした私が悪いのかも知れませんが…

最後に〆の話を振られた学長が10分以上も話を続けたのにも腹が立ちました。内容と言えば途中でも話せた内容でもありました。
これはあくまでも本意ではなくて血糖値が言わせたことですのでご理解下さい。

追記
なんと学園の出口で野球の試合から帰ってきた生徒達が沢山いて道路の真ん中に車を止めている子がいました。そこで私は車を止めて移動を促しました。危ないとは思いましたが動くと不味いと思いそのままで今したらバックしてきて私の車に擦りました。下りてみてみると案の定、微かに擦れた後がありました。止っている車から運転手は降りてきませんでしたが私は早くお腹に何かを入れたいと急いでいましたので良いよと言ってその場を立ち去りました。
後で考えましたが若者の為にも車から降ろさせ謝らせてから許した方が良かったのではないかと、でも私も急いでいましたし、苛々していましたから喧嘩にでもなったら返っておかしくなったかもしれません。

兎に角、色々とあった一日でありました。

旭川に行ってきました(3)

2013-06-25 09:03:19 | 旅行
次の演目は2階でした。
段取中とかで表で待たされましたのでトイレに行く事にしました。
ところがこの建物のトイレは全階、男女が建物の反対側に別れています。
そして、男子トイレは会場の反対側にあります。これがまた距離がありまして私には辛い事でした。
そこに持ってきてこの階では中国語の検定試験がありまして各教室の表にも人が座っています。
担当の方に私がトイレに行くというと静かに歩いて下さいと言われました。
そんな事言われなくとも静かにあるしかないのは私の姿を見ても分かりそうなものではないかと少しむっとしました。

「神々の謡」~知里幸恵の自ら歌った謡~と題した舞香さんと言う俳優さんの一人舞台です。それと音楽とナレーションと効果音を担当しているいわさき きょうこさんとお二人だけのお芝居でした。

これが舞台です。演技が始まってからの撮影は禁止と言われましたので画像はこれだけです。


正直、ガツンとやられたと印象でした。
元来、私は素直な性格ではありませんので演劇でも観察するような見方をしてしまいます。これは決して良い事だとは思っていません。
そこに持ってきて知里幸恵さんの物語ですから私独自の想いもあります。
そして一人芝居は幸恵さんの著書「神謡集」の出だしのナレーションから始まりました。
そこまでは良かったのですがそこからは舞香が出て来て幸恵さんの役を演じ出しました。この方はふっくらとしていて尚且つ溌剌としていました。声にも声量があり感動を伝えるには十分すぎるほどでした。
それが私には気入らなかった。幸恵さんは心臓に病を持つ小柄な人でしたからまるで雰囲気が違うのです。
ですから私は殊更、批判的に見ていました。
それが見ている内に段々と物語に引き込まれていき最後の方では涙するくらい感動しました。
私はもう一人の知里幸恵さんを見せられた気がしました。
これが芝居の凄さなのでしょう。役者さん演技力が私の想いをねじ伏せたとしか言いようがありません。

それともう一つ、これは作家でもある舞香さんが「銀の滴降る降るまわりに」に感じいたのでしょう不満がありました。それは私も感じていていました。これが作中でのメインテーマとなっており、その答えを物語の結論としているあたりは作家としての凄さも感じました。
その不満とは苛められていた貧乏人が金持ちになった時に気前よく村人を招待したことに対してでした。私の感覚と言いますかここは日本の昔話しであれば因果応報的な内容になると考えられます。ですからこの事でも私は古来の日本原人の考え方は違っていたのではないかと考えていました。
それと同じ感方を舞香さんもしたようです。
死期を知って周りの人々の恨み続けて最後に幸恵さんが得た結論は誰も許す事で救われると「銀の滴降る降るまわりに」は教えてくれていたのだったと。

副題の結果は…

2013-06-21 09:56:12 | 旅行
そよ風を楽しんでいる家を探す事。

この目的は果たせました。が、

彼方此方の町にはかなり沢山の家が風を楽しんでいる事が分かりました。

売っている風車の色々、ペットボトルを再生利用したもの、あるいは自転車の車輪とペットボトルのコラボレーション。

ですが何れも私のセンスにピントくるものではありませんでした。

前回に書いた、昔流行ったクルクル回る品が何とホーマックに売っていました。

でも、これを今更、飾ろうとは思いません。

実は一つだけ、芦別の百年記念館に開催していた木工展にこんなのがありました。


これを風を受けて回るように出来ないかと考えてみましたが。


ああ、それと音の方ですが思い出しました。

実はサンルの発掘の時に薄い板状の5cm位の長さの木石が出ていました。

私はそれを風鈴を作るからと言ってみんなに集めて貰っていました。

それ以来、忘れたままになっていますのでこれで作ると古代の音色を聞けるかも知れません。

動画をブログで配信出来ると聞いて貰えるのですがそれも今後の課題と言う事で。

美瑛~地元

2013-06-21 07:03:29 | 旅行
2013.6.17

旭川シネマ
今日一日はシネマの日と決めました。

それで公開してから直ぐに見に行きたかった作品があったのですが都合が悪く今になって仕舞いました。
その映画とは「探偵はバーにいるⅡ」です。

この作品は原作者の東直巳さんが好きな作家さんでしたので初回を大いに期待しました。
ですが俳優が大泉さんと聞き、何で彼なのと疑問を感じました。
何故かと言いますと原作では探偵は太ちょですが頭は良く洒落が効くが人の良いタフガイです。
大泉さんのキャラクターとは違いがあるのでがっかりしたのが本音でした。

ですが一作目を見ると見事にその不安を解消していました。
大泉さんのキャラクターを活かして尚且つ人の良さとすすき野のを愛する人情味溢れた泣かせる探偵はしっかりと出ていました。
それに脇役はしっかりと元本に沿った見事な人選で監督のセンスの良さに感心しました。

それで上映時間を確かめると午前の部にはありません。
考えると次々と新しい映画が出て来るので日にちが経つと減らしていく事になっているのでしょう。
それで仕方がないので午前の部は他の映画を選びました。

そこで選んだのがJIジョーでした。
この映画一作目を見ていましてストーリーは無茶苦茶ですがこれぞアメリカンと言うべき作品で何も考えずに楽しめる映画でした。
そして今回の作品も同じ感じで前回の悪役を平気で今回は正義の味方にするというご都合主義を平気でするあたりはアメリカンの本領発揮しているあたりは終始一貫しているようです。
今回も文句なく大迫力を楽しめば良いはずでしたが…
実は午前の部は吹き替え板でした。これは良いのですがもう一つ3Dだったのです。
これは私個人の問題なのか年寄り全体の問題なのかは分かりませんが明らかに無理があったようです。
以前に見た時はナルミヤ物語だったから感じなかったのかもしれませんが
今回のはあまりに迫力がありすぎて目が疲れるやら頭が疲れるやらで楽しむ余裕がありませんでした。
もう、3Dはこりごりです。

昼ご飯は近くに100円、回転寿司が在りましたのでそこで済ます事にしました。
私の前に外人の女性が二人入りましたのでどんな食べ方をするのか楽しみしていましたら
何が気入らなかったのか直ぐに出ていきました。
何だか私は如何にも田舎者丸出して今時、時代遅れも甚だしいと反省しました。

「探偵はバーにいるⅡ」は前作と変わりのなくアクションあり、笑いあり、涙ありで期待を裏切らない作品でした。
相棒役の松田さんもお父さんの優作とは違ってはいますが良い味を出していました。
優作さんの「探偵物語」は渋いマスクに似合わない役柄の一見ミスマッチに思える演技が大好きでした。

深川~美瑛(3)

2013-06-20 10:26:20 | 旅行
2013.6.16

芦別から美瑛に抜けるのにまだ走ったことのない道に挑戦しました。
道道「509号線」です。
なんと途中から砂利道になり登山道に向かう林道と変わり在りませんでした。
そして何時もの風景写真を撮りながら美瑛の町に向かいます。
 
      

何だ!何だ! 
こんななんの変哲もない農道で交通渋滞とは…



そりゃ,暇人の私ですから当然、車を止めて人々が向かう方向へ。
あら~こんなところに「JALの先得の木」が


こんな様子ですよ~


なんだか得したような気がしましたが案内の無い今でこれですからシーズンにはどうなりますことやら、
人ごとながら心配ではあります。


無事に美瑛の道の駅に着き、時間が有り余っていましたのでちょと街中の散策に出ました。
こんな趣味の悪い家を見つけました。本来なら載せたくはありませんがあまりに凄いので…

      

ここでも車中泊は数台だけ鹿児島の年寄り夫婦の軽自動車が少しだけ旅を感じさせてくれました。