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なんとなく、すきなこと

熊本地震

2016-04-21 23:20:02 | 日記?
今日であれから一週間が経ちました。

そのほんの6日前、4月8日の金曜日から日曜日までの3日間、7ヶ月ぶりで熊本に帰っていました。

両親と3人で空港から少し足を伸ばして温泉に立寄ったり、あか牛の焼肉を食べたり、懐石料理を食べたり、馬刺しも辛子蓮根も、あと、食べたかった滝川パンの塩バターロールパンも蜂楽饅頭も食べることができて、シアワセな二泊三日でした。

あー、やっぱり熊本最高!大好き熊本!

心からそう思ったし、父がちょっと弱ってるのもあって、東京に戻るとすぐに、今後は頻繁に帰ろうと、ソラシドエアのバーゲン75で7月のチケットを22,180円で買ってニコニコして、熊本大好きなお友達と今月末に熊本料理店で女子会する約束もしてた木曜日、バレエの帰りに山の手線に乗ってたら、スマホにYahoo!の災害通知が表示されました。

「地震?大雨警報?ま、いまはいいや、いつもたいしたことないし」って思ってウィンドウを閉じた少し後に「ノエルさん、地震!熊本!」と知人からLINEが。

わざわざそんなこと言ってくるなんて、結構大きいのが来たのかな…と思いつつ、両親のスマホに電話してみたけど繋がらない。
自宅もダメ。
さっきの警報メールを開いてみたら震度7って書いてある。

胸がザワザワ。
ちょっとこれはハンパなことではなさそうだ。

スマホの電源が残りわずかだったから、とりあえずスーパーで翌日のお弁当のおかずを買わなきゃと買い物しながら「まじでやめてよ」って心でくりかえしてた。
偶然やってた九州フェアの一角で、2日前に銀座熊本館で補充してた、今は十分備蓄がある「すずめのたまご」だけど、パッケージに大きく描かれたくまモンに助けを求めるように一袋ひっつかんでカゴに入れた私。

電車の改札口あたりで母親から「だいじょうぶよ」とメールが来たときは思わず「よかったー!」って声に出してた。

「土曜日にとにかく顔を見に行くから」って金曜日に何度か電話で訴えてたけど「お母さんたちは大丈夫だけん、あたは安全圏におってちょうだい。よけい心配事が増えるだけよ」と言われ、確かに自分に何ができるかを考えたら、無理矢理今乗り込むのは自分勝手なだけだよなと時期をずらすことにしました。

そして、金曜日の夜、本震が来ました。

眠っていて全く気づきませんでした。
朝、友達からのLINEの短いメッセージに嫌な予感がしてテレビをつけたら、本震を上回る余震・・・じゃなくてこっちが本震なの!?

慌てて実家に電話しました。
両親無事、家も壊れることなく、停電も割とすぐに復旧したようだったけど、水が止まってしまい。

それから数日、ようやく水道が復旧し、お店にも商品が並ぶようになったようです。

でもまだ郷土のデパート鶴屋さんは休業のまま。
くまモンも沈黙したまま。

大好きなお城は今の姿を見る度に泣きそうになるぐらい痛々しい姿になっていて、阿蘇大橋も阿蘇神社も倒壊してて、手酷くやられた地域は連日テレビで流れているとおり。

連日どんなにテレビで「今の熊本」を見せられても、まだこの目で見た熊本の光景の方が強くて、熊本へ行ったらカッコいい熊本城が、あの日見たのと変わらぬ姿でそこにある、ように思えてしまう。

まさか熊本が。

そう思うけど、現実は現実。
29日に熊本へ帰ってきます。
何ができるかわからないけど、とりあえず一度帰ってきます。
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