Pink * Satin * Pointe * Shoes

なんとなく、すきなこと

タップダンス始めました

2018-11-26 08:14:21 | Tap Dance
ジーン・ケリーのミュージカルを見続けること2ヶ月、あくまでも見る側に徹していたはずなのに、むくむくと憧れの気持ちが湧いてきました。

「あんなふうに踊れたらいいなぁ」

なんて無謀なことは思いませんが、つま先や踵で音を鳴らそうと思ったらどんな感じになるんだろうという素朴な疑問を解決したくて。

タイミングも良いことに、4月から通っているクラシックバレエクラスがある某スポーツセンターが来月から3月まで改修工事のためにお休みになっちゃうから、体を動かしに行く場所を探してたんでした。
この間までは近所のボクシングフィットネスジムに入る気満々だったんだけど、やっぱりダンスの方が楽しそうだしね。

とりあえずコスパ高そうで通えそうなところをと探してみたら、渋谷の某スクールを発見。
靴は無料で貸してくれて、体験レッスンも1,000円とお安く、入会金もレッスン料もかなり良心的です。

というわけで、善は急げ。
早速申し込んで、昨日行ってきました。

入門クラスの生徒さん2人と、体験レッスンに来た若い娘さんと私の4人での75分のレッスン。
始まる前に「ストレッチしっかりできたら、靴履いてくださいね」と言われただけで、時間が来たらいきなりタップの基礎が始まりました。
まさにタップシューズ!な白黒のコンビ(かなり年季入ってた)で、靴紐がキティちゃんのリボンの靴を貸してもらって、ドキドキしながらカツンカツン。

が、これがえらくムズイ!

いくら基礎中の基礎とはいえ、初めてやるのにサクサク出来たら世話ないか。
とにかくそもそも体重移動が難しくて、まさに体幹出来てないと踊れないんだなと実感しました。
ジーンの体幹は超人的だけど、そもそも人並み以下だからなぁ、私。

何パターンかの易しいステップの75分間な入門クラスはあくまでも先生の親切心から出来たクラスらしくて、適当なところで他のクラスに行っても全然オッケーって言われたんだけど、とりあえず色々心もとないし「何年も入門クラスだけという方もいらっしゃるけど、皆さん3、4回受けてから他のクラスに移られますかねー」ってことだったので、とりあえず今年は入門クラスに通おうかな。

というわけで、来週スタート!
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ジーン・ケリー愛再燃中

2018-11-25 19:09:42 | エンターテインメント
「ロシュフォールの恋人たち」が大好きになって2ヵ月、ほぼ毎日必ず通勤時にサントラを聴き、電車の中とかお昼休みにiPhoneに落とした映画を観て多幸感に浸っている私ですが、気がつくとアンディ・ミラーからジーン・ケリー本人の魅力に引っ張られ、彼の代表作を四半世紀以上ぶりに観始めました。

「とりあえずどんなだったか見とこ」って軽い気持ちでYouTubeに上がってた「雨に唄えば」をiPhoneで片手間に見たんだけど、んもう、面白すぎて楽しすぎてビックリ。
なんですっかり忘れてたんだろう。
私史上、これまで観た映画部門の最高傑作間違いないのに。

30年近くの間、まあ、色々あったけど、思い出さないとここまで記憶から消えてしまうヒトの脳みそのメカニズムって・・・。

でも、たぶん、長い空白ののちに再びジーンに夢中になったのにはそれなりの理由があるんだと思う。
そんなわけで「雨に唄えば」はもちろん「巴里のアメリカ人」も「錨を上げて」も「踊る大紐育」もBlu-rayで購入。
安くて助かる。(笑)

20代でジーンに夢中になった時は、当時住んでたアパートの最寄駅と同じ沿線にあった学芸大学駅で途中下車して、レンタルビデオ屋でちゃんと移動用のケースに入ったビデオデッキも借りて家まで持ち帰り、自分のデッキとコードで繋いで再生と録画のスイッチを同時にガチャコンと押してVHSのビデオライブラリを製造してたんでした。
今じゃ考えられないよね。
それに、今ならネットでいくらでも情報を得られるけど、当時どうやって情報収集してたのか不思議でしかたない。

今回Blu-rayで買った作品のほかにジュディ・ガーランドと共演した「サマーストック」もめちゃくちゃ見てた記憶がある。
なのに、この前シネマヴェーラ渋谷でミュージカル特集をやったときに「雨に唄えば」と「巴里のアメリカ人」と「ジーグフェルド・フォリーズ」と共に「サマーストック」も観に行ったけど、ほんと名作で、観終わって「ああ、良かった。チョー良かった」って満面の笑みで出てきたくせに、この四半世紀、ジュディの歌も、ジーンの新聞紙ダンスもほとんど忘れてた私。

脳みそどうなってるんだよ。

ところで、ジーンのソロのなかでは「雨に唄えば」のずぶ濡れで歌いながら踊る超有名シーンの次ぐらいに世界中で愛されてる(と思う。映画「レオン」でも出てきてるし)ローラースケートでタップを踏む有名シーンがある「いつも上天気」、なんと日本でソフトが売られてないの!
そのシーンだけならYouTubeでも観られるけど、自分のこと嫌いだったけど、素敵な彼女が自分のことを好きって言ってくれたおかげで自分のことが好きになったんだって、恋に浮かれてローラースケート履いてるのもウッカリ忘れて人目もはばからず歌ったり踊ったりして仕舞いには拍手喝采!に至る展開を、映画そのものを観てみたくて、NHKBSあたりでそのうち放送してくれるかもしれないけど、そんな先のことなんて待っていられずAmazon.comへ。
Blu-rayだと日本の再生機で観られるのは嬉しい限りです。
しかし、覚悟して買ったわけだけど、日本語字幕ないのツライ〜。

悲しいことにストーリーや設定の理解度60%なこの作品ですが、それでも凄いお気に入りになっちゃった。
当時43歳ぐらいのジーンの、30代の頃と比べて少し脂っ気が抜けた具合が丁度良いのと、ビジュアルがめちゃくちゃ好みなシド・チャリースとジーンのツーショットが何と言っても眼福なのはおいといても、MGMミュージカルなのにペーソスというベールで覆われていて、元ネタの「踊る大紐育」にあった能天気さが無くなってる。
多幸感に溢れてるローラースケートのシーンもどこかシック。シドのダンスシーンも毛色が変わってて面白いし、いやー、シドスゲー。
三分割されたシネスコ画面で別の場所で煙草片手に思いに耽る元GI3人組の曲Once Upon A Timeの振り付けとか痺れます。
男3人の友情物語がメインになっててシドとジーンの絡みが少なかったのが残念だけど(しかも二人でのダンスはゼロ!)、それは「ブリガドーン」を買って埋めるしか無いか。

<ここから追記>
と思ってたら、2人の物凄いダンスシーン発見!
だよねー、2人で踊らないわけないよねー。
ただ、どう考えても話の流れとは異質過ぎてカットされたっぽい。
折角2人がステキな言葉のやりとりで心通わせたのが台無しになっちゃうしな。
ダンスシーンの代わりにもちょっとイチャイチャな場面があったら言うことなしだったんだけど、惹かれ合う流れはとても自然だったからよしとするか。

シドとジーンのダンスシーン

ていうかこのシーン、最初から映画に盛り込むつもりなんてなくて2人で踊るのが目的で撮影した疑惑が私の中で浮上。
だって、ダンスはすごいけど、やってることは「イロモネア」のモノボケなんだもん。
40年代までのハリウッドならわかるけど、さすがにジャッキーとテッドがこんなに踊れたら話が成立しないわ。
まあ、でも、2人のファンにとっては「撮っててくれてありがとう!」なんだけどね。
<追記ここまで>

ところで「ブリガドーン」も「いつも上天気」も既視感があるのは気のせいか?
実はDVDでの発売がなかっただけで、VHSはレンタルビデオ屋にならんでいたのかも。
ダビングして持ってた映画を、見た記憶すらなくなってたとしたら、私の脳みそヤバい。

それはそうと、字幕付きのでちゃんと理解できたらどんだけ良いかと思うけど、でも、観られて良かった。
だってほんとに素敵なんだもん。
歌やダンスのみならず、テッド(ジーン)とジャッキー(シド)のカップル萌えまで楽しめるなんて!

NHKさん、BSで放送お願いします!
もしくはワーナーさん、日本語字幕付きでBlu-ray出してください!
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