ぴか の観劇(芸術鑑賞)日記

宝塚から始まった観劇人生。ミュージカル、ストレートプレイ、歌舞伎、映画やTVドラマ等も書きます。

09/02/01 私の2008年の歌舞伎ベスト3

2009-02-02 00:20:45 | 観劇
昨年7/4のすずめ二人会「怪談牡丹燈籠」にご一緒したさちぎくさんにご紹介いただいたyukiさんがご自身のサイト「ご機嫌!歌舞伎ライフ」で「アンケートによる前年の歌舞伎ベスト3」という企画を毎年実施されている。「2008年、あなたが一番好きだった歌舞伎は何?」ということを考えて第3位までを投票すると、yukiさんが加重平均作業などをしてくださって結果を発表されるという企画である。
昨年のご縁から12月末に投票のお誘いメールをいただいていて、ぐずぐずと考えてきて、ようやく締切日の1/31に駆け込みで投票させていただいた。

その集計結果が2/1に発表された(52人が投票されたとのこと)。
「アンケートによる2008年の歌舞伎ベスト3」
ここで東京篇だけご紹介すると以下の通り。
<第1位>10月平成中村座 通し狂言「仮名手本忠臣蔵」=45点
(内訳は全体:29点、Aプロ:5点、Cプロ11点)
<第2位>
5月歌舞伎座 通し狂言「青砥稿花紅彩画」=37点
<同第2位>4月歌舞伎座「勧進帳」=37点

私は初めての投票なので勝手がわからなかったが、企画としてのベスト3ということで選んでみた。理由とともに下記に書き出してみる。
第1位:10月平成中村座「仮名手本忠臣蔵」
私はひとつのプログラムしか観ていないがこの4プログラムを同時にという企画そのものの志の高さを高く評価した。そして松嶋屋の仁左衛門・孝太郎の両丈を迎えての企画という点も合わせて評価して、第1位とすることにした。
第2位:1月演舞場「雷神不動北山櫻」
海老蔵が演舞場で澤潟屋の若手を率いて座頭をつとめる公演が増えているが、そのスタートのこの公演を評価したいと思った。最後のイリュージョン演出の不動明王の場面だけは練り直してもらってまた東京でも再演して欲しい。ちゃんとした感想は未アップで恐縮m(_ _)m
第3位:5月歌舞伎座夜の部の通し狂言「青砥稿花紅彩画」
当代菊五郎の一世一代の弁天小僧の公演になったのではないかと思っている。ダイエットされてすっきりとした若衆姿に驚いたし、最後の立腹の激しい立ち回りまで立派につとめられて感嘆した。それを共演していてしっかり見ていた海老蔵がこの1月の演舞場で浜松屋からの半通しで弁天小僧をやったのだろうと思う。團菊祭の方はベテラン揃いの芸をしっかり堪能させてもらった。

集計結果と比較してみて、第一位は同じだったし「青砥稿花紅彩画」も3位以内で同様だった。4月歌舞伎座「勧進帳」(仁左衛門×勘三郎×玉三郎)も最後まで悩んだ演目だったのでかなり近い。私が第2位とした1月演舞場「雷神不動北山桜」も28点で4位だったということでこれも近い。
初めての投票でなかなか面白いと思えた。今年も東京の歌舞伎の舞台についてはなるべくまんべんなく観ていくつもりなので、来年1月もぜひとも参加したいと思っている。


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3 コメント

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ありがとうございました (yuki)
2009-02-02 22:13:58
このたびはアンケートにご協力くださいまして、本当にありがとうございました。楽しんでくださったようでとても嬉しいです。
ぴかちゅうさんの選ばれたものが2つもベスト3にはいりましたね。
来年もまたぜひご参加くださいませ。
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★yukiさま (ぴかちゅう)
2009-02-02 22:40:41

毎年のベスト3投票を呼びかけて集計していただき、有難うございます。来年も参加できるようにいろいろと観ていこうと思っています。
また、これを機会に拙ブログのブックマーク欄にもこちらのサイトを登録させていただきました。ぞうぞ今後ともよろしくお願い申し上げますm(_ _)m
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ぴかちゅうさま (yuki)
2009-02-03 20:27:31
ブックマークに登録して下さって嬉しいです。
ありがとうございました。m(__)m
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