リカコの、これは「ゴミのようなブログ」か「ブログのようなゴミ」か

今までの人生は挫折つづきでサボテンのぴょん太さんもベランダで干からびているけど、最近ようやく自分を肯定できてきてるかも…

そして、髪をいじり続ける自分に戻った…

2009-01-31 00:50:05 | 日記
あのとき、自分ははっきりとフラレたのだ。
彼がゆっくりと発した言葉は穏やかだったけれど、着実に私の体を静かに冷たく切り裂いていって、そして私の中のほとんどの自分構成要素がそのとき死んだ。
生き残った私の断片はそれでも彼を諦めきれずに愛したい愛し続けたいと願っていたが、そう思えば思うほど自分の心はうつろになっていった。
彼を憎めればどんなにか楽だろうと思った。嫌いになればきっと忘れてしまえるだろう。でもここにきて、死んでいたはずの私の心が反発した。そして私は今の彼と今までの彼とを切り離し、過去の思い出に閉じこもるようになった。

目の前にいる実物と思い出の中の彼は同じ見てくれをしているのに、片方を憎みもう片方を愛するのは複雑で苦痛だった。心はこういう矛盾に疲れて死んでゆくのだろうと感じた。


ところが今日、振り返ったらそこに彼がいた。
「降り始めたね」
と空を見上げながら言った。
そして私は手を掴まれ、暗がりに連れていかれ、そこでキスをした。
私は至近距離で彼をにらんだ。
「酔っているんですか?」
「まあ、そういうことにしておこうか。」
いつもの、吸う力の強い、私の思考力を奪ってゆくキスだった。いつだって私はこれをずっと求めていたんだ。
今と過去との境目に築きあげた壁が崩される思いがした。でも、壁を取り払って何になる?壊死した心はもうそこに残っていないというのに。

肉体の感覚と心とはまったく別個の神経系であることを私は冷静に頭の裏の辺りで実感しながら舌を絡め続けた。
このまま再度深淵に堕ちていけば、1回目とはくらべものにならないほどの深手を負うだろう、もう二度と這い上がってこられないかもしれないことは容易に想像できる。でも肉体は理性を無視して快楽を求める。感情がなかったら悲しみも感じずに済む、心がそこになければ一時の快感だけが残り、それはそれで幸せなことだろう…。

「わかりません」
彼から顔を離し、そう言って私はそこから立ち去った。にこりと笑う余裕さえ、私の心の中では死に絶えていた。

そこから家に帰るまでの間、電車の中で髪をいじり続けた。しばらく伸ばし放題だった髪は傷んでいて、私はざらざらと波打っている毛髪を1本1本抜き続けた。



(創作です。念のため。)

勤めを辞めたら

2009-01-28 21:11:16 | 日記
今月いっぱいで上司が退職する。
私と同い年の人だけど、専門学校を出て就職して10年以上ここで働いて、みんなから頼りにされているスーパーウーマンだ。

ただ、2年くらい前に体をこわして入院し、それからは「体調不良で休みます」とか「休むのは午前だけにしようかと思ったけれどやっぱり午後も休みます」なんてことが多くなり、毎週のように3連休、4連休、最近はもう週の半分は上司がいないという心構えがみんなにできてしまっている。

それなのに、「きっと転職だよ」とか「進学するんだよ」とかいう噂が絶えないのはさすがスーパーウーマンだと思う。
それに加えて、いままで散々休みまくってきたくせに1月31日が最終勤務日で3月31日まで有休消化ができるって、いったいどれだけたまってたんだろうか。職場のことをいちばん知ってるという立場を利用して何か操作でもしたんじゃないかと勘ぐりたくなるほどだ。

でも、ホント、会社辞めてどうするんだろう。2月3月は南半球に語学留学して4月から学生に戻ってみたり…、私だったらそうしたいな。

ちくちくと、丁寧に。

2009-01-27 20:02:36 | 日記
ミシンを買いたい。


と思ったんだけど、どうせ私なんて飽きっぽくてすぐ放り出すのだから、
「自分が毎日使う小物を手縫いで10個作りなさい、そうしたらミシンを買ってあげるから」
と自分に言い聞かせた。

ひとつめは破れたジーンズに当て布をした。
(よりによってケツを破くとはいったい何事であろうか、という話はまた別の機会に…)

ふたつめは首元のべたべた汗でよごれて黄ばんでしまったブラウスの襟を取り外してひっくり返してまたつけた。

みっつめはブックカバー。
文庫本をはさむ前提で作っているのに、端切れ布の大きさを優先してしまったがため、規格に2mm足らない不良品ができてしまった。


ちょっとグレる。

よっつめ(いや、みっつめリベンジか)、なにを作ろうかな。

あぁ、いい日曜だった。

2009-01-25 23:30:03 | 日記
神奈川の外れ、JR東日本が終わってJR東海が始まる辺りに暮らしていると、他の神奈川ケンミンからイナカ者扱いされることもままあるけれど、こんなに不便でもイイコトはあるのだ。

うちの辺は静岡のローカルTV放送が映って、ローカル局なんて午後はだいたいドラマの再放送をやってるんだけど、2局あるうち片方が戸津川警部を、もう片方が時間差でタクシードライバーの推理日誌を放映して、あんなに長い時間アンニュイな昼下がりを渡瀬恒彦を見ながら過ごすことができてほんとうに幸せだった。

平日は、静岡のTV局の他にTBSやフジでもドラマの再放送をやっているので、録画機器をちょっといじるだけで娑婆に帰って来れなくなること間違いない。
ダンナが転勤にでもなったらマジで泣くワ、ホントに。

とうとう牛角から卒業するのか

2009-01-24 14:25:08 | 日記
というか、胃腸に起因する理由で「胃がはちきれるほどガッツリ喰らう焼肉」から「腹八分目に楽しむオトナの焼肉」に移行しただけだ(年だ)


リーズナブルにA5ランクの肉が食べられる、と店の外にも書いてあったけど、A5が肉の等級だなんてつゆ知らず、てっきりA4の半分の大きさの和牛が食えるのか!と勘違いして大いに喰らうつもりで店に入った。
(ぜんぜん胃腸の理由じゃないじゃん)

A5の肉とは、牛角の中落ちカルビとはまったく異なる嗜好品であることがよく理解できた。

その店に入る2時間前にカレーを食べる(しかもボケ老人のように食べたことを忘れる)という失態を演じていたために、満足するまで飲んで食って牛角よりちょっと高いかなという程度に出費を抑えられたので、自分たちもそろそろ牛角から卒業できるかもしれないと危うく思いかけた。
でもカレーを事前に食べなければ軽く牛角の2倍いくのだろう。


そして「オトナの焼肉」とは何ぞや?という問題について、私とカレとの見解が少々異なることがわかった。

叙々苑みたいな高級店で余裕かますのがカレの言う「オトナ」。
テーブルや壁がべとべとしそうなコギタナイ店でひとりでシカメツラして食べるのが私の考える「オトナ」。

向かうところが異なる2人は今しばらく牛角食べてなさいってことか。

あの人、ってだれ

2009-01-21 22:19:43 | 日記
ふぅ。

ここ何日かは普通に起きて普通に仕事して普通に寄り道して美容室に行ったり輸入小物ショップ巡りをしたりしてたけど、たまらなく気分がふさいで頭ん中が「自己嫌悪」の4文字でいっぱいだった。
どうして自分はこんなにダメなんだろうかとか、自分をテレビみたいにプチッとスイッチ切ってリセットできたらどんなにラクになれるだろうかとか、死ぬんだったらガス中毒と動脈切るのと飛び降りるのと海に沈むのとどれがいちばんあの人にショックを与えられるかとか何日間か朝起きてから寝るまでずーっとそんなことをうじうじと考え続け、それが今日突然パッと日が射すように消え失せた。
そして、爽快で超楽しい1日が過ごせた。


こんなに浮き沈みが激しくてだいじょうぶかなぁ。

少年の足首は細い

2009-01-14 22:45:01 | 日記
新年会がある。
なのに、それなのに、私のくつしたは全部穴があいているのだ。

そんなわけで、しかたなくユニクロに行った。
婦人用ソックス 22~24cm 3足990円
キッズ用ソックス 22~24cm 4足990円

色とか、ラインとか、ちょっと子どもっぽいかもしれないけど、もうこれは断然子ども用を買うのが得だ、と迷わずレジに持っていった。


しかし、足のサイズは問題ないのに、足首がキツい… >_<
血の巡りが悪くなりそう。
いつまでも子どもでいられると思ったら大間違いだった。

キミは「もっこり」を覚えているか

2009-01-13 19:37:18 | 日記
ハリウッドスターに毛筆で書をしたためさせ、掛け軸にしてオークションで売る ――
どれだけ前のテレビ番組なのかすぐには答えられないくらい昔、とんねるずのハンマープライスという番組をよく見ていた。

で、先日の父と娘の旅の最後になにげなく入ったほうとう屋敷みさか路という郷土料理レストランで、この番組のことをいろいろと思い出すような逸品に再会した。

ジョン・ボン・ジョヴィが書いた「もっこり」、
トム・クルーズが書いた「アカんデミー賞」、
アンディ・ガルシアが書いた「アンディこうなるの」
有名人掛け軸以外には、さくらももこがイラストを描いてくれた箪笥とか、和田アキ子の実物大ハンドモデル…そうそう!中指を突き立てたやつ!あ~ここの店長が競り落としてたんだ。

へーぇ!なんて眺めていると父は「車を見てくる」と外に行ってしまった。外の駐車場にはここの店長が道楽で集めたリムジンやランボルギーニカウンタックが止めてあって、アロワナ(維持費年間何百万もかかるという高級魚)に裸婦がしがみついている巨大な石像が。
はっきり言って、店の外も中も趣味悪すぎだ。
ついでに、店員も元ヤンみたいなガラの悪そうなのばっか。
それで、ほうとうもあんまりよく煮込んでないから、ぜんぜん本場の味とは言えない。

でも。でもでも。
もともとほうとうなんて山奥の農家の貧乏食でうまくもなんともない物なので、肉だのカニだのがんがん入れてきしめんみたいな平べったい麺を柔らかく煮てくれるのであれば、本場のほうとうよりも何倍も美味いじゃん、ということになる。
だいたい、私が子どもの頃から食わせられていたほうとう(いや、かつては「ほうとう」という名前はなく単にニゴミと呼んでいた)はばあちゃんが汚い床にうどん粉たたきつけて作った太い麺で、具は大根と油揚げのみ、ゆっくり煮る間もないまま食卓に並べるので麺は半生で粉臭かった。
主食がご飯でおかずがニゴミだけ、というパターンが冬は多かったので、ニゴミなんて大大大っ嫌いだった。
だから、趣味の悪い店で躾の行き届いてない元ヤンウェイトレスがガチャンと本格的じゃないほうとうを置いてって1500円払うのと、いかにも田舎の食堂みたいな貧乏臭いところでまんまるしたおばちゃんが本格だけど大して煮えてないし具もかぼちゃとイモだけのほうとうを出して1500円払うのとだったら、私は断然前者のカニほうとうを選びたいと思う。
それに、いろんなところで買ってきたり、自分で作ったりしたお宝をいろんな人に見てもらってお客さんを楽しませたいだなんて、見上げた心意気だと思う。
ヴァンフォーレ甲府のスポンサーもやってるんだし、こんなほうとう屋さんがあったっていいじゃないか。


でも、私、ほうとう食べないでコロッケ定食にしたけどね。ほうとう、嫌いだし。

日本の政治みたいなお菓子

2009-01-12 23:54:23 | 日記
山梨の人たちが毎度のようにおみやげに買ってくる桔梗屋の信玄餅、なのだ。

なんか感じが変わったなあと思ったら、これは「吟造り」というちょっといいメのやつなのだそうだ。

ふつうの信玄餅と違って厳選されたもち米を使い、丹波産黒大豆を挽いたきな粉をまぶし、黒蜜は県内産のハチミツを使っているんだそうだ。

賞味期間、3日。

普通の信玄餅が125円くらい、この吟造りは185円する。

透明なビニールの風呂敷ではなくピンクの不織布で包まれていて、楊枝は竹だ。

なんか、国産の材料使ってるのはよいとしても、だったら普通の信玄餅は国産材料じゃないんだーとわかってしまってちょっとイヤ。それに、包装といい楊枝といい、またムダなところに金かけたなぁというのが正直な感想だ。
味も、蜜がちょっとあっさり目になった以外はまったく違いがわからない。

お金たくさん払ってるのにこれじゃ、指示率下がるなぁ。

2億の資産を形成する生活。

2009-01-08 22:39:49 | 日記
昨日読んだ本は、図書館にイイカゲン返さなければ督促の電話がきそうだったので斜め読みというか目次読みに近い読み方しかできなかったけれど、とても共感できる内容だった。

金持ち(といっても資産2億円くらい)になれる素質を持つ人は、10人のうち1人いるかいないかだそうだ。日本人の10%は小金持ちになれるかもしれないんだ♪と一瞬明るい気分になったけれど、チェックリストの設問に答えていったら、私は中の下。今のままではどんなにがんばっても1000万円くらいしか貯めることはできず、住宅ローンなど抱えようもんなら一生ジリ貧生活を余儀なくされる、程度の低い人間だそうだ。

この著者は元エリート銀行員で、お金のない人(=融資の相談に来る人)をたくさん見ているのでどんな人が金持ちになるのかがよくわかっていて、暴露本を書いて退職しフリーライターになってからは、この収入で自分がやってけるのかどうか、日々危機感を持っているんだそうだ。
こんな売れっ子ライターでもそうなのだから、なんの危機感もなく漠然と食べたいもの食べて好きなもの買って生活している私って、将来大丈夫なんだろうか。

この著者は話が大げさなので7割方冗談のつもりで読んでいたけれど、「アメリカ人の金持ちはケチだ」と書いてある部分は私にも多少実感があった。
前の会社のドイツ人上司も、この本に出てくるアメリカ人上司と同じく、絶対年収2000万くらいもらってそうなのに、朝も昼もりんごかバナナとピーナッツバターを塗ったサンドイッチを食べていた。飲み物は絶対買わないで給湯室のネスカフェをくすねて飲んでいた(みんなで持ち寄っているのに、絶対持ってこない)。口グセも同じ「日本は物価が高い!」この上司と帰りに一杯…なんてことになると悲惨で、ビール1杯と枝豆だけで2時間も3時間も話し込んだりする。私は日本人の上司にだったらひょいひょいついて行ってご馳走になってたけど、この上司とは絶対行くもんか!って思ってた。年収2000万もらえたら私だったら毎日レストランでランチしちゃうけど、年収300万の私が毎日お昼に700円使ってるなんて知ったら、この上司は卒倒したんじゃないだろうか。

だからといってりんご+ピーナッツバターサンドイッチという欧米スタイルの真似はしないけど、ジリ貧と言われたのはちょっとショックなので、少しは節約に励もうと思う。

でも、本にも書いてあったけど、自分のパートナーにやる気がなかったら元も子もない。アイツの教育から始めなきゃならない…と考えるとたまらなく気が重い。

私の好きな鳥

2009-01-06 19:23:41 | 日記
まんまるにふくれたお腹と羽の内側が白くて、飛ぶときにその白が美しく見える。
トコトコとすばやく歩き、立ち止まるときは長い尾っぽを上下に振ってバランスをとっている。

いままでこれはヒバリだと固く信じて疑わないでいたけれど、図鑑を見てみたら違った。
誰かに「この鳥…」と見せようと思うのに、なかなかいい写真が撮れなくて、いつまでたっても名前がわからない(泣)

だれか私を助けてください。

小池徹平だけは許せない

2009-01-05 23:07:59 | 日記
…のだそうだ。
小池徹平だけはどう転んでも自分よりかわいいから、私が「好き」とか「かわいい」とか言うとたまらなくクヤシイのだそうだ。

なんつうナルシシストなんだうちのカレは。


ほかにもカッコイイ男はたくさんいるのだけど、どうやら唯一小池徹平くんだけがカレ自身と目指すところが同じらしい。
ウェンツは違うらしい、だから私がどんなに好き好き言っても、へとも思わないみたいだ(好き好き言わないけど)。
玉木宏も阿部寛も小泉孝太郎も、自分とはぜんぜん路線が違うから何とも思わないんだそうだ。
ついでに、常日頃から私がいちばん好きだ好きだ騒いでる千原せいじなんかもまったく眼中にないらしい。
(って、普通そうか。)

なぜそこまでライバル心を燃やすのかよくわからないけど、たしかに小池徹平くんはピュアでかわいいと思う。

富士には月見草がよく似合ふ

2009-01-04 04:54:35 | 日記
…父と娘の最後の旅、のつづき…

太宰治が『富嶽百景』でこんなことを書いていたのだという。
富士吉田の駅からバスに揺られて山の方に向かって、周りの人たちがみな富士山に目を奪われるなか、このあたりに住む老婆がひとり、足下に咲く月見草を指さしていた。
なるほど地元に住む人にとっては富士の絶景もごくあたりまえの日常的な風景であり、それよりも小さな儚げな花を美しいと言えることに心を動かされた。
何度も自殺未遂を繰り返しているだめな自分を取るにたらないちっぽけな野の花に重ね合わせ、また、月見草も富士に負けじと美しい存在であることを老婆によって気づかされ、太宰は立ち直ったのであった。


どこまでが太宰の書いたことでどっからが父ちゃんの解釈なのかは知らないけど、そんなわけで今日の目的地は御坂峠の「天下茶屋」。
自殺未遂を繰り返してた太宰を井伏鱒二が呼びよせて、ここでしばらく暮らしてたんだって。


そしてこれが父と娘の最後の旅っていうのは、今週父が入院して手術を受けるから。
母があまりにしつこく私を行かせたがるので
「あぁ、もしかしてこれで会うのが最後かもって予感があるんだね?」
と聞いたら「なんてこと言うの!」と叱られたけど。

父と娘の最後の旅

2009-01-03 20:17:54 | 日記
おとといからカレに「満北亭(まんぽくてい=実家の近くにあるラーメン屋)に連れてけ連れてけ満北亭満北亭満北亭満北亭」と言われ続けていたので、今日こそは絶対に連れていこうと決心して早起きしたのに、母が
「今日はお父さんが富士山の写真を撮りに行くと言ってるから、一緒に行きなさい」
と言う。
私としてはかなりきっぱりと
「いやだ、行かない」
と断っているのに、母も執拗に誘ってくる。
「おいしい物食べさせてくれるって言ってるし」「河口湖でおいしいものって言ったってたかが知れてるもん。ほうとうなんて食べたくもないし」
「今日の富士山は絶対きれいだから」
「山なんか見たって腹はふくれないもん」
「せっかくあんたと一緒に行きたいって言ってるんだから」
「団塊世代の生き甲斐さがしにつきあってるヒマはないの」
…って頑なに拒み続ける私もヒドい娘だなぁと思われるかもしれないけど、とにかく断り続け「早稲田が逆転優勝するの見たいんだよぉぉ」とテレビの前にひっくり返ってじたばたしたのに、否応なしにプラドに引きずり乗せられて河口湖に向かった。

で、高速乗った途端、これだ。日の出暴走。河口湖インターで降りるときに料金所の外にケーサツがいたけど、捕まえる気あるんだろうかと言うほど少人数体勢だった。