ペトロとカタリナの旅を重ねて

あの日、あの時、あの場所で
カタリナと歩いた街、優しい人たちとの折々の出会い・・・
それは、想い出という名の心の糧 

アラマタにまいった?

2010年07月20日 | 本/図書館/言葉

 「アラマタ美術誌」(新潮社)を借りたこと、<お待たせ!>でペトロ が書いた。
 博識の奇才、荒俣宏著のこの美術誌、288ページとそれほど大部でもないのだが、読み出したところ、これがなかなかもって手強い。

  早読Photo_5み、速読は得意なのだが、出だしの、「第一章:人はどうして絵を描くようになったのか」の「1 ‐ 影の叡智と光の啓示」で、これは、熟読しないと駄目だと痛感。
 何時もは電車内などのながら読みが専らだが、この本はメモを取りながらじゃないとお手あげになる。

 レンブランドの光と影の使い方に魅せられて以来、絵だけでなく、好きな茶道の世界にも根底に陰陽があり、人間の思考の根底、いや、存在するすべてのものに、表現は違っても「光と影、表と裏、陰と陽」があると思っているが、この本の書き出しもまさにここから始まっている。

 ただ、遅々として進まぬ本を抱え、腰を据えて読書したいと、目下、家事の手抜きを画策しているのだが、何せあのかさ高きペトロが立ちふさがるゆえ果たして?

 このPhoto21日が貸し出し期限。
 ペトロに、「延長が可能なの?と尋ねたら、PCで検索したらしく、「5人の方がお待ちあそばしている」と返され、思わず、「う~ん」。
 
結末、何時かまた書ければと思ってはいるが、如何なりますことやら。                                                    

 ところで、写真の花、<高く手を振る日>にも書いたが、お茶花に貰った「崑崙花」。
 
月に一度のお花の稽古でお世話になるお花屋さん、「もうお終いの時期だけど、ひょっとしたらあるかも」と、鉢植えを取り寄せてくれた。

 自然のままに丸々と太って? 枝振りも、白い葉も黄色い花弁も、勝手次第なのはご愛嬌。(

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