東京・M中学校のスキー教室は毎年行われているので
100人のうちの3分の2が経験者です。
担当したのはプルークボーゲンが出来る程度
つまり"初心者の一つ上"の班の男子8名でした。
1日目午後:曇り
2日目:晴時々曇り
3日目:晴れ
4日目午前:晴れ
訊くと5日以上は0、中には過去のいつかに1日だけ滑ったことがある
という生徒も1人いましたので、やはりブーツの履き方から教える
いつもの"自称中級"と同じメニューから始めることにしました。
すると当然のように「踏み上げ」のカニ登行は1名が全く出来ず
さらに彼を含んだ3名は、プルークの三角形で滑ることさえおぼつかなく
プルークボーゲンどころではないのです。
ただリフト乗車は全員が初めてではなかったので
この部分は唯一の救いでした。
1名を初心者班に移動してもらい、逆に1つ上から格下げで1名受け入れて
結局は8名のまま、2名が"なんちゃってパラレル”にまで上達してくれました。