段ボールの封をするには
接着剤、テープそして針(ステープル)を使う3つの方法があるそうです。
北隣の2町歩ほどのリンゴ農家Kさんが使っているのはステープラーと呼ばれ
大きなホッチキスのような針(ステープ)を打ち込む器械で
日本語では封函機(ふうかんき)と訳されているようです。
これは電動コンプレッサーによるエア方式なので
針を打ち込む際に「バシュ!バシュ!」という独特な大きな音がしますが
器械を使って大工さんが釘を打つ際の音に似ています。
(ロック社製CR型エア封函機)
手動式も持ってはいるのですが、夫婦2人とも80歳超えの高齢者ですから
やはりこちらの方を重宝がるのはしょうがないことでしょう。
ところがこの器械、ここ2週間で2度も
針が出なくなったと助けを求めて呼び出されているのです。
最初の時は指先で針を押しただけで他には何もせず順調に作動し出してしまい
結局、何が悪かったのか分からないままでした。
ところが2度目の今度は"そうは問屋が卸さなかった"のです。
1日目に小1時間かかっても直らず、取扱説明書は当然のように紛失していますので
止むを得ず2日目はまずは造りと仕組みを理解するため一部をバラすことからスタートし
ようやく「こうすれば上手く動く」ところまで辿り着くことが出来ました。
もちろん、一部ワッシャーを追加する加工をしましたが
後はネットを通じて要求した取説を精査してからにしましょう。
どこかの調整だけで済むかも知れませんので。